◆夕張バス路線図 昭和38年◆

約半世紀前に消えた 伝説の夕張バス路線図

夕張バス路線図

★夕張市内には昭和19年まで北海道中央バスの営業所があり、夕張線(夕張駅前〜鹿ノ谷駅前)、若菜辺線(鹿ノ谷〜若菜辺)、真谷地線(沼の沢駅前〜真谷地駅前)の3路線を運行していたが、戦局の悪化に伴う休止指令のため運休、利用も少なかったため昭和23年12月正式に廃止された。

 しばらくして、昭和25年3月に横川惣太郎氏(初代社長)らが道南バス社長徳中祐満氏の協力を得てこの夕張乗合自動車(のち夕張バスに社名変更)を設立、翌4月1日から19人乗りのバス2台で営業スタート。昭和31年9月には夕張〜札幌間の急行バスを開設して札幌市内にも乗り入れたが、同38年10月夕鉄に吸収合併して解散した。本社は夕張市本町4丁目11(のち若菜町11番地に移転)、札幌急行線用に札幌テレビ塔内に営業所、札幌市内(菊水9条3丁目)には車庫もあった。

★丁未〜若菜間には「雄飛橋」「拓銀前」「市場前」「学校通」「花園橋」「営林署前」の各停留所もあったがスピードアップのため昭和33年4月に廃止。

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