北海道中央バスファンクラブ 制作・著作 KSK-PROJECT
中央バス廃線倶楽部 |
廃止された中央バス路線の思い出日記
地下鉄開業の代償路線東71南郷線(札幌駅前〜1条橋経由〜南郷営業所) (コメント) しかし地下鉄には勝てず、わずか3年余りで廃止されてしまった.... そういえば、S53年に札幌駅前ターミナル(そごうデパート1F)が開設されたときに日航線、定期観光に混じって、なぜか南郷線(東70〜73番)がしばらく乗り入れていたコトがあった。 |
アンパン道路を走っていたバス南平岸線(五番舘前〜南平岸〜月寒営業所) (コメント) バスはそこから札幌方面へ向かい、つきさっぷ中央公園(月寒庁舎跡)向かいの細い路地を左に曲がり、通称 アンパン道路 と呼ばれる勾配のキツイ曲がりくねった道を南平岸(現・平岸7条13丁目)まで走っていた。 「アンパン道路」の呼称は、なんでもこの道を作った兵隊さんのために、よくアンパンが支給されていたかららしい....(いまでも月寒アンパンという名物? が時々売っている) またこの辺りに軍隊が駐留していたコトもあったようで、いまでも「自衛隊送信所」や「忠霊塔」なんてものがあったりする。 |
マイクロバスが走った路線 その1平岡・里塚線(北野ターミナル〜平岡2号線経由〜三里川) (コメント) 当時の平岡にはバスの走れるような道はほとんどなく、この路線ルートもクルマがやっとすれちがえる程度のかなり狭い道だった。マイクロバスの運用は当時としては苦肉の策だったのかもしれないが、いまにして思えば近ごろ流行りの「コミュニティバス」のハシリだったかもしれない。 で、冬期は積雪で道が埋まるため 運休 していた.... いまではひっきりなしにバスが行き交う平岡・里塚地区だが、この当時はバスが走るなんて考えられないくらい「ド田舎」だった。 起点の北野ターミナルはいまのツルハ北野店(北野7条5丁目)の場所にあったが、ターミナルといっても簡易トイレがポツンとあるだけの 単なるバス転回場 だった。 終点の三里川も当時は人淋しい札幌の果てのようなところで、いまの平岡公園駐車場ヨコ(平岡5条6丁目)にバス転回場があったが、旧拓銀球場付近にジャスコ平岡店がオープンし、昔とは情景が一変している。 バス路線は三里川までたが、回送のバスは更にその先の坂を下り、高速道路の高架橋をわたって、その先の「里塚1号線西」(現ホクレン付近)から「里塚1号線経由北野ターミナルゆき」となって折返していた。(その2参照) また平岡2号線東(現・平岡8条1丁目)から朝鮮学校に向かう途中の、ななめ道路との交差付近に「平岡1号通り」というバス停と転回場があり、何便かはここで折返していた。 この路線はのちに大谷地ターミナル(地下鉄大谷地駅)発着になり、平岡ニュータウン線の新設、拡張に伴い廃止となった。 |
マイクロバスが走った路線 その2平岡・里塚線(北野ターミナル〜里塚1号線経由〜里塚1号線西) (コメント) 国鉄バス厚別営業所のまん前から、小道に入ってすぐの所に「上野幌」のバス停があり、当時はあたり一面畑だった。ある日、その停留所がなんと畑の中に落ちていた.... |