北海道中央バス
おすすめ路線ランキング

(KSK-PROJECTの独断と偏見によるランキング)

順位 路線名 コメント
1位 日本海るもい号
(札幌ターミナル〜雄冬〜留萌ターミナル)
1日1往復だけ札幌〜留萌間を日本海経由で運行する路線です。石狩より先は延々海沿いを走り、難読地名の「望来」「安瀬」「濃昼」「送毛」「毘砂別」「幌」「床丹」「雄冬」「増毛」(全部読めた人はスゴイ! 正解はイチバン下)を経由し、留萌まで国道を3時間かけて走る総延長137㌔の長距離路線です。平成4年に全通した国道には険しい海岸が多く見どころ満載です。終点「留萌ターミナル」からは別ルートで札幌に向かう『高速るもい号』も運行されています!
2位 千歳空港・ニセコ線
(新千歳空港〜ルスツ高原〜いこいの村)
冬はスキーバスとして運行されていますが、夏の7〜8月だけ路線バスとして千歳〜ニセコ間を2往復しています。途中、苔の洞門やルスツリゾートにも停車し、支笏湖や羊蹄山(エゾ富士)の眺めも充分堪能できます。片道2時間半(!)かかるため途中のドライブインで休憩をはさみ、中央バスが運営するホテル「ニセコいこいの村」まで直行します。期間中は高速ニセコ号(札幌〜ニセコ)や空港連絡バス(札幌〜新千歳空港)も乗り放題になるニセコ周遊券も発売されています!
3位 おたる散策バス
(小樽駅前〜ウイングベイ小樽〜小樽運河〜小樽駅前)
運河で有名な小樽の観光地をめぐる循環路線バスです。多くの観光客でにぎわう小樽運河、北一硝子、石原裕次郎記念館や超巨大デパート「ウイングベイ小樽」など人気スポットをたった200円で一周できます。JR小樽駅前のバスターミナルから、ウイングベイ方面を廻る「マリンコース」と、アメリカントロリー型バスで運行する「ろまんコース」が約10分おきに運行されています!
4位 小樽・定山渓線
(小樽駅前〜朝里川温泉〜定山渓錦橋)
観光地・小樽と札幌の奥座敷・定山渓温泉を結ぶ路線です。一応路線バスですが、さっぽろ湖や定山渓ダムなど見所にさしかかると観光アナウンスが流れます。途中にはもの凄いヘアピンカーブやループ大橋があり、エンジン音を唸らせながら進む車窓は圧巻! 運行車両は高速バスと同じハイデッカーなので乗り心地もサイコーです。今まで夏しか運行されなかったせいか知名度が低かったようですが、平成12年から通年運行になり、ますますグレードUPしました!
5位 神恵内線
(岩内ターミナル〜神威岬)
本や雑誌で紹介される事の多い路線です。漁船が並ぶ港町・岩内から積丹半島を北上し、ふしぎな形をした「奇岩」と、たくさんの漁港が続く海岸沿い(カブトライン)を走り抜けていきます。途中の堀株(ほりかっぷ)には泊原子力発電所があり、数多くあるトンネルは核シェルター化されているとか。終点の神威岬からは札幌や小樽方面のバスに乗り換えることもできます。運行は4月下旬〜11月上旬まで、それ以外は途中の「川白」か「大森」までの運行です!
6位 福87 有明線
(福住駅〜すずらん公園東口)
唯一の札幌市内線のエントリーです。地下鉄東豊線の終点「福住駅」バスターミナルを出ると、しばらくビルの多い繁華街や住宅街を走り「真栄」を過ぎると急にのどかな風景が広がります。「下三滝橋」「三滝の沢」「鱒見の滝入口」など滝の名所を経由し、道内唯一の国営公園「滝野すずらん丘陵公園」へと向かいます。自然豊かな園内には『日本の滝百選』にも選ばれた「厚別(あしりべつ)の滝」があり、地下鉄真駒内駅や札幌都心へ向かうバスにも乗り換えられます。4月下旬〜11月上旬は土日祝のみ、7月下旬〜8月下旬は毎日運行です!
7位 万字線
(岩見沢ターミナル〜万字簡易局前)
昭和60年に廃止された国鉄万字線のルートに沿って走る路線です。岩見沢駅前のバスターミナルからしばらく街中を走り、教育大学を過ぎるとのどかな一本道が続きます。沿線には三井グリーンランド遊園地やバラ園で有名ないわみざわ公園があり、毛陽温泉「スパ・イン・メープルロッジ」や美流渡温泉「錦園」など穴場の温泉も数多くあります。終点の「万字簡易局前」はひっそりとした集落で、すぐそばに万字駅跡があります!
8位 赤井川線
(余市駅前〜赤井川〜都〜常盤)
果樹園で有名な余市町と赤井川村を結ぶ生活路線です。赤井川は火山の陥没によってできた“カルデラ地帯”で四方を山で囲まれているためバスは冷水(ひやみず)峠の樹海を越えていきます。途中には森の中にひっそり佇む洋館風ホテル「エーヴランド」や羊が放牧されている「アリスファーム羊ヶ丘牧場」もあり、眺めは抜群! 終点の「都(みやこ)」や「常盤(ときわ)」には何もないので温泉がある「赤井川」で下車したほうがいいかも―。切通し〜常盤間はフリー乗降OKです!
9位 札幌支笏湖線
(札幌駅前ターミナル〜恵庭岳登山口〜支笏湖)
6〜10月しか運行されない観光路線ですが、わりと人気路線です。ビックカメラ(旧札幌そごうデパート)1Fのバスターミナルを出発したバスは広々とした豊平川沿いを快走し、真駒内から先はグネグネ蛇行した林道を抜けていきます。ポロピナイ〜支笏湖間はかつて有料道路だった湖岸を走り、支笏湖の雄大な景色も一望できます! 終点の「支笏湖」からは観光名所「苔の洞門」(※休止中)や「新千歳空港」ゆきのバスも出ています!
10位 島牧線(ニセコバス)
(寿都ターミナル〜島牧役場〜栄浜)
中央バスグループでは最西端を走る路線バスです。バスは寿都(すっつ)町の外れにあるバスターミナルを出発すると、西へ向かってひたすら海岸ラインを走り抜けてゆきます。途中には弁慶伝説が残る「弁慶岬灯台」や本場「江ノ島」を彷彿とさせる江ノ島海岸もあり、エメラルドグリーンに輝く海原は絶景の一言! 終点「栄浜」には「きむら温泉旅館」や「モッタ海岸温泉旅館」もあるので温泉宿で一泊もOK。もともと中央バスが運行していましたが、昭和53年系列のニセコバスに移管されました!
次点 ニセコ線(ニセコバス)
(倶知安ターミナル〜五色温泉郷)
夏の6〜10月だけ登山者やハイカー向けに羊蹄山麓の倶知安(くっちゃん)町からニセコの秘境「五色温泉郷」まで向かう路線です。途中の二股〜お花畑間(約6㌔)は狭隘区間(冬期通行止め)やヘアピンカーブの連続で対向車をかわしながらケワし〜い山道を進む様はスリル満点! 終点「五色温泉郷」は海抜750㍍の山あいに佇む温泉宿で、あたりは硫黄臭が立ちこめ“秘境ムード”満点です。1日1往復ですが、五色温泉郷からニセコ駅に向かうバスにも接続しています!
過去に掲載したもの(路線廃止)
  青山線
(当別ターミナル〜道民の森)
※札幌第一観光バスで運行
普段は当別〜青山間の運行ですが、5月中旬〜10月上旬の日祝のみ、登山者やキャンプ場利用者のために「道民の森」まで延長運行します。森林や田園の広がる一本道を走り抜けていき、途中の青山ダムの風景も絶景です!朝と夕方2往復あり、運行は94年から系列の札幌第一観光バスに変わりました。時刻表に載っていない知られざる穴場路線です!
  桂沢線
(幾春別町〜桂沢ホテル前)
三笠市の東、かつて炭鉱で栄えた「幾春別町」から曲がりくねった細い林道をさらに東へと進み、大きなダムのある桂沢湖まで向かいます。沿道は幾春別川に沿った険しい谷を走り、途中にある落石防止の古〜い覆道が見ものです。始発の「幾春別町」は昭和62年に廃止された国鉄幌内線の終着駅「幾春別駅」があった場所ですが、現在は人もまばらな静かな町です。近くの三笠市立博物館ではアンモナイトの化石にじかに触れるコトができます!
  三笠・幌内線
(三笠ターミナル〜幌内中央町)
三笠市の中心街と、かつての炭住街「幌内」を結ぶ路線。沿線は北海道最初の鉄道「幌内鉄道」が走っていたコトでも有名です。バスは車の往来もまばらな一本道をゆったりと走り、かつて幌内駅だった三笠鉄道記念館(冬期休館)では客車やディーゼル機関車が一面に展示され、まさに一見の価値アリ! 土日は走るSL列車に試乗することもできます。終点「中央町」はかつて幌内鉱のあった場所で、炭鉱の廃墟があちこちに点在しています!

正解・・望来(もうらい)、安瀬(やそすけ)、濃昼(ごきびる)、送毛(おくりげ)
毘砂別(びしゃべつ)、幌(ぽろ)、床丹(とこたん)、雄冬(おふゆ)、増毛(ましけ)



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