中央バス最新NEWS

小樽管内 1990年代

1990(平成2)年〜1999(平成11)年

夏ダイヤ改正による変更 (1990年4月10日)


10日からダイヤ改正を行う。

小樽マリン号をスタート! (1990年4月28日)


中央バスは連休がスタートする28日から小樽市内で「小樽マリン号」(小樽運河線)の運行を開始する。29日オープンする「小樽港マリーナ」や小樽運河、運河北端部に昨年お目見えした輸入品専門店「舶来屋」など、小樽ウォーターフロント話題のスポットを約40分で1周する観光客向け路線バス。両回りあわせて1日14本運行する。これまでのボンネット型バス「小樽ロマン号」と合わせると1日26本に増強され、小樽中心部のアクセスがグンと便利になる。

 マリン号は1乗車大人150円、小人80円。小樽市内の1日乗車券(大人560円、小人半額)も利用できる。ガイドはつかず全便ワンマン運行となり、常時2台の中型バスで11/4まで毎日運行する。

 同社はマリン号専用車としてこのほどカラフルな74人乗りの車両1台を購入、登録ナンバーは「札幌22か・860」。マリンブルーのボディーにはカモメやガス灯、ヨットなどのイラストが薄いグリーンとピンクで描かれており、窓枠の少ない視野の広いガラス窓を採用したほか、後輪には巻き込み防止のタイヤカバーが設けられている。
★マリン号は11/4まで夏期だけの予定だったが、好評を得たため通年運行となった

夜の定期観光「Bay Story」スタート! (1990年6月23日)


これまで「うしおコース」など日中しかなかった小樽市内の定期観光バスに、今年から夜の観光コース「ベイ・ストーリー」が登場する。小樽名物の寿司屋通りやマチの夜景を楽しむ夜の小樽ツアーで、小樽港内を周遊する屋形船とあわせ、海陸の夜の観光ツアーがさらに充実しそうだ。

 運行は6/23〜9/24までの土・日・祝日だけだが、7/21〜8/19の夏休み期間中は毎日走らせる。料金は大人2,300円、小人1,200円。

冬ダイヤ改正による変更 (1990年12月1日)


中央バス小樽事業部管内は1日からダイヤ改正する。

湯鹿里荘 OPEN!! (1990年12月15日)


小樽市の朝里川温泉地区に15日、日帰り温泉施設「湯鹿里荘」(ゆかりそう)がオープンする。同施設は1973年に東京の財団法人が青少年研修施設「友愛山荘」として建設、市が土地と建物を譲り受け、巨額の赤字のため今年3月末で閉鎖した市営朝里川温泉センター(小樽市朝里川温泉2-670)の代替施設として建物を一部改修したもの。名称も「湯鹿里荘」に改め再スタートを切る。市の委託により運営は北海道中央バス、前田建設工業(本社・東京)など3社が出資・設立した「朝里川温泉総合開発」(本社・札幌)が請け負い、青少年や老人の研修施設として利用する。

 4月に廃止された同センター跡地は今年8月に同社に売却されており、建物を取りこわして来春にも朝里川温泉初の本格的なリゾートホテルを着工、92年秋までに完成させるほか、老人保養施設の建設プランも立てている。
(★リゾートホテル構想については、バブル崩壊で計画が宙に浮いたまま開業には至らなかった)

夏ダイヤ改正による変更 (1991年4月1日)


1日からダイヤ改正を行う。

とまりん館オープンによる変更 (1991年6月22日)


北電泊原発のPRセンター「とまりん館」(古宇郡泊村大字堀株村)のオープンに伴い、中央バス岩内営業所は22日からセンター前に「原子力PRセンター」停留所を新設する。

 同館は鉄筋コンクリート地下1階、地上4階建て延べ5,300平方㍍。8日に先行オープンした25㍍の温水プール棟のほか、原発の仕組みや西積丹の自然・歴史などを紹介した展示棟、見学者ホール、季節の農産物、魚介類など地場産品の直売所などもあり全館無料で利用できる。

運賃改定による変更 (1991年11月1日)


中央バスとニセコバスは人件費の高騰などにより1日から路線バスの運賃を一斉に値上げする。両社の値上げは89年11月以来2年ぶり。

冬ダイヤ改正による変更 (1991年12月1日)


中央バス小樽事業部管内は1日からダイヤ改正。12日のキロロリゾート(余市郡赤井川村字常盤)のオープンに合わせ「キロロ線」を新設するほか、赤井川線の終点も一部同リゾートまで延長運行する。

すすきの年末深夜バスをスタート! (1991年12月19日)


中央バスとJRバスは12/19(木)〜28(日)までの10日間、札幌・薄野(すすきの)の忘年会帰りの足として初めて、札樽間に「年末深夜バス」を運行する。これまで定期バスがなかった午後11時〜深夜0時まで1日3本走らせ、所要時間65分。運賃は前払い式で片道1,000円。現金または金券式回数券のみ利用できるが、札樽間の定期券、往復券、区間指定回数券があれば500円足して利用できる。

夏ダイヤ改正による変更 (1992年4月1日)


1日からダイヤ改正を行う。

小樽市内にガス灯つきバス停 (1992年6月)


小樽運河のガス灯が付いた中央バスの新型バス停がこのほど小樽市内にお目見えした。来月中旬には設置が完了する。

 同社の一般的なバス停標識は6年前から導入している楕円形の"白ゆり型"。しかし観光客でにぎわう小樽の町並みにマッチしたバス停をと、市中心部の45基だけをこの新型バス停に衣替えする。

 バス停は通常のバス停よりひとまわり大きく高さ約2.2㍍、茶色を基調に土台石や表示部分などはレンガ調のシックなデザインがあしらわれており、上部にはガス灯の模型が取り付けられ、うち14基は実際に点灯するという。

北大経由おたる号をスタート! (1992年10月1日)


札樽自動車道(札幌西IC〜札幌IC間14㌔)が30日に開通し道央自動車道と直結。このため中央バスは1日から高速おたる号に「北大(ほくだい)経由」を新設するなど、小樽方面の高速バスを一部再編する。

旭川・小樽線スタート! (1992年12月26日)


中央バスは12/26〜1/10まで帰省客向けに都市間バス「旭川・小樽線」(旭川〜小樽間174.1㌔)を運行する。9月の札樽道全通で札樽道と道央道がドッキングしたことに伴う新路線。同社は需要を見て今後の定期運行の参考とする。バスは旭川鷹栖IC〜小樽IC間を利用し片道約2時間半。1日4往復走らせ、料金は大人片道2,200円(小人半額)。

国道229号不通による経路変更 (1993年8月17日)


北海道南西沖地震による落石の恐れから国道229号(岩内町雷電〜蘭越町港間3.8㌔)が通行止めになっているため、中央バスとニセコバスは17日から寿都線(小樽〜寿都)4往復を倶知安経由に切り替えるほか、ニセコバス雷電線(岩内〜寿都)は、岩内〜敷島内間(6往復半)、港町小学校〜寿都営業所間(5往復)の折り返しとなり臨時ダイヤで運行する。寿都線は倶知安廻りのため所要時間は23分増えて3時間3分となり、国富事業所〜港町小学校間は「倶知安ターミナル」のみ停車し、同ターミナルでトイレ休憩をとる。
★通行止めは同年11月10日午後2時に解除され、翌11日から平常ダイヤに

冬ダイヤ改正による変更 (1993年12月1日)


1日からダイヤ改正を行う。これにあわせて中央バスやニセコバスで運賃値上げも実施される。

土砂崩れで余市線迂回運行 (1994年2月18日)


15日夜発生した国道5号(小樽市桃内〜忍路間1.8㌔)の土砂崩れによる通行止めに伴い、中央バス余市線(小樽駅前〜余市梅川車庫前)は梅川車庫前〜忍路間折り返しとなり忍路〜小樽駅前間は運休していたが、18日から一部経路を広域農道と道道登余市線に切り替え1日32往復する。広域農道には同日から「塩谷文庫歌」「桃内」「蘭島」「東黒川」の臨時停留所が4ヶ所設けられるほか、余市駅前〜忍路間の国道5号には連絡バスを1日34往復走らせる。

 また積丹線(小樽〜余別)、高速しゃこたん号、いわない号、くっちゃん号など6つの長距離バスについては現在、広域農道と道道経由で運行している。
★国道開通に伴い21日始発からダイヤ、経路とも平常運行に戻した

夏ダイヤ改正による変更 (1994年4月1日)


10日からダイヤ改正を行う。利用減少により赤字が出ている寿都線(小樽〜寿都)、雷電線(岩内〜寿都)から中央バスが撤退、ニセコバスの単独運行となる。

小樽市内線の運賃アップ (1994年11月1日)


中央バスは昨年12月の運賃改定の際に据え置いていた暫定運賃期間が終了するため、1日から小樽市内線の均一運賃を大人170円→180円に引き上げる。平均値上げ率は5.9%。小樽市内の1日乗車券も大人600円→650円、小人300円→330円、通勤定期券は1ヶ月7,650円→8,100円にいずれもアップ。

長橋バイパス開通による変更 (1994年11月16日)


小樽・長橋地区の交通渋滞を解消しようと、1985年8月から建設工事が進められていた国道5号長橋バイパス(小樽市稲穂5丁目〜オタモイ3丁目間4.4㌔)が16日に全線開通する。これに伴って中央バスの高速いわない号、くっちゃん号、しゃこたん号の3路線が同バイパス経由に切り替わるが、17塩谷線、18余市線は従来通り現国道を経由する。現国道については来年4月1日から市道に移管、格下げになる予定。

冬ダイヤ改正による変更 (1994年12月1日)


1日からダイヤ改正を行う。このほど小樽商大の強い要望で市道高商線(地獄坂)など3か所にロードヒーティングが敷設されたため、中央バスは1日から「小樽商大線」をスタート、開学以降初めて定期バスが乗り入れる。

夏ダイヤ改正による変更 (1995年4月1日)


1日からダイヤ改正を行う。

積丹神威岬ゆきバス発車!! (1995年7月25日)


25日から積丹町の景勝地「積丹神威岬」に初めて中央バスが乗り入れる。昨年までに神威岬の駐車場整備とアクセス道路の完成でバス通行が可能になり、町からバス延長の要望が出ていた。増加する夏の観光客がターゲット。現行の積丹線(21系統・小樽駅前〜積丹余別間)のうち、1日6往復を7/25〜8/20まで「神威岬」まで約3㌔延長、2停留所を設ける。小樽からは片道約2時間、大人1,450円、小人730円。

初のワンステップバス登場!! (1995年9月5日)


中央バスは車両メーカーの日産ディーゼル社などと開発した同社初の新型ワンステップバス(超低床式バス)を全国に先駆けこのほど1台導入、5日から小樽市内本線(高島3丁目〜桜町間)に走らせる。

 このバスは高齢者や体の不自由な人でも乗り降りしやすいようステップを2段から1段に減らし、さらにエアサス(空気バネ)を使ったニーリング機能で車体をわずか3秒で下げられる。地上ステップ高は前扉27㌢(走行時36㌢)、中扉35㌢(同41.5㌢)と従来の低床車より最大9㌢低いが、前〜中扉間のステップを下げたため車内後部に段差がある。バスの車両ナンバーは"札幌22か2676"で、目印としてボディーの前と横に「ワンステップ低床車」と小さく書かれている。

 同社は今月中旬にも札幌の平岡営業所に同型車(同2691)をもう1台配車し、冬季の走行データをもとに秋の車両更新時にはさらに増車するプラン。

小樽市内に優先席登場 (1995年10月29日)


中央バスは29日〜31日にかけて、小樽市内のすべての路線バスにお年寄りや体の不自由な人のための「優先席」を設ける。座席には「お年寄などの優先席」と書かれた白いシートカバーをかけ、バスの中扉前の2席が優先席となる。同社の優先席は昨年10月の札幌市内に続くもの。

冬ダイヤ改正による変更 (1995年12月1日)


1日からダイヤ改正を行う。

豊浜トンネル崩落による臨時便 (1996年2月11日)


10日朝に起きた国道229号の豊浜トンネル崩落事故で余市〜古平間が通行止めになっているため、中央バスは11日から積丹線(小樽駅前〜積丹余別)の代替路線として、岩内〜(当丸峠経由)〜古平浜町〜美国〜積丹余別間に臨時バスを走らせる。バスは1日3往復し、所要時間2時間35分。料金は余別〜岩内間1,410円。従来路線通りの設定で、岩内ターミナルで行き先を聞いて清算する。このほか古平浜町〜余別、同〜美国間は折り返し運転となり、小樽・余市側は豊浜町から約5㌔手前の「余市梅川車庫前」で折り返す。※余市〜古平間は19日から旧国道経由で片側開通し、同日始発便から平常ダイヤに戻した。

夏ダイヤ改正による変更 (1996年4月1日)


1日からダイヤ改正を行う。小樽交通記念館のオープンに合わせ、同記念館や小樽運河周辺をボンネットバスで周回する「運河周辺循環バス」を新設する。

小樽市内に広告バス登場 (1996年6月13日)


ボディーに企業や自治体などの全面広告が施されたカラフルなペイントバス(広告バス)2台が、13日から中央バス小樽市内線にお目見えした。小樽運河線「小樽マリン号」や小樽市内線で運行されており、さらに同社3台目となるペイントバス(キリンビール広告)も26日から小樽市内のマリン号で走らせる予定。同社では今後さらに台数を増やしていく計画。全面広告バスは道内では2年ほど前から苫小牧市営バス(苫小牧市)、くしろバス(釧路市)など数社が実施しているが、中央バスでは初めて。

テルメ・おたる線新設 (1996年7月13日)


中央バスは7/13〜8/31まで臨時バス「テルメ・おたる線」(札幌テルメ〜おたる水族館)を運行する。札幌テルメ発9:30、おたる水族館15:30の1往復で所要時間1時間18分。料金はテルメ〜おたる水族館800円、麻生〜おたる水族館640円、麻生〜小樽駅550円。

祝津線にお盆臨時バス停 (1996年8月10日)


中央バスは墓参客の利便をはかり、[11]祝津線(小樽駅前〜祝津・おたる水族館)に10〜18日まで「高島墓地前」(ことぶき団地入口〜祝津山道口間)の臨時停留所を設ける。

ふるびら温泉オープンによる変更 (1996年9月1日)


古平高校の施設を整備した日本海ふるびら温泉「一望館」(温泉保養センター)のオープンに合わせ、1日から高速しゃこたん号(札幌〜美国)に「古平丸山町」停留所を増設する。
【増設停留所】古平丸山町(古平新地町〜美国橋間)
情報/各駅倉庫さん

運賃改定による変更 (1996年11月1日)


中央バスは1日から運賃値上げに踏み切る。4月の特石法(特定石油製品輸入暫定措置法)廃止に伴い、軽油が値上がりしたのがそのおもな理由。小樽市内の値上げは94年11月以来2年ぶり。

「小樽ロマン号」引退 (1996年11月4日)


中央バスが小樽市内で「運河周辺循環バス」として運行していたボンネットバス「小樽ロマン号」が循環バス運行終了日となる4日を最後に引退する。

 同車は1966年製のいすゞBXD30型。四国交通で路線バスとして活躍後、新潟県でスキー客の送迎に使っていたのを中央バスが購入して改装、1988年から小樽市内の循環バスや定期観光バスとして使われていた。全長は8.27㍍、幅2.45㍍、高さ3.0㍍、排気量は6.4g。座席は27席あり定員は50人。

 最終日の4日は終日無料運行となり、引退後は中央バスが将来建設予定の「バス博物館」のため、同社芦別車庫でいつでも動くよう「動態保存」される。

冬ダイヤ改正による変更 (1996年12月1日)


1日からダイヤ改正を行う。

ワインカフェ「小樽バイン」がOPEN!! (1996年12月11日)


小樽市色内1の中央バス本社社屋1階に同社直営のワインカフェ「小樽バイン(BINE)」が11日オープンする。10月下旬から同社が約2億円かけ、今年5月札幌に移転した営業部跡の1階約1,150平方㍍のうち約500平方㍍を店舗に改装した。

 この建物は1912(明治45)年に北海道銀行本店として建設され、同銀行が拓銀と合併した1944(昭和19)年から北海海運局として使われていたのを中央バスが1965年に買収、1985年に小樽市から歴史的建造物に指定された築84年の歴史を感じさせる石造り2階建て。1907年ごろの英国産ブラックアスファルトや札幌軟石を壁や床の素材にそのまま生かし、約80席が設けられている。店名のバイン(BINE)は、WINE(ワイン)とBUS(バス)をもじった造語。営業は午前10時〜午後9時まで年中無休。

 北海道ワイン(小樽市)の全面協力を得て、工場直送の樽出しワインを1杯300円前後で販売するほか、チーズやハムなどのおつまみ、6種類のパスタ、グラタンなどの軽食も取扱う。

夏ダイヤ改正による変更 (1997年4月1日)


1日から夏ダイヤに改正する。

小樽市内にレトロバス参上!! (1997年4月26日)


中央バスは昨年引退したボンネットバス「小樽ロマン号」に代わる新たな集客の目玉として、このほど米国製レトロ調バス2台を購入、26日から小樽市内の観光地をめぐる路線バス「おたる散策バス」で運行を始める。愛称は市民公募の結果、ボンネットバスと同じ「ろまん号」と決まり、"札幌22う212"と"同213"のナンバープレートが付けられた。

 ボディーや内外装を米スペシャリティー・ビークル社が手がけ、シャーシ(エンジン・足回り)は日野自動車製という全国初の日米合作アメリカントロリー型バス。全長8.43㍍、幅2.39㍍、高さ3.22㍍、定員は25人とやや小ぶりだが、価格は1台2,800万円と通常の大型バスより割高になる。

 車体はアルミ製で、ボンネット時代と同じ緑と赤のツートンカラーを採用。天井・壁面・シートなど内装インテリアはすべて手づくりで、座席は温かみのあるオーク材を使った2人がけ木製ベンチ。米国の伝統的なトロリーバスを基本にデザインされ、フロントの窓を2枚に減らすなど日本向けに一部改良されている。

堺町本通りを一方通行に (1997年7月1日)


通称・堺町本通り(小樽市道本通線)の於古発川〜入船7差路間(約750㍍)が1日午前6時から札幌方向への一方通行に規制されるため、中央バス山手線(4系統・緑町先廻り)のルートが同日午前6:35の本局前始発便より従来の堺町本通りから道道臨港線に変わる。このため「北一硝子前」「堺町」の小樽方向行き2停留所は小樽ヴェネツィア美術館前とキャビンかま栄前にそれぞれ移設、「第一埠頭」停留所は「堺町」停留所と統合廃止する。

 この市道沿いは市内有数の観光スポットで交通量も多く、観光シーズンのピーク時は渋滞が慢性化、停車車両も多いため歩行者が車道にあふれることも多かった。

おたる潮まつり臨時バス (1997年7月26日)


中央バスは小樽市で行われる「おたる潮まつり」(7/26〜27)の期間中、小樽駅前を午後8時以降に発車する「高速おたる号」(小樽〜札幌)と桜町、塩谷、天神方面などに向かう市内各路線を増発する。27日の花火大会終了後は小樽駅前のほか、運河プラザ前から札幌行きの高速バスを臨時運行する。

手宮バス停を再移転 (1997年10月20日)


中央バス小樽市内本線の「手宮」バス停が20日から現在地より150㍍ほど小樽寄りの北洋銀行前に移転する。移転するのは高島3丁目行きのバス停と手宮終点の降車専用バス停で、同日から双方とも同じバス停に停車する。

 このバス停は昨年3月まで錦町の道道交差点近くにあったが、バスが停留所を発車後、車線をまたいですぐ交差点を右折する危険性が小樽署から指摘されており、同4月のダイヤ改正に合わせてバス停を高島3丁目行きと降車専用に分け、高島寄りの手宮ターミナル横に100㍍ほど移転した。ところが、住民から「商店街から遠くなった」「降車後、信号を渡ることになり高齢者には不安」―などの声が上がり、今年8月、住民側が改善を求め約4,400人分の署名簿を中央バスに提出するなど、住民運動に発展していた。

 これを受け、同社はバス停を元の道道沿いに戻すことを決め、20日の始発から現在赤岩線などが停車する手宮バス停から60㍍ほど小樽寄りの北洋銀行手宮支店前入り口付近に再移転させる。

 当初は旧バス停より40㍍小樽寄りに終点降車専用を、さらに約20㍍小樽寄りに高島行きのバス停を設けてラッシュ時などの緩和策も検討したが、交差点との距離や移転先の了承が得られず同支店前1ヶ所だけとした。

米空母寄港による臨時バス (1997年9月5日)


米空母インディペンデンス(80,643㌧)、巡洋艦モービルベイ(9,466㌧)が小樽市に寄港する5〜9日まで、中央バスは小樽駅前〜勝内埠頭間に直行シャトルバスを運行する。小樽駅前発は9時〜15時、勝内埠頭発は9時半〜16時まで5〜10分おきにピストン運行する。所要時間は約15分。

夏ダイヤ改正による変更 (1998年4月1日)


1日からダイヤ改正を行う。

運賃改定による変更 (1998年11月5日)


中央バス小樽事業部は5日から運賃値上げを実施する。同社の値上げは1996年4月からほぼ2年半ぶりとなり、昨年4月に消費税率アップで基準賃率を改定してからは約1年半ぶり。

冬ダイヤ改正による変更 (1998年12月1日)


1日からダイヤ改正を行う。

みなと・おたる国体開催による変更 (1999年2月19日)


中央バスは小樽市内で行われる国体ジャンプ競技にあわせ、19、21の両日、望洋台線(小樽駅前〜望洋台2丁目)の一部便を望洋シャンツェ最寄りの「マリンヒルホテル小樽」まで延長運行する。延長するのは小樽駅前発9:00〜14:20までと、望洋台2丁目発14:14〜14:34までの便をマリンヒルホテル発着便として運行する。

 このほか、アルペン競技会場の天狗山スキー場、クロスカントリー競技会場の小樽からまつ公園の両会場とJR小樽駅を連絡するため、それぞれ天狗山線、最上線を増便して対応する。

地下鉄宮の沢駅OPENによる変更 (1999年2月25日)


地下鉄東西線(琴似〜宮の沢間)が延長開業する25日、宮の沢駅バスターミナルがオープンする。これに伴い、同日から中央バスの路線が一部変わる。

マイカル小樽OPENによる変更 (1999年3月11日)


大型複合商業施設「マイカル小樽」(小樽市築港)のオープンにあわせ、11日から「ぱるて築港線」を新設するなど小樽市内のバス路線を一部再編する。※ぱるて築港は公募で決まった築港地区(小樽港マリーナ、勝納埠頭を含む)の愛称。ぱるてはフランス語で「遊ぶ・集う」の意。

夏ダイヤ改正による変更 (1999年4月1日)


1日(木)からダイヤを改正する。

運賃改定による変更 (1999年5月1日)


中央バスは1日から小樽市内で運賃値上げを行うほか、札幌に続いて小樽管内でも「中央バスカード」が利用できるようになる。

マイカル―天狗山線スタート! (1999年7月24日)


中央バスは7/24(土)〜8/15(日)の夏季限定で「マイカル小樽・小樽天狗山線」を運行する。昨年は石原裕次郎記念館が始発だったがこれをリニューアル、ぱるて築港→石原裕次郎記念館→小樽運河→日銀前(小樽バイン)→天狗山ロープウェイ間の運行となる。発車時刻は、ぱるて築港発13:50、15:50の片道2本。運賃は大人200円、小人100円。終点の「天狗山ローウェイ」で下車した場合は、ロープウェイ半額利用券や山頂のレーザークレー射撃などの無料遊具券が配られる。

ぐらんぶる・しりべし号スタート! (1999年8月21日)


中央バスグループのシィービーツアーズ(札幌市)や倶知安、余市、岩内など後志管内11町村などが参加する「ぐらんぶる・しりべし号運行協議会」は21日、ニセコや積丹などの観光地を周遊する観光バス「ぐらんぶる・しりべし号」を運行開始する。積丹の神威岬やニセコの温泉街など40の観光スポットを周遊する4系統を設定し、運行はニセコバスに委託する。運行日は8/21(土)〜10/11(月)までの土日祝の計19日間。チケットは小樽発着が大人2,000円、札幌発着が3,000円で運行日の前後2日間有効となる。停留所はニセコ・中央両バスの既設停留所に「仁木観光管理センター」「ふれあい遊トピア公園」「共和町かかし館」「とまりん館」を加えた計39ヶ所に停車し、区域内の両路線バスにも自由に乗り降りできるほか、札幌〜小樽間は中央バスとJRの鉄道とバスも利用することができる。愛称の「ぐらんぶる」とは「ぐるぐる」「ラン(走る)」「ぶらぶら」を組み合わせた造語。これを記念し、運行初日となる21日には小樽駅前ターミナルで出発式が行われた。
(★期間中の利用者数は延べ約1,500人と予想を上回る好評を博した)

望洋台線、銭函・桂岡線の変更 (1999年10月1日)


1日から望洋台線と銭函・桂岡線が一部変わる。

補助ステップ車を導入 (1999年11月)


中央バスは11月から小樽市内線に「補助ステップ」付きの車両を導入する。ドア開閉の際、連動して乗降口の下に取り付けられたステップ(踏み段)が出てくる仕組みで、低床車導入前の1989〜91年製の旧型車を中心に取り付けられる。通常はステップまで30〜35㌢あるが、補助ステップ車だと15㌢になり、歩道から乗降する場合は段差がほとんどなくなる。5月に試験導入した車両がお年寄りらに好評を得たため、導入に踏み切った。費用は1台約30万円かかるが、このうち半額を市が補助する。

冬ダイヤ改正による変更 (1999年12月1日)


1日(水)からダイヤを改正する。

「年越しシャトル」臨時バス (1999年12月31日)


中央バスは31日深夜〜1日にかけて小樽市内で「年越しシャトルバス」を運行!! マイカル小樽や運河周辺で"ミレニアム"のカウントダウンイベントが開かれるため、ヒルトン小樽〜小樽運河間を5往復する。料金は大人200円、小人100円。このほか、マイカル小樽(小樽市)も同施設と市内各地(赤岩、天神、新光など6地点)を結ぶ臨時無料バスを独自に運行する。
【発車時刻】ヒルトン小樽発23:00〜1:30まで、小樽運河発23:14〜1:44まで、いずれも各5本ずつ運行

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