1990(平成2)年〜1999(平成11)年
夏ダイヤ改正による変更 (1990年4月10日)
10日からダイヤ改正を行う。
【小樽市内線】
- 10勝納工業団地線(小樽駅前〜小樽港マリーナ)を新設。朝と夕方に6往復(日祝は4往復)運行し所要時間11分。大人150円、小人80円。バスが走る臨港道路小樽港縦貫線は、港湾貨物のスムーズな流通を狙って昭和30年代から整備が進められ2年前に全線が開通、バスが乗り入れるのは今回が初めて。
【停車停留所】小樽駅前 中央通 運河プラザ(新設) 港町(新設) 利礼フェリー(新設) 新日本海フェリー(新設) 工業団地中央(新設) 小樽港マリーナ(新設) (3.4㌔)
【ニセコバス】
- 道南バス値上げに伴い、4/1から競合区間を値上げ。
- ニセコ町教委の委託により、ニセコ小学校、ニセコ中学校のスクールバスを新設。
小樽マリン号をスタート! (1990年4月28日)
中央バスは連休がスタートする28日から小樽市内で「小樽マリン号」(小樽運河線)の運行を開始する。29日オープンする「小樽港マリーナ」や小樽運河、運河北端部に昨年お目見えした輸入品専門店「舶来屋」など、小樽ウォーターフロント話題のスポットを約40分で1周する観光客向け路線バス。両回りあわせて1日14本運行する。これまでのボンネット型バス「小樽ロマン号」と合わせると1日26本に増強され、小樽中心部のアクセスがグンと便利になる。
マリン号は1乗車大人150円、小人80円。小樽市内の1日乗車券(大人560円、小人半額)も利用できる。ガイドはつかず全便ワンマン運行となり、常時2台の中型バスで11/4まで毎日運行する。
同社はマリン号専用車としてこのほどカラフルな74人乗りの車両1台を購入、登録ナンバーは「札幌22か・860」。マリンブルーのボディーにはカモメやガス灯、ヨットなどのイラストが薄いグリーンとピンクで描かれており、窓枠の少ない視野の広いガラス窓を採用したほか、後輪には巻き込み防止のタイヤカバーが設けられている。
★マリン号は11/4まで夏期だけの予定だったが、好評を得たため通年運行となった
【停車停留所】
- 小樽駅前 日銀前 北一硝子前 ダニーデン(新設) 新日本海フェリー 小樽港マリーナ 新日本海フェリー 小樽運河 舶来屋(新設) 鉄道記念館前 旧日本郵船前 運河プラザ 小樽駅前 (11.6㌔、所要40分)
夜の定期観光「Bay Story」スタート! (1990年6月23日)
これまで「うしおコース」など日中しかなかった小樽市内の定期観光バスに、今年から夜の観光コース「ベイ・ストーリー」が登場する。小樽名物の寿司屋通りやマチの夜景を楽しむ夜の小樽ツアーで、小樽港内を周遊する屋形船とあわせ、海陸の夜の観光ツアーがさらに充実しそうだ。
運行は6/23〜9/24までの土・日・祝日だけだが、7/21〜8/19の夏休み期間中は毎日走らせる。料金は大人2,300円、小人1,200円。
【運行コース】
- 小樽駅前(16:15着)〜北一硝子〜旧青山別邸〜祝津・高島岬〜追分記念碑〜寿司屋通り(自由食)〜天狗山ロープウェイ〜小樽駅前(21:00着) (23.9㌔、所要4時間45分)
冬ダイヤ改正による変更 (1990年12月1日)
中央バス小樽事業部管内は1日からダイヤ改正する。
【高速バス】
- 高速いわない号(札幌〜岩内)=岩内発便はいずれも夏ダイヤより5分繰り上がる。札幌発便は現行通り。
【小樽市内線】
- 小樽市内均一区間は先月1日から大人150円→160円に値上げ。ただし1日乗車券(大人560円、小人280円)は据え置く。
- 13朝里川温泉(小樽駅前〜朝里川温泉センター)=終点を15日オープンする「湯鹿里荘」まで130㍍延長する。
- 朝里川温泉スキー場〜朝里川温泉(1.6㌔)を巡回するシャトルバスを12/20〜3/9まで運行する。朝里川温泉組合、朝里川温泉スキー場などから委託を受け、午後3時からリフト運行終了時(同9〜10時)まで中央バスの車両「マリン号」で無料運行する。
【岩内管内】
- 神恵内線(岩内ターミナル〜盃温泉街)=去る7月に新設した「岩内フェリーターミナル経由」はフェリー休航やダイヤ改正のため12月末から変更する。
湯鹿里荘 OPEN!! (1990年12月15日)
小樽市の朝里川温泉地区に15日、日帰り温泉施設「湯鹿里荘」(ゆかりそう)がオープンする。同施設は1973年に東京の財団法人が青少年研修施設「友愛山荘」として建設、市が土地と建物を譲り受け、巨額の赤字のため今年3月末で閉鎖した市営朝里川温泉センター(小樽市朝里川温泉2-670)の代替施設として建物を一部改修したもの。名称も「湯鹿里荘」に改め再スタートを切る。市の委託により運営は北海道中央バス、前田建設工業(本社・東京)など3社が出資・設立した「朝里川温泉総合開発」(本社・札幌)が請け負い、青少年や老人の研修施設として利用する。
4月に廃止された同センター跡地は今年8月に同社に売却されており、建物を取りこわして来春にも朝里川温泉初の本格的なリゾートホテルを着工、92年秋までに完成させるほか、老人保養施設の建設プランも立てている。
(★リゾートホテル構想については、バブル崩壊で計画が宙に浮いたまま開業には至らなかった)
夏ダイヤ改正による変更 (1991年4月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【小樽市内線】
- 小樽市内定期観光バス=「うしおコース」と「ベイ・ストーリー」に2階建てバスを導入。都市間向けに6年前に購入した三菱製の車両(札22あ4205)を使用する。乗車定員は1階12人、2階48人の計60人。
- 小樽マリン号=日野製の新型車(札幌22か1267)を導入。
とまりん館オープンによる変更 (1991年6月22日)
北電泊原発のPRセンター「とまりん館」(古宇郡泊村大字堀株村)のオープンに伴い、中央バス岩内営業所は22日からセンター前に「原子力PRセンター」停留所を新設する。
同館は鉄筋コンクリート地下1階、地上4階建て延べ5,300平方㍍。8日に先行オープンした25㍍の温水プール棟のほか、原発の仕組みや西積丹の自然・歴史などを紹介した展示棟、見学者ホール、季節の農産物、魚介類など地場産品の直売所などもあり全館無料で利用できる。
【新設停留所】
- 原子力PRセンター(柏木〜堀株間) 神恵内線
運賃改定による変更 (1991年11月1日)
中央バスとニセコバスは人件費の高騰などにより1日から路線バスの運賃を一斉に値上げする。両社の値上げは89年11月以来2年ぶり。
【中央バス】
- 初乗り運賃は120円→130円、1㌔当たりの基準賃率は21円40銭→23円20銭にいずれも引き上げる。
- 小樽市内の均一運賃は1年間据え置かれ、来年11月1日から160円→170円にアップする。
- おもな新料金は札幌〜小樽(470円→500円)。
【ニセコバス】
- 平均値上げ率は10.6%、基準賃率は33円50銭に引き上げる。
【新設停留所】
- 望洋台中学校下(望洋台3丁目〜マリンヒルホテル小樽間) 6望洋台線
【増設停留所】
- 「塩谷」「蘭島」 寿都線、岩内線 ※ニセコバス小樽線は既設
- 「大浜中」「旭中学校前」 寿都線、岩内線、ニセコバス小樽線
【停名変更】
- 「駅前十字街」⇒「岩内十字街」 小沢線、寿都線、雷電線
- 「老古美学校前」⇒「旧老古美小学校」 小沢線
- 「幌似小学校」⇒「幌似」 同上
- 「美谷学校下」⇒「美谷漁港」 寿都線、雷電線
- 「美谷開発局」⇒「南美谷」 同上
- 「養鶏場前」⇒「南有戸」 同上
- 「歌棄小学校」⇒「歌棄」 同上
- 「中学校通」⇒「風力発電所入口」 同上
- 「栄浜学校前」⇒「旧栄浜学校」 島牧線
(情報/各駅倉庫さん)
冬ダイヤ改正による変更 (1991年12月1日)
中央バス小樽事業部管内は1日からダイヤ改正。12日のキロロリゾート(余市郡赤井川村字常盤)のオープンに合わせ「キロロ線」を新設するほか、赤井川線の終点も一部同リゾートまで延長運行する。
【小樽市内線】
- 小樽市内線に11/28から低床式バス1台を初めて走らせる。車両は色内営業所の札幌22か1533(いすゞ自動車製)。乗車口は4枚折れ戸を採用。去る9月の試験運行に続いて冬のテスト運行もかねて導入されたが、冬季の結果がよければ6〜7年後をメドに本格導入をめざす。小樽にはこのほか8台の新車が投入された。
【郊外線】
- キロロ線(小樽駅前〜キロロリゾート)=7往復を新設。土・日・学休日などは1本増便する。片道50分、料金600円。
【停車停留所】小樽駅前 花園公園通(復路は市役所通) 住吉神社前 奥沢口 天満宮下 キロロ入口(新設) クラブハウス(同) キロロリゾート(同)
- 札幌・キロロ線(札幌ターミナル〜キロロリゾート)=5往復を新設、うち2往復がJRバスの運行となる。片道1時間40分、料金1,050円。
- 千歳・キロロ線(千歳空港〜キロロリゾート)=2往復を新設。片道2時間40分、料金1,700円。途中高速道路を経由するが北郷IC〜札幌西IC間の未通区間は一般道を利用する。
【余市管内】
- 赤井川線(余市ターミナル〜赤井川〜都・落合)=3往復を「キロロリゾート」まで延長する。片道1時間2分、料金は780円。
すすきの年末深夜バスをスタート! (1991年12月19日)
中央バスとJRバスは12/19(木)〜28(日)までの10日間、札幌・薄野(すすきの)の忘年会帰りの足として初めて、札樽間に「年末深夜バス」を運行する。これまで定期バスがなかった午後11時〜深夜0時まで1日3本走らせ、所要時間65分。運賃は前払い式で片道1,000円。現金または金券式回数券のみ利用できるが、札樽間の定期券、往復券、区間指定回数券があれば500円足して利用できる。
- 停車停留所=札幌ターミナル⇒南3条西3丁目(スポーツハウス前)⇒北1条西4丁目⇒(札樽道ノンストップ)⇒奥沢口⇒住吉神社前⇒市役所通(JRバスは花園公園通)⇒小樽駅前
- 発車時刻=札幌ターミナル発23:00(中央) 23:30(JR) 24:00(中央)
※(カッコ内運行バス会社)
夏ダイヤ改正による変更 (1992年4月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【小樽市内線】
- 従来の「小樽マリン号」に加え、7/1〜9/30まで「裕次郎・天狗山コース」(石原裕次郎記念館〜天狗山)を新設する。1日8往復、所要時間21分、料金は大人160円、小人80円。おたる市内線バス1日乗車券と天狗山ロープウェイの往復乗車券をセットにした「おたる漫遊券」(大人1,200円、小人600円)も発売する。
【停車停留所】小樽港マリーナ・石原裕次郎記念館 北一硝子前 小樽運河 運河プラザ 小樽駅前 天狗山展望台(ザ・グラススタジオ・イン・オタル)
【増設停留所】
- 「常盤」(小樽発着便のみ) キロロ線
※赤井川線は既設
小樽市内にガス灯つきバス停 (1992年6月)
小樽運河のガス灯が付いた中央バスの新型バス停がこのほど小樽市内にお目見えした。来月中旬には設置が完了する。
同社の一般的なバス停標識は6年前から導入している楕円形の"白ゆり型"。しかし観光客でにぎわう小樽の町並みにマッチしたバス停をと、市中心部の45基だけをこの新型バス停に衣替えする。
バス停は通常のバス停よりひとまわり大きく高さ約2.2㍍、茶色を基調に土台石や表示部分などはレンガ調のシックなデザインがあしらわれており、上部にはガス灯の模型が取り付けられ、うち14基は実際に点灯するという。
北大経由おたる号をスタート! (1992年10月1日)
札樽自動車道(札幌西IC〜札幌IC間14㌔)が30日に開通し道央自動車道と直結。このため中央バスは1日から高速おたる号に「北大(ほくだい)経由」を新設するなど、小樽方面の高速バスを一部再編する。
【高速バス】
- 高速おたる号(札幌〜北大経由〜小樽)を新設。1日21往復、料金は大人片道500円、往復950円。札幌北IC〜小樽IC間は札樽道を利用し、所要時間は現行路線より早い片道55分。ただし第一合同庁舎前〜地下鉄北34条駅前間は札幌発が乗車、札幌行きは降車専用となり、札幌行きの札幌駅前ターミナルはナショナルビル前(北3西1)に停車する。またJRバスも同日から従来の「高速うしおライナー」とは別に、北大経由の札樽間高速バス「高速つばめ号」を1日7往復する。札幌市内停留所は中央バスと同じ。
【停車停留所】札幌ターミナル 札幌駅前ターミナル 第一合同庁舎前(新設) 北大病院前 北24条西5丁目 地下鉄北34条駅前(新設) 見晴(高速道)〜(円山経由と同じ)〜小樽駅前
- 高速おたる号(札幌〜円山経由〜小樽)=本数は58往復のままだが、始終点が札幌駅前ターミナルに変わり、往復とも「札幌ターミナル」に立ち寄らなくなる。
- 高速かもめ号(小樽〜新千歳空港)=本数を3往復→6往復に増便するほか、全線高速道経由の直行便となり所要時間は30分早まり1時間20分となる。このため札幌市内の各停留所(琴似本通、円山第一鳥居前、北1西17、厚生年金会館前、市立病院前、北1西4、札幌駅前ターミナル、札幌ターミナル)には立ち寄らなくなる。
- 高速いわない号、同くっちゃん号、同しゃこたん号=往路のルートを札幌駅前(タ)発・札幌(タ)経由から札幌(タ)発・札幌駅前(タ)経由に変更する。
- 高速いわない号(札幌〜岩内)=小樽市内のルートを運河経由から国道経由に変更。
- 高速しゃこたん号(札幌〜美国)=小樽市内のルートを国道経由から運河経由に変更。
【小樽市内線】
- 16奥沢線(小樽駅前・NTT前〜天神町ほか)=「東洋木工前」⇒「向陽ヶ坂通」に名称変更。
旭川・小樽線スタート! (1992年12月26日)
中央バスは12/26〜1/10まで帰省客向けに都市間バス「旭川・小樽線」(旭川〜小樽間174.1㌔)を運行する。9月の札樽道全通で札樽道と道央道がドッキングしたことに伴う新路線。同社は需要を見て今後の定期運行の参考とする。バスは旭川鷹栖IC〜小樽IC間を利用し片道約2時間半。1日4往復走らせ、料金は大人片道2,200円(小人半額)。
- 運行ルート=小樽駅前〜(小樽IC・旭川鷹栖IC経由)〜旭川ターミナル
- 発車時刻=小樽駅前発6:30 10:30 14:30 16:30、旭川タ発8:30 10:30 14:30 17:30
- 停車停留所(93年7月現在)=小樽駅前 花園公園通(往路のみ) 市役所通(復路のみ) 住吉神社前 奥沢口 潮見台 新光 見晴 野幌 高速栗沢 砂川吉野 子どもの国 砂川石山 旭川ターミナル
国道229号不通による経路変更 (1993年8月17日)
北海道南西沖地震による落石の恐れから国道229号(岩内町雷電〜蘭越町港間3.8㌔)が通行止めになっているため、中央バスとニセコバスは17日から寿都線(小樽〜寿都)4往復を倶知安経由に切り替えるほか、ニセコバス雷電線(岩内〜寿都)は、岩内〜敷島内間(6往復半)、港町小学校〜寿都営業所間(5往復)の折り返しとなり臨時ダイヤで運行する。寿都線は倶知安廻りのため所要時間は23分増えて3時間3分となり、国富事業所〜港町小学校間は「倶知安ターミナル」のみ停車し、同ターミナルでトイレ休憩をとる。
★通行止めは同年11月10日午後2時に解除され、翌11日から平常ダイヤに
冬ダイヤ改正による変更 (1993年12月1日)
1日からダイヤ改正を行う。これにあわせて中央バスやニセコバスで運賃値上げも実施される。
【運賃改定】
- 中央バスとニセコバスはそれぞれ5%、5.4%値上げ。両社とも値上げは91年11月以来2年ぶり。
- 小樽市内線の値上げ(170円→180円)は来年11月1日まで据え置かれる。
【高速バス】
- 高速おたる号(札幌〜小樽)=札幌終発を22:30→23:00に繰り下げるほか、12/19〜4/3まで札幌〜天狗山スキー場間の直行便を1往復設ける。ダイヤは札幌ターミナル発8:30、天狗山発15:20。
- 高速かもめ号(小樽駅前〜新千歳空港)=6→4往復に減便。
【郊外線】
- 18余市線(小樽駅前〜余市梅川車庫前)=第2土曜日を日祝ダイヤで運行する。
- キロロ線(新千歳空港・札幌ターミナル・小樽駅前〜キロロリゾート)を増便。
【シャトルバス】
- 朝里川温泉スキー場〜朝里川温泉(ホテル街)を循環する無料シャトルバスを今年も運行。12/22〜1/16までは毎日、1/21〜3/21までは金・土・日曜と、祝日とその前日のみ運行する。朝里川温泉組合からの委託。
【岩内管内】
- 岩内円山線(岩内ターミナル〜岩内スキー場)=日祝ダイヤを減便。
- 岩内高校線(岩内ターミナル〜岩内高校)=スクール便を冬期間のみ運行。
- 岩内営業所窓口は自動券売機の導入に伴い営業時間を8〜18時までに短縮する。
【停名変更】
- 「キロロリゾート」⇒「マウンテンホテル」 キロロ線、赤井川線
【新設停留所】
- 「ホテルピアノ」(クラブハウス〜マウンテンホテル間) キロロ線、赤井川線
- 「フゴッペ洞窟前」(栄町〜東大浜中間) 18余市線
- 「小川」(湯別〜樽岸間) ニセコバス
【増設停留所】
- 「北大正門前」 高速おたる号(北大経由)
- 「余市梅川車庫前」 20・21積丹線
【廃止停留所】
- 「汐路団地」(汐路〜北作開間) 雷電線
※「汐路」は寿都方向に移設する
土砂崩れで余市線迂回運行 (1994年2月18日)
15日夜発生した国道5号(小樽市桃内〜忍路間1.8㌔)の土砂崩れによる通行止めに伴い、中央バス余市線(小樽駅前〜余市梅川車庫前)は梅川車庫前〜忍路間折り返しとなり忍路〜小樽駅前間は運休していたが、18日から一部経路を広域農道と道道登余市線に切り替え1日32往復する。広域農道には同日から「塩谷文庫歌」「桃内」「蘭島」「東黒川」の臨時停留所が4ヶ所設けられるほか、余市駅前〜忍路間の国道5号には連絡バスを1日34往復走らせる。
また積丹線(小樽〜余別)、高速しゃこたん号、いわない号、くっちゃん号など6つの長距離バスについては現在、広域農道と道道経由で運行している。
★国道開通に伴い21日始発からダイヤ、経路とも平常運行に戻した
夏ダイヤ改正による変更 (1994年4月1日)
10日からダイヤ改正を行う。利用減少により赤字が出ている寿都線(小樽〜寿都)、雷電線(岩内〜寿都)から中央バスが撤退、ニセコバスの単独運行となる。
【高速バス】
- 旭川・小樽線(小樽〜旭川)=今年も夏休み期間7/23〜8/21まで臨時バスを運行。1日3往復。片道料金は大人2,200円(小人半額)。
- 札幌・おたる水族館線(札幌ターミナル〜おたる水族館)=夏休み期間7/23〜8/21まで臨時バスを運行。1日2往復。片道料金は大人580円、小人290円。往復料金と水族館の格安セット券も発売する。
【小樽市内線】
- 17塩谷線(本局前〜塩谷)=終点を約300㍍延長し、国道沿いに「伊藤整文学碑前」停留所を新設。ただし余市線などの郊外線は通過する。昨年秋の文学碑移転整備・公園化に伴い、市教委からバス停設置の要望が出ていた。
【岩内管内】
- 寿都線(小樽駅前〜寿都営業所)=全便ニセコバスに移譲する。
- 雷電線(岩内ターミナル〜寿都営業所)=18本のうち中央バス担当の6本を減らし、ニセコバス単独運行となる。ただし港町〜寿都高間の通学用にニセコバスが新たに1往復走らせる。
- 神恵内線(岩内ターミナル〜大曲・盃温泉街・赤石・川白)=35本→27本に減らし、このうち1往復のみ「温泉998」(新設)に乗り入れる。神恵内村が週1回運行している福祉バスの代行で高齢者などの運賃は村が負担する。
【新設停留所】診療所前、坪石団地、温泉998
- 円山線(岩内ターミナル〜年金センター)=一部経路を変更し2停留所を新設。
【停車停留所】岩内ターミナル〜(現行)〜東相生団地入口 相生タウン(新設) 岩内第二中学校前(新設) 老人ホーム前〜(現行)〜年金センター
小樽市内線の運賃アップ (1994年11月1日)
中央バスは昨年12月の運賃改定の際に据え置いていた暫定運賃期間が終了するため、1日から小樽市内線の均一運賃を大人170円→180円に引き上げる。平均値上げ率は5.9%。小樽市内の1日乗車券も大人600円→650円、小人300円→330円、通勤定期券は1ヶ月7,650円→8,100円にいずれもアップ。
長橋バイパス開通による変更 (1994年11月16日)
小樽・長橋地区の交通渋滞を解消しようと、1985年8月から建設工事が進められていた国道5号長橋バイパス(小樽市稲穂5丁目〜オタモイ3丁目間4.4㌔)が16日に全線開通する。これに伴って中央バスの高速いわない号、くっちゃん号、しゃこたん号の3路線が同バイパス経由に切り替わるが、17塩谷線、18余市線は従来通り現国道を経由する。現国道については来年4月1日から市道に移管、格下げになる予定。
冬ダイヤ改正による変更 (1994年12月1日)
1日からダイヤ改正を行う。このほど小樽商大の強い要望で市道高商線(地獄坂)など3か所にロードヒーティングが敷設されたため、中央バスは1日から「小樽商大線」をスタート、開学以降初めて定期バスが乗り入れる。
【小樽市内線】
- 19小樽商大線(小樽駅前〜小樽商大前)を新設。平日38往復、土曜34往復、日祝・第2土曜・学休日は28往復。運賃は大人180円、小人90円。大学正門前にバス発着広場と待合所が設けられる。これを記念して1日午前8時50分から大学会館前で開通式が行われる。
【停車停留所】小樽駅前(ターミナル②のりば、降車は樽石ビル前) 富岡1丁目 商業高校前(新設) 小樽商大前(新設)
- 6望洋台線(小樽駅前〜望洋台2丁目)=3便を「マリンヒルホテル小樽」まで延長、全体の便数も7往復に増やす。
【郊外線】
- キロロ線(新さっぽろ駅〜キロロリゾート)を新設。12/10〜4/6まで土日祝、学休日のみ運行。
- 神恵内線(岩内〜赤石・川白)=地元の温泉利用者の要望に応え、岩内発11:50、15:20の往路2本と川白発14:20の復路1本が「温泉998」経由になる。
【増設停留所】
- 「倶知安峠下」 ニセコバス小樽線(ニセコ〜小樽)
夏ダイヤ改正による変更 (1995年4月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【高速バス】
- 高速かもめ号(小樽駅前〜新千歳空港)=JR列車と競合して利用が伸び悩んでいることから、飛行機発着時間にあわせ利用しやすくする。
- 高速いわない号(札幌〜岩内)=岩内始発を6:33→6:28に繰り上げ、終発を18:43→18:48に繰り下げるほか、運行間隔を40〜60分に調整して他路線との連絡に配慮する。
- 旭川・小樽線(小樽〜旭川)=今年も夏休み期間中に3往復する。(今年で3年目)
【小樽市内・郊外線】
- 小樽市内11路線(勝納工業団地線を除く)、余市線=学校5日制の月2回拡大に伴い、現行の第2土曜に加え、第4土曜も日祝日ダイヤで運行する。
- 銭函・桂岡線(銭函浄水場〜一鉄鉄工所前)=10往復を先月開業したJRほしみ駅まで1.9㌔延長。バスの大型化に伴い経路も国道5号と道道銭函停車場線に切り替える。新駅開業や工業団地通勤者の増加で小樽市や小樽商工会議所などから要望が出ていた。
【停車停留所】銭函浄水場〜(現行)〜桂岡(国道沿いに移設) 保証牛乳前(同) 銭函中学校前(新設) 銭函市民センター前(新設) 銭函駅前 信金前 銭函海岸通 銭函海水浴場前 職業訓練短大前 一鉄鉄工所前 銭函中央公園(新設) 星置川通(新設) 北海鋼業前(新設) ほしみ駅前(新設)
【岩内管内】
- 神恵内線、円山線=合理化のためニセコバスに運行を委託する。
- 神恵内線(岩内〜赤石)=赤石発1本を温泉998経由に振り替える。
【新設停留所】
- 「おたもい1丁目」(おたもい車庫〜自動車学校前間) 17塩谷線、18余市線
積丹神威岬ゆきバス発車!! (1995年7月25日)
25日から積丹町の景勝地「積丹神威岬」に初めて中央バスが乗り入れる。昨年までに神威岬の駐車場整備とアクセス道路の完成でバス通行が可能になり、町からバス延長の要望が出ていた。増加する夏の観光客がターゲット。現行の積丹線(21系統・小樽駅前〜積丹余別間)のうち、1日6往復を7/25〜8/20まで「神威岬」まで約3㌔延長、2停留所を設ける。小樽からは片道約2時間、大人1,450円、小人730円。
- 停車停留所=小樽駅前〜(現行)〜積丹余別(復路増設) 草内(新設) 神威岬(新設)
- 発車時刻(入:入舸経由、丸:丸山経由)=小樽駅前発 丸7:05 入8:25 入9:10 丸10:10 入11:50 丸14:20、神威岬発 入9:45 丸11:25 入12:10 入13:00 入15:00 丸16:55
初のワンステップバス登場!! (1995年9月5日)
中央バスは車両メーカーの日産ディーゼル社などと開発した同社初の新型ワンステップバス(超低床式バス)を全国に先駆けこのほど1台導入、5日から小樽市内本線(高島3丁目〜桜町間)に走らせる。
このバスは高齢者や体の不自由な人でも乗り降りしやすいようステップを2段から1段に減らし、さらにエアサス(空気バネ)を使ったニーリング機能で車体をわずか3秒で下げられる。地上ステップ高は前扉27㌢(走行時36㌢)、中扉35㌢(同41.5㌢)と従来の低床車より最大9㌢低いが、前〜中扉間のステップを下げたため車内後部に段差がある。バスの車両ナンバーは"札幌22か2676"で、目印としてボディーの前と横に「ワンステップ低床車」と小さく書かれている。
同社は今月中旬にも札幌の平岡営業所に同型車(同2691)をもう1台配車し、冬季の走行データをもとに秋の車両更新時にはさらに増車するプラン。
小樽市内に優先席登場 (1995年10月29日)
中央バスは29日〜31日にかけて、小樽市内のすべての路線バスにお年寄りや体の不自由な人のための「優先席」を設ける。座席には「お年寄などの優先席」と書かれた白いシートカバーをかけ、バスの中扉前の2席が優先席となる。同社の優先席は昨年10月の札幌市内に続くもの。
冬ダイヤ改正による変更 (1995年12月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【FAXサービス】
- 中央バス小樽事業部(小樽、余市、岩内など)で停留所時刻表をファクスで送信する同社初のサービスをスタート。希望の停留所を電話で受け付け、B4版ファクスを使って送信する。ファクスのない希望者には各地区の窓口でコピーを配布する。
【高速バス】
- 高速しゃこたん号=「余市梅川車庫前」「富沢8丁目」の2停留所を増設。
- 高速よいち号(札幌ターミナル〜余市梅川車庫前)=1往復を新設。
- 高速おたる号(円山経由)=平日の小樽終発を20:45→21:45に繰り下げ2本増便。
【小樽市内・郊外線】
- 12赤岩線(本局前〜かもめヶ丘団地系統)、6望洋台線(朝夕ラッシュ時)を増便。
- キロロ線(朝里車庫前〜小樽駅前〜キロロリゾート)=系統新設。中央バス朝里車庫内に無料駐車場を設け、日帰り客を対象にパーク&バスライド(マイカーからバスへの乗り換え)を促進する。1日1.5往復。料金は片道大人740円。
【ニセコバス】
- 急行小樽線(寿都〜小樽)=始発便のみ「黒川9丁目」「青葉団地」「仁木中学校」「大江小学校」の4停留所を増設。(情報/各駅倉庫さん)
- 長万部線(寿都営業所〜黒松内駅・長万部駅)、雷電線(寿都営業所〜岩内ターミナル)=12/12から「ゆべつのゆ」停留所を新設。(小川〜湯別間を経路変更)
【スキーバス】
- 麻生・キロロリゾート線(地下鉄麻生駅〜キロロリゾート)を新設。1日1往復で運賃は大人1200円。12/9〜4/7の土日祝と学休日(12/16〜1/15、3/1〜4/7)のみ運行する。
【停名変更】
- 「美国ターミナル」⇒「美国」 高速しゃこたん号、20・21積丹線
豊浜トンネル崩落による臨時便 (1996年2月11日)
10日朝に起きた国道229号の豊浜トンネル崩落事故で余市〜古平間が通行止めになっているため、中央バスは11日から積丹線(小樽駅前〜積丹余別)の代替路線として、岩内〜(当丸峠経由)〜古平浜町〜美国〜積丹余別間に臨時バスを走らせる。バスは1日3往復し、所要時間2時間35分。料金は余別〜岩内間1,410円。従来路線通りの設定で、岩内ターミナルで行き先を聞いて清算する。このほか古平浜町〜余別、同〜美国間は折り返し運転となり、小樽・余市側は豊浜町から約5㌔手前の「余市梅川車庫前」で折り返す。※余市〜古平間は19日から旧国道経由で片側開通し、同日始発便から平常ダイヤに戻した。
【発車時刻】
- 積丹余別発7:20 10:20 12:40
- 岩内ターミナル発11:00 14:00 16:20
夏ダイヤ改正による変更 (1996年4月1日)
1日からダイヤ改正を行う。小樽交通記念館のオープンに合わせ、同記念館や小樽運河周辺をボンネットバスで周回する「運河周辺循環バス」を新設する。
【運賃改定】
- 中央バスは平均4.8%値上げ。初乗り運賃は140円→150円にアップ。小樽市内の均一運賃は据え置かれ、11月1日から180円→190円にアップする。おもな新料金は札幌〜小樽間500円→550円など。
- ニセコバスは4.9%値上げ、初乗り運賃は150円のまま据え置く。
【高速バス】
- 高速かもめ号(小樽〜新千歳空港)=利用客の増えている早朝と夜間の飛行機便にあわせ時間帯を拡大する。
- 高速しゃこたん号(札幌〜美国)=4/27〜11/4まで1往復を「神威岬」まで延長。
【停車停留所】札幌ターミナル〜(現行)〜美国 積丹野塚 積丹浜中 積丹余別 草内 神威岬
【小樽市内・郊外線】
- 2・3小樽市内本線=「手宮」バス停を高島3丁目行きと手宮終点降車専用に分け、高島寄りの手宮ターミナル側に100㍍ほど移設する。代わりに、これまで通過していた祝津、赤岩、梅源の3路線が同バス停に停車するようになる。同バス停は1日200便のバスが停車するうえ道道交差点に近く、バスが車線をまたいで交差点をすぐ右折する危険性が小樽署から再三指摘されていた。
- 11祝津線(小樽駅前〜祝津)=「ヨットハウス前」まで延長し、停留所名を「祝津」に変更。
- 21積丹線(小樽駅前〜積丹余別)=夏期間のみ平日4往復、日祝・学休日6往復を「神威岬」まで延長。
- 運河周辺循環バス(交通記念館〜ペテルブルグ美術館〜交通記念館)を新設。4/27〜11/4まで主に土日のみ走らせ、連休(4/27〜5/6)と7〜8月は毎日運行する。料金は大人180円、小人90円。所要時間18分。車両は昨年まで定期観光バスに使われていたボンネットバス「ロマン号」(27席・定員50人)が使われ、昔の制服を着た観光ガイドの"OG"7人が交代で車掌を務め、停留所案内や両替、ドア開閉などを行う。
【停車停留所】交通記念館→旧日本郵船前→田中酒造店前→ペテルブルグ美術館(新設)→北一硝子前→ヴェネツィア美術館(新設)→小樽運河→博物館前→北運河→交通記念館
- 小樽マリン号(小樽駅前〜小樽駅前)=4/20から一部経路を延長し「交通記念館」停留所を新設。「ダニーデン」停留所廃止。
【岩内管内】
- 岩内・円山線(岩内ターミナル〜年金センター〜岩内スキー場)=終点を「荒井記念美術館」「聖観湯」(しょうかんとう)まで約960㍍延長し、円山地区を反時計回りに一周する循環路線となる。本数も4往復から6往復に増やし、札幌便との乗り継ぎに配慮する。
【停車停留所】岩内ターミナル→(現行)→年金センター→岩内スキー場→荒井記念美術館(新設)→聖観湯(新設)→森林公園入口→(現行)→岩内ターミナル
【停名変更】
- 「ヨットハウス前」⇒「祝津」 11祝津線
- 「祝津」⇒「祝津漁港」 11祝津線
- 「小沢駅前」⇒「小沢」 高速くっちゃん号
- 「旧栄浜学校」⇒「小田西川」 ニセコバス島牧線
【新設停留所】
- 「高島小学校前」 12赤岩線
- 「北作開」「みのり橋」「黒松内野球場」 ニセコバス ※旧臨時停留所の昇格
【増設停留所】
- 「蘭島」「旭中学校前」 高速いわない号、くっちゃん号、しゃこたん号、よいち号
- 「手宮」 11祝津線、12赤岩線、14・15梅源線
小樽市内に広告バス登場 (1996年6月13日)
ボディーに企業や自治体などの全面広告が施されたカラフルなペイントバス(広告バス)2台が、13日から中央バス小樽市内線にお目見えした。小樽運河線「小樽マリン号」や小樽市内線で運行されており、さらに同社3台目となるペイントバス(キリンビール広告)も26日から小樽市内のマリン号で走らせる予定。同社では今後さらに台数を増やしていく計画。全面広告バスは道内では2年ほど前から苫小牧市営バス(苫小牧市)、くしろバス(釧路市)など数社が実施しているが、中央バスでは初めて。
テルメ・おたる線新設 (1996年7月13日)
中央バスは7/13〜8/31まで臨時バス「テルメ・おたる線」(札幌テルメ〜おたる水族館)を運行する。札幌テルメ発9:30、おたる水族館15:30の1往復で所要時間1時間18分。料金はテルメ〜おたる水族館800円、麻生〜おたる水族館640円、麻生〜小樽駅550円。
【停車停留所】
- 札幌テルメ 地下鉄麻生駅(バスターミナル) 小樽駅前 運河プラザ 交通記念館 おたる水族館
祝津線にお盆臨時バス停 (1996年8月10日)
中央バスは墓参客の利便をはかり、[11]祝津線(小樽駅前〜祝津・おたる水族館)に10〜18日まで「高島墓地前」(ことぶき団地入口〜祝津山道口間)の臨時停留所を設ける。
ふるびら温泉オープンによる変更 (1996年9月1日)
古平高校の施設を整備した日本海ふるびら温泉「一望館」(温泉保養センター)のオープンに合わせ、1日から高速しゃこたん号(札幌〜美国)に「古平丸山町」停留所を増設する。
【増設停留所】古平丸山町(古平新地町〜美国橋間)
情報/各駅倉庫さん
運賃改定による変更 (1996年11月1日)
中央バスは1日から運賃値上げに踏み切る。4月の特石法(特定石油製品輸入暫定措置法)廃止に伴い、軽油が値上がりしたのがそのおもな理由。小樽市内の値上げは94年11月以来2年ぶり。
【運賃改定】
- 小樽市内の均一運賃は180円→190円、1日乗車券は650円→700円にアップ。
- 1ヶ月有効の定期券は通勤8,100円→8,550円、通学6,480円→6,840円にアップ。
「小樽ロマン号」引退 (1996年11月4日)
中央バスが小樽市内で「運河周辺循環バス」として運行していたボンネットバス「小樽ロマン号」が循環バス運行終了日となる4日を最後に引退する。
同車は1966年製のいすゞBXD30型。四国交通で路線バスとして活躍後、新潟県でスキー客の送迎に使っていたのを中央バスが購入して改装、1988年から小樽市内の循環バスや定期観光バスとして使われていた。全長は8.27㍍、幅2.45㍍、高さ3.0㍍、排気量は6.4g。座席は27席あり定員は50人。
最終日の4日は終日無料運行となり、引退後は中央バスが将来建設予定の「バス博物館」のため、同社芦別車庫でいつでも動くよう「動態保存」される。
冬ダイヤ改正による変更 (1996年12月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【高速バス】
- 高速かもめ号(小樽駅前〜新千歳空港)=全4往復を今年から12/7〜2/28まで冬期間運休。例年、札樽自動車道が雪で通行止めになるケースが多いため。
【小樽市内・郊外線】
- 8おたもい線(本局前〜おたもい団地)=土曜に1本あった「おたもい団地7:30発→小樽駅前行き」を本局前行きに振替える。
- 18余市線(小樽駅前〜余市梅川車庫前)=平日ダイヤの小樽終発を21:40→22:00、余市終発を21:15→21:30にいずれも延長する。
【岩内管内】
- 岩内円山線(岩内ターミナル〜年金センター〜岩内ターミナル)=円山循環線部分の経路が逆回りになる。
【旧】森林公園入口→いこいの家→年金センター→岩内スキー場→荒井記念美術館→聖観湯→森林公園入口
【新】森林公園入口→聖観湯→荒井記念美術館→岩内スキー場→年金センター→いこいの家→森林公園入口
【スキーバス】
- キロロ線(新さっぽろ駅〜大谷地駅〜キロロリゾート)=始発停留所を今年6月オープンした「新札幌パレスホテル前」に変更し、ホテル前に停留所を新設。
【新設停留所】
- 旧岡崎倉庫前(勝納埠頭〜北一硝子前間) 小樽マリン号 ※11月5日より
ワインカフェ「小樽バイン」がOPEN!! (1996年12月11日)
小樽市色内1の中央バス本社社屋1階に同社直営のワインカフェ「小樽バイン(BINE)」が11日オープンする。10月下旬から同社が約2億円かけ、今年5月札幌に移転した営業部跡の1階約1,150平方㍍のうち約500平方㍍を店舗に改装した。
この建物は1912(明治45)年に北海道銀行本店として建設され、同銀行が拓銀と合併した1944(昭和19)年から北海海運局として使われていたのを中央バスが1965年に買収、1985年に小樽市から歴史的建造物に指定された築84年の歴史を感じさせる石造り2階建て。1907年ごろの英国産ブラックアスファルトや札幌軟石を壁や床の素材にそのまま生かし、約80席が設けられている。店名のバイン(BINE)は、WINE(ワイン)とBUS(バス)をもじった造語。営業は午前10時〜午後9時まで年中無休。
北海道ワイン(小樽市)の全面協力を得て、工場直送の樽出しワインを1杯300円前後で販売するほか、チーズやハムなどのおつまみ、6種類のパスタ、グラタンなどの軽食も取扱う。
夏ダイヤ改正による変更 (1997年4月1日)
1日から夏ダイヤに改正する。
【小樽市内・郊外線】
- 塩谷線(本局前〜おたもい入口)=本局前発20:10を「塩谷」行きに振り替える。
- 銭函・桂岡線(銭函浄水場〜銭函駅前〜ほしみ駅前)=浄水場終発を20:56→21:23に、逆方向の銭函駅前終発も21:37発にそれぞれ繰り下げる。
- 小樽市は70歳以上を対象に配布していた昨年までの無料回数券に代わり、無料バス乗車証「ふれあいパス」を4/21から発行する。パスは紙製でテレホンカード大の大きさ。市内を走る中央バスとJRバス(高速バスを含む)などで利用できる。本年度の有効期限は来年3月末まで。
【余市管内】
- 赤井川線(余市ターミナル〜赤井川〜キロロリゾート)=常盤〜キロロリゾート間を廃止。
【岩内管内】
- 余別・川白線(積丹余別〜川白)を新設。積丹余別発13:00、川白発14:20の1往復。片道40分、大人450円、小人230円。路線申請の関係で4/1〜4/25までは試験運行、26日から正式運行となり神威岬〜レストハウス西の河原間(片道15分、大人350円)を4往復する。昨年11月の国道229号全面開通に伴うもの。
【停車停留所】積丹余別 草内 柾泊(新設) 神岬会館前(新設) 沼前(新設) 西の河原(新設) レストハウス西の河原(新設) ノット(新設) 川白
- 神恵内線(岩内ターミナル〜赤石・川白)=岩内ターミナル〜赤石系統は終点を「大森」まで延長するほか、4/26から両系統の終点を日中4往復のみ「レストハウス西の河原」まで延長、余別・川白線に接続させる。
- 4/26から「積丹半島周遊バス1日フリーきっぷ」を発売。積丹半島全域と札幌〜小樽〜余市〜岩内を結ぶ全線が乗り降り自由になり、札幌発着3,700円、小樽発着3,000円、余市発着2,600円、小人は半額。
- 泊村は村内を走る中央バスが無料で利用できる無料パス「どこでもパス」を発行。村内の70歳以上の高齢者と身障者の一部が対象。
【停名変更】
- 「キロロ入口」⇒「ペンション白樺」 キロロ線
【新設停留所】
- 「かま栄本社前」(ヴェネツィア美術館〜小樽運河間) おたる散策バス ※4/26から
- 「北海道ワイン前」(天満宮下〜常盤間) キロロ線(夏ダイヤのみ)
- 「ハローワーク前」(中央通〜東相生団地入口間) 岩内円山線
- 「湯別中央」(湯別〜ゆべつのゆ間) ニセコバス
【廃止停留所】
- 「宝橋造林事務所」(春香山登山口〜さっぽろ湖展望台間) 小樽・定山渓線 (情報/各駅倉庫さん)
小樽市内にレトロバス参上!! (1997年4月26日)
中央バスは昨年引退したボンネットバス「小樽ロマン号」に代わる新たな集客の目玉として、このほど米国製レトロ調バス2台を購入、26日から小樽市内の観光地をめぐる路線バス「おたる散策バス」で運行を始める。愛称は市民公募の結果、ボンネットバスと同じ「ろまん号」と決まり、"札幌22う212"と"同213"のナンバープレートが付けられた。
ボディーや内外装を米スペシャリティー・ビークル社が手がけ、シャーシ(エンジン・足回り)は日野自動車製という全国初の日米合作アメリカントロリー型バス。全長8.43㍍、幅2.39㍍、高さ3.22㍍、定員は25人とやや小ぶりだが、価格は1台2,800万円と通常の大型バスより割高になる。
車体はアルミ製で、ボンネット時代と同じ緑と赤のツートンカラーを採用。天井・壁面・シートなど内装インテリアはすべて手づくりで、座席は温かみのあるオーク材を使った2人がけ木製ベンチ。米国の伝統的なトロリーバスを基本にデザインされ、フロントの窓を2枚に減らすなど日本向けに一部改良されている。
堺町本通りを一方通行に (1997年7月1日)
通称・堺町本通り(小樽市道本通線)の於古発川〜入船7差路間(約750㍍)が1日午前6時から札幌方向への一方通行に規制されるため、中央バス山手線(4系統・緑町先廻り)のルートが同日午前6:35の本局前始発便より従来の堺町本通りから道道臨港線に変わる。このため「北一硝子前」「堺町」の小樽方向行き2停留所は小樽ヴェネツィア美術館前とキャビンかま栄前にそれぞれ移設、「第一埠頭」停留所は「堺町」停留所と統合廃止する。
この市道沿いは市内有数の観光スポットで交通量も多く、観光シーズンのピーク時は渋滞が慢性化、停車車両も多いため歩行者が車道にあふれることも多かった。
おたる潮まつり臨時バス (1997年7月26日)
中央バスは小樽市で行われる「おたる潮まつり」(7/26〜27)の期間中、小樽駅前を午後8時以降に発車する「高速おたる号」(小樽〜札幌)と桜町、塩谷、天神方面などに向かう市内各路線を増発する。27日の花火大会終了後は小樽駅前のほか、運河プラザ前から札幌行きの高速バスを臨時運行する。
手宮バス停を再移転 (1997年10月20日)
中央バス小樽市内本線の「手宮」バス停が20日から現在地より150㍍ほど小樽寄りの北洋銀行前に移転する。移転するのは高島3丁目行きのバス停と手宮終点の降車専用バス停で、同日から双方とも同じバス停に停車する。
このバス停は昨年3月まで錦町の道道交差点近くにあったが、バスが停留所を発車後、車線をまたいですぐ交差点を右折する危険性が小樽署から指摘されており、同4月のダイヤ改正に合わせてバス停を高島3丁目行きと降車専用に分け、高島寄りの手宮ターミナル横に100㍍ほど移転した。ところが、住民から「商店街から遠くなった」「降車後、信号を渡ることになり高齢者には不安」―などの声が上がり、今年8月、住民側が改善を求め約4,400人分の署名簿を中央バスに提出するなど、住民運動に発展していた。
これを受け、同社はバス停を元の道道沿いに戻すことを決め、20日の始発から現在赤岩線などが停車する手宮バス停から60㍍ほど小樽寄りの北洋銀行手宮支店前入り口付近に再移転させる。
当初は旧バス停より40㍍小樽寄りに終点降車専用を、さらに約20㍍小樽寄りに高島行きのバス停を設けてラッシュ時などの緩和策も検討したが、交差点との距離や移転先の了承が得られず同支店前1ヶ所だけとした。
米空母寄港による臨時バス (1997年9月5日)
米空母インディペンデンス(80,643㌧)、巡洋艦モービルベイ(9,466㌧)が小樽市に寄港する5〜9日まで、中央バスは小樽駅前〜勝内埠頭間に直行シャトルバスを運行する。小樽駅前発は9時〜15時、勝内埠頭発は9時半〜16時まで5〜10分おきにピストン運行する。所要時間は約15分。
夏ダイヤ改正による変更 (1998年4月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【高速バス】
- 高速おたる号(札幌〜小樽)=日祝ダイヤを54.5往復→58.5往復増やして平日並みにする。(夏期のみ)
【ニセコバス】
- 大成線(寿都営業所〜東川)=黒松内〜東川間を廃止。
- ニセコ線(ニセコ駅前〜ニセコ山の家)=6/6〜10/25の土日祝、学休日(7/21〜8/20)に限り、約8.2㌔延長し「神仙沼」経由となる。
【新設停留所】神仙沼レストハウス、大谷地
【新設停留所】
- 「余市宇宙記念館前」(余市駅前〜余市役場前間) 高速しゃこたん号、高速よいち号、積丹線など6線
※4/25の記念館オープンによる
- 「岱下」「観音岳」「熱郛」 ニセコバス黒松内線・長万部線 ※新設日不明?
【その他】
- 湯鹿里荘(小樽市朝里川温泉2)の運営が朝里川温泉総合開発から中央バスに変わる。入館料大人500円、小学生300円は据え置く。
運賃改定による変更 (1998年11月5日)
中央バス小樽事業部は5日から運賃値上げを実施する。同社の値上げは1996年4月からほぼ2年半ぶりとなり、昨年4月に消費税率アップで基準賃率を改定してからは約1年半ぶり。
【運賃改定】
- 小樽郊外線と後志の一般路線の初乗り運賃は150円→160円、1㌔当たりの基準賃率は27円90銭→30円20銭に上がる。普通運賃を基本とした定期券や回数券も値上がりする。後志の値上率は7〜10%台。
- 小樽市内線の均一料金は半年間据え置き、来年5月1日から190円→200円にアップする。
- 小樽市内線が2路線まで乗り降り自由になる「フリー定期券」は制限を撤廃。
- おもな新料金は札幌〜小樽(560円→590円)、札幌〜岩内(1,730円→1,800円)、札幌〜美国(1,530円→1,600円)、札幌〜倶知安(1,630円→1,700円)、小樽〜余市(370円→390円)、小樽〜岩内(1,220円→1,270円)、余市〜銀山〜赤井川(890円→960円)など。
冬ダイヤ改正による変更 (1998年12月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【高速バス】
- 高速かもめ号(小樽駅前〜新千歳空港)=4往復を廃止。利用が伸び悩み一昨年から冬期運休していた。
- 高速おたる号(円山経由)=12/6から日祝ダイヤを58.5往復→54.5往復に減便。
【小樽市内・郊外線】
- [9]天狗山ロープウェイ線(小樽駅前〜天狗山ロープウェイ)=スキー客の利用が多い12/20〜3/31まで土日祝ダイヤを5本増便。
- 銭函・桂岡線(銭函浄水場〜ほしみ駅前)=一鉄鉄工所前〜ほしみ駅前間を廃止。銭函工業団地の企業関係者の利用を見込んでいたが、最近は従業員を送迎する企業が増え利用が減っていた。
- 札樽線(札幌〜桂岡〜小樽駅前)=18.5往復→13.5往復に減便。
みなと・おたる国体開催による変更 (1999年2月19日)
中央バスは小樽市内で行われる国体ジャンプ競技にあわせ、19、21の両日、望洋台線(小樽駅前〜望洋台2丁目)の一部便を望洋シャンツェ最寄りの「マリンヒルホテル小樽」まで延長運行する。延長するのは小樽駅前発9:00〜14:20までと、望洋台2丁目発14:14〜14:34までの便をマリンヒルホテル発着便として運行する。
このほか、アルペン競技会場の天狗山スキー場、クロスカントリー競技会場の小樽からまつ公園の両会場とJR小樽駅を連絡するため、それぞれ天狗山線、最上線を増便して対応する。
地下鉄宮の沢駅OPENによる変更 (1999年2月25日)
地下鉄東西線(琴似〜宮の沢間)が延長開業する25日、宮の沢駅バスターミナルがオープンする。これに伴い、同日から中央バスの路線が一部変わる。
- 高速おたる号(円山経由)、よいち号、いわない号、しゃこたん号、くっちゃん号=宮の沢駅最寄りの「西町北20丁目」(琴似本通〜見晴間)を増設し、同駅には立ち寄らない。
- 札樽線(札幌ターミナル〜桂岡〜小樽駅前)=全便、宮の沢駅バスターミナル(④のりば)に乗り入れるほか、45手稲線(札幌タ〜花川北3条1丁目)廃止の補完として6停留所を増設。地下鉄乗り継ぎ適用区間は宮の沢駅〜星置橋まで。
【新設停留所】宮の沢駅 (琴似本通〜手稲本町間)
【増設停留所】北1条西20丁目 北6条西26丁目 山の手1条通 発寒橋 西町北7丁目 西町北20丁目
【停名変更】「張碓」⇒「張碓小学校前」
※このほかJRバスは札樽間高速バスに「西町北20丁目」と「潮見台」の2停留所を新設する。
マイカル小樽OPENによる変更 (1999年3月11日)
大型複合商業施設「マイカル小樽」(小樽市築港)のオープンにあわせ、11日から「ぱるて築港線」を新設するなど小樽市内のバス路線を一部再編する。※ぱるて築港は公募で決まった築港地区(小樽港マリーナ、勝納埠頭を含む)の愛称。ぱるてはフランス語で「遊ぶ・集う」の意。
【高速バス】
- 札樽線(マイカル小樽・円山経由)=6往復を新設。うち3往復はJRバス。またJRバスと停留所を共通化する。
◇停車停留所(★印は中央バスのみ停車)=札幌駅前ターミナル 北1条西4丁目 北1条西7丁目 厚生年金会館前 道立近代美術館 円山第一鳥居 琴似本通 西町北20丁目 ★見晴 ★新光 小樽自動車学校前 朝里町 東小樽 ぱるて築港(新設) 小樽港マリーナ・石原裕次郎記念館(移設・往路のみ) マイカル小樽(新設・復路のみ) 信香町(新設) 若松 住吉神社前 花園公園通(復路のみ) 市役所通(往路のみ) 小樽駅前
- 宮の沢・マイカル小樽線(宮の沢駅〜ぱるて築港)臨時便を8往復新設。うち4往復はJRバス。3/11〜5/5まで期間限定で運行するが、4/3〜4/29は土日祝のみとなる。※追記:運行期間を延長し、5/8〜7/20の土日祝と7/24〜8/22の毎日も継続運行する
【停車停留所】宮の沢駅(④のりば)〜(直行、札樽道経由)〜マイカル小樽(新設:往路のみ) 小樽港マリーナ・石原裕次郎記念館(復路のみ/移設) ぱるて築港(新設)
【小樽市内線】
- 1ぱるて築港線(小樽駅前〜ぱるて築港)を新設。1日36往復。
◇停車停留所(★印はフェリーターミナル経由のみ停車)=小樽駅前(ターミナル④のりば) NTT前(復路のみ) 市役所通(復路のみ) 花園公園通(往路のみ) 住吉神社前 奥沢口(復路のみ) 若松 信香町(新設) 旧岡崎倉庫前(復路のみ) ★新日本海フェリー(復路のみ) ★工業団地(復路のみ) 小樽港マリーナ・石原裕次郎記念館(復路のみ・移設) 勝納埠頭入口(新設・往路のみ) マイカル小樽(新設・往路のみ) ぱるて築港(新設)
- 6望洋台線=小樽駅前のりばをバスターミナル(④のりば)から長崎屋前(国道上)に移設。ぱるて築港線乗り入れに伴う措置。
- 10勝納工業団地線(小樽駅前〜小樽港マリーナ・石原裕次郎記念館)を廃止。
廃止停留所=港町 中央埠頭 工業団地中央
- おたる散策バス(マリン号・ろまん号)=マイカル小樽経由となり、新日本海フェリー経由は廃止。
【新設停留所】勝納埠頭入口 マイカル小樽 ぱるて築港
【廃止停留所】工業団地中央
◇移設停留所=小樽港マリーナ・石原裕次郎記念館(裕次郎記念館前からマイカル側に移設)
【停名変更】
- 「築港駅前」⇒「小樽築港駅」 2・3小樽市内本線、6望洋台線、13朝里川温泉線、札樽線
- 「勝納埠頭」⇒「工業団地」 おたる散策バス
- 「ペテルブルグ美術館」⇒「旧ウォール街」 おたる散策バス
【廃止停留所】
- 「保線区前」(若竹町〜築港駅前間) 2・3小樽市内本線
夏ダイヤ改正による変更 (1999年4月1日)
1日(木)からダイヤを改正する。
【組織改正】
- 観光バス部(貸切バス事業を担当)、営業部(定期観光バス、定期路線バス業務を担当)新設。
- バス事業本部、乗合事業部、貸切事業部。営業調査室を廃止。
【小樽市内線】
- 16奥沢線(NTT前〜天神町)=始発停留所を「NTT前」から「小樽駅前」(長崎屋前)に変更。
【余市管内】
- 登線(余市ターミナル〜余市協会病院前〜大登)=全2往復を廃止。
【廃止停留所】大登橋 小谷地 中央橋 小登 登小学校 大登協栄 大登
- 豊丘線(余市ターミナル〜稔中央)=余市高校〜稔中央間を廃止し、余市高校線(余市ターミナル〜余市高校)に再編する。
【廃止停留所】入舟町 モイレ海岸前 青少年会館前 中島 豊丘口 種谷 二重橋 小学校前 老人寿の家 小峠橋 滝の沢入口 稔中央
- 余市協会病院線(余市梅川車庫前・余市ターミナル〜余市協会病院前)=2系統を統合し、余市梅川車庫前〜余市ターミナル〜黒川12丁目(新設)〜余市協会病院前間に一本化。ルートは旧国道線(にれの木通り)経由に切り替え「黒川9丁目」は停車しなくなる。
【停車停留所】余市梅川車庫前 余市富沢町 富沢8丁目 富沢6丁目 水産試験場 浜中町 余市役場前 余市宇宙記念館前 余市駅前 余市ターミナル 大川6丁目(増設) 黒川12丁目(新設) 西黒川 神社前 東黒川 余市協会病院前
【ニセコバス】
- 黒松内線(寿都営業所〜黒松内駅)=終点を「黒松内温泉」まで延長する。
【新設停留所】
- 「黒松内温泉」(営林署前〜黒松内野球場間) ニセコバス黒松内線 同長万部線
運賃改定による変更 (1999年5月1日)
中央バスは1日から小樽市内で運賃値上げを行うほか、札幌に続いて小樽管内でも「中央バスカード」が利用できるようになる。
【運賃改定】
- 小樽市内の均一運賃は大人190円→200円にアップ。小児運賃は100円のまま据え置き。
- 小樽市内1日乗車券は大人710円→750円、小人360円→380円にアップ。
- 通勤定期券(1ヶ月)8,720円→9,000円にアップ。
【バスカード】
- 中央バスカード(プリペイドカード)を札幌に続き、小樽市内線、余市線、積丹線などでも利用開始。小樽市内均一区間は降車時にカードリーダー(読み取り機)に通すだけだが、それ以外は乗車と降車時の2回カードを通す。ただし、おたる散策バスのレトロバス「ろまん号」には使えない。カードは1日から車内でも販売する。
【路線変更】
- キロロ線(小樽駅前〜キロロリゾート)=夏ダイヤに改正し11月4日まで1日6往復する。千歳・キロロ線、札幌・キロロ線は夏期間運休する。
【新設停留所】
- 「銭函2丁目」(信金前〜銭函海岸通間) 銭函・桂岡線
【増設停留所】
- 「稲穂十字街」(日銀前〜小樽駅前間) おたる散策バス ※小樽商工信組前に設置
- 「黒川9丁目」(黒川12丁目〜西黒川間) 余市協会病院線
マイカル―天狗山線スタート! (1999年7月24日)
中央バスは7/24(土)〜8/15(日)の夏季限定で「マイカル小樽・小樽天狗山線」を運行する。昨年は石原裕次郎記念館が始発だったがこれをリニューアル、ぱるて築港→石原裕次郎記念館→小樽運河→日銀前(小樽バイン)→天狗山ロープウェイ間の運行となる。発車時刻は、ぱるて築港発13:50、15:50の片道2本。運賃は大人200円、小人100円。終点の「天狗山ローウェイ」で下車した場合は、ロープウェイ半額利用券や山頂のレーザークレー射撃などの無料遊具券が配られる。
ぐらんぶる・しりべし号スタート! (1999年8月21日)
中央バスグループのシィービーツアーズ(札幌市)や倶知安、余市、岩内など後志管内11町村などが参加する「ぐらんぶる・しりべし号運行協議会」は21日、ニセコや積丹などの観光地を周遊する観光バス「ぐらんぶる・しりべし号」を運行開始する。積丹の神威岬やニセコの温泉街など40の観光スポットを周遊する4系統を設定し、運行はニセコバスに委託する。運行日は8/21(土)〜10/11(月)までの土日祝の計19日間。チケットは小樽発着が大人2,000円、札幌発着が3,000円で運行日の前後2日間有効となる。停留所はニセコ・中央両バスの既設停留所に「仁木観光管理センター」「ふれあい遊トピア公園」「共和町かかし館」「とまりん館」を加えた計39ヶ所に停車し、区域内の両路線バスにも自由に乗り降りできるほか、札幌〜小樽間は中央バスとJRの鉄道とバスも利用することができる。愛称の「ぐらんぶる」とは「ぐるぐる」「ラン(走る)」「ぶらぶら」を組み合わせた造語。これを記念し、運行初日となる21日には小樽駅前ターミナルで出発式が行われた。
(★期間中の利用者数は延べ約1,500人と予想を上回る好評を博した)
【運行系統】
- ①小樽駅前(9:15)〜余市〜神威岬〜岩内〜神仙沼〜ニセコ〜倶知安〜小樽駅前(16:59)
- ②小樽駅前(9:15)〜余市〜岩内〜神仙沼〜ニセコ〜倶知安〜岩内〜神威岬〜余市〜岩内〜神仙沼〜ニセコ〜東山プリンスホテル新館(18:22)
- ③東山プリンスホテル新館(9:20)〜ニセコ〜神仙沼〜岩内〜神威岬〜余市〜倶知安〜ニセコ〜神仙沼〜岩内〜余市〜小樽駅前(18:47)
- ④ニセコ駅前(9:30)〜倶知安〜余市〜神威岬〜岩内〜余市〜神威岬〜岩内〜倶知安〜ニセコ駅前(18:50)
望洋台線、銭函・桂岡線の変更 (1999年10月1日)
1日から望洋台線と銭函・桂岡線が一部変わる。
【路線の延長】
- 6望洋台線(小樽駅前〜望洋台2丁目系統)=終点を「マリンヒルホテル入口」まで延長、2停留所を新設する。
【延長ルート】望洋台2丁目〜みつばち公園(新設)〜マリンヒルホテル入口(新設)
【増設停留所】
- 「銭函」(銭函市民センター前〜銭函中学校前間) 銭函・桂岡線
補助ステップ車を導入 (1999年11月)
中央バスは11月から小樽市内線に「補助ステップ」付きの車両を導入する。ドア開閉の際、連動して乗降口の下に取り付けられたステップ(踏み段)が出てくる仕組みで、低床車導入前の1989〜91年製の旧型車を中心に取り付けられる。通常はステップまで30〜35㌢あるが、補助ステップ車だと15㌢になり、歩道から乗降する場合は段差がほとんどなくなる。5月に試験導入した車両がお年寄りらに好評を得たため、導入に踏み切った。費用は1台約30万円かかるが、このうち半額を市が補助する。
冬ダイヤ改正による変更 (1999年12月1日)
1日(水)からダイヤを改正する。
【小樽市内線】
- 1ぱるて築港線(小樽駅前〜ぱるて築港)=小樽駅前〜ぱるて築港経由〜小樽駅前間の循環路線になる。
【新設停留所】 (11/4から)
- 「ホテルヒルトン小樽」(マイカル小樽〜ぱるて築港間) 1ぱるて築港線、おたる散策バス 7/1新設?
- 「勝納埠頭」(小樽港マリーナ・石原裕次郎記念館〜工業団地、旧岡崎倉庫前間) 1ぱるて築港線、おたる散策バス
【増設停留所】 (11/4から)
- 「稲穂十字街」 おたる散策バス
【停名変更】 (11/4から)
- 「勝納埠頭入口」⇒「新南樽市場」 1ぱるて築港線、おたる散策バス
「年越しシャトル」臨時バス (1999年12月31日)
中央バスは31日深夜〜1日にかけて小樽市内で「年越しシャトルバス」を運行!! マイカル小樽や運河周辺で"ミレニアム"のカウントダウンイベントが開かれるため、ヒルトン小樽〜小樽運河間を5往復する。料金は大人200円、小人100円。このほか、マイカル小樽(小樽市)も同施設と市内各地(赤岩、天神、新光など6地点)を結ぶ臨時無料バスを独自に運行する。
【発車時刻】ヒルトン小樽発23:00〜1:30まで、小樽運河発23:14〜1:44まで、いずれも各5本ずつ運行
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