中央バス最新NEWS

札幌管内 2000年代②

2005(平成17)年〜2009(平成21)年

北郷本線スタート! (2005年2月1日)


中央バスは1日から「北郷本線」(路線番号57・札幌駅前〜平和通〜厚別通〜白石営業所)の運行を開始する。同地区で昨年9月にスタートした白石本線(路線番号55・札幌駅前〜平和通〜北郷公園〜白石営業所)に続くもので、地域住民から要望があった。ダイヤは7〜19時台までほぼ1時間おきに1日13往復走らせ、所要時間39分。新たにバス路線の空白域だった厚別通りに乗り入れ、4停留所を新設する。また白石本線も同日から15往復から23往復に増やし、おおむね30分おきの運行になる。

ネットで高速バス運行情報サービス (2005年2月3日)


北海道運輸局(札幌市)は中央バスと協力し、インターネットを使った都市間高速バスのダイヤ、遅延情報の提供サービスを2月3日(木)〜2月22日(火)まで試験的に実施する。

 対象は札幌〜小樽(高速おたる号ほか)、札幌〜旭川(高速あさひかわ号ほか)、札幌〜富良野(高速ふらの号)、札幌〜函館(高速はこだて号)、札幌〜帯広(ポテトライナー)、札幌〜北見(ドリーミントオホーツク号)の6区間。運行時刻や降雪などによる遅延、運休情報を自宅やオフィスのパソコンや携帯電話から確認できる。提供時間は9〜18時まで。

空港連絡バスの運賃アップ (2005年4月1日)


中央バスと北都交通(本社・北広島)は共同運行する空港連絡バス(新千歳空港〜札幌市内間)の運賃を1日から片道180〜190円値上げする。昨年6月に民事再生法の適用を申請した北都交通の収支改善策に伴うもので、新料金は新千歳空港〜札幌都心・麻生駅・宮の沢駅間が820円→1,000円(4枚つづり回数券は2,920円→3,600円)、新千歳空港〜大谷地駅間が710円→900円(4枚つづり回数券は2,540円→3,200円)にいずれもアップ。現行の「空港割引きっぷ」は廃止され、新たに往復券(1,900円、1,700円)を発売する。同線の値上げは97年4月以来8年ぶり。3月までに購入した回数券、空港割引きっぷは4月以降もそのまま利用できる。

夏ダイヤ改正による変更 (2005年4月1日)


中央バスは1日からダイヤ改正を実施。

千歳Reraシャトルバス開始 (2005年4月29日)


道内最大級の千歳アウトレットモール『Rera(レラ)』(千歳市・柏台南)グランドオープンに伴い、4月29日(金)より新千歳空港ターミナルビル1Fとレラを結ぶ無料シャトルバスを運行開始する。バスは営業時間にあわせ9:45〜20:30まで30分おきに走らせ、大型連休中と7〜8月は最終便を増回する。シャトルバスは新千歳空港3番と32番のりばから発着となり、新千歳空港IC〜日の出IC間の最短コースを経由して所要時間は約10分。運行は中央バスに委託され、レラのイラストが描かれたカラフルな専用バスで運行される。なお千歳市内からレラへは、3千歳空港・支笏湖線、5大和線、6空港市内線、7桜木・空港線、8長都・空港線で「南千歳駅」バス停下車、徒歩4分。
https://www.outlet-rera.com/access/

モエレ沼公園シャトルバス開始 (2005年7月1日)


札幌市が札幌・丘珠町に造成してきた「モエレ沼公園」のグランドオープンに伴い、7月1日(金)〜11月3日(祝)まで『さとらんど・モエレ沼公園シャトルバス』が運行される。地下鉄栄町駅とサッポロさとらんどモエレ沼公園を結び、運行は土日祝のみ9:00〜17:30まで30分間隔。料金は大人片道200円、小人100円(地下鉄との乗り継ぎ割引あり)。共通1DAYカード、エコキップは利用できない。グランドオープン式典が行われる1日はモエレ沼公園20:45発を1本増発する。なお同公園まで路線バスを利用する場合は東69・東79北札苗線「モエレ公園東口」下車徒歩8分、または東61丘珠線、東76丘珠北34条線「モエレ公園西口」下車徒歩3分。

森林公園パークタウンに乗り入れ (2005年7月1日)


7月1日(金)より[白35]小野幌線(新さっぽろ駅〜森林公園駅)を現在造成中の新興住宅地「森林公園パークタウン」に全便乗り入れ、ダイヤも一部変わる。タウン内はラケット循環となり2停留所を新設。同タウン内には先月1日からJRバスが1日3往復乗り入れており、住民の利便性がさらに高まる。

ていねプール線に3停留所追加 (2005年7月16日)


中央バスが夏休み期間限定で運行する「ていねプール線」(地下鉄麻生駅〜手稲プール)に、今シーズンから「新川4条16丁目」(旧新川高校通)、「天狗橋」、「発寒15条12丁目」の3停留所を増設する。いずれもかつて市バスのエリアで停留所が設置できなかったところ。ことしの運行は7/16(土)〜8/14(日)までの毎日。麻生駅(バスターミナル③のりば)発が9:00、10:00、11:00、手稲プール発が14:30、15:30、16:30の1日3往復。料金は麻生駅から手稲プールまで大人230円、小人120円で、中央バスカード、共通ウィズユーカード、敬老カードも利用できるが、期間限定運行のため共通1DAYカード、エコキップは利用できない。

スターライトにパーク&ライド導入 (2005年7月21日)


中央バス、くしろバス、阿寒バスの3社が共同運行するスターライト釧路号(札幌〜釧路間)は21日から全便終点を「くしろバス本社」(釧路市文苑2)まで延長。これに伴い新たに「くしろバス前」停留所が設けられ、同社前に約50台駐車できるパーク&ライド専用駐車場が新規オープン、バス利用者に無料で開放される。また日中便は札幌南IC〜夕張IC間を高速経由に切り替え、所要時間を15分短縮するほか7/21〜8/21まで日中便が1往復増発され(くしろバス発5:35、札幌ターミナル発15:30)、期間中乗車した小学生以下のちびっ子全員にチョロQがプレゼントされる。

空港連絡バスの都心経路変更 (2005年7月21日)


中央バスと北都交通が運行する空港連絡バス(札幌都心〜新千歳空港)は21日から両社で異なる札幌都心の経路と停留所を統一し、15分間隔の運行が実現する。両社は02年7月から新千歳空港〜すすきの間の停留所を統一したが、札幌中心部は停留所が別々で利用客に不評だったため、今回すべての停留所を統一し利便性を高める。これに伴い、札幌発の始発停留所は「全日空札幌支店前」(北4西4)に変わり、空港発は「ロイトン札幌」(北1西11)が終点になる。中島公園系統は往復ともロイトン札幌発着となり「旭町1丁目」停留所を新設する。

ライジングサン シャトルバス (2005年8月19日)


19日(金)、20日(土)の両日、石狩湾新港樽川ふ頭横(小樽市銭函5丁目)で催されるオールナイトフェス『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2005 in EZO』にあわせ、中央バスは地下鉄麻生駅(バスターミナル⑥のりば)〜会場間(約15㌔)を結ぶシャトルバスを運行する。

 運行時刻は19日が麻生駅発10:30〜19:00、会場発21:00〜23:00、20日は麻生駅発9:30〜22:00、会場発17:00〜23:00、21日は会場発のみ5:00〜12:00となり、片道約30分、ピーク時は随時運行される。料金は1往復大人1,000円、小人500円(乗車時、現金精算)、未就学児無料。バス券はローソン店頭Loppi、またはローソンチケット取扱各店で発売する。

 今年で7回目となる同フェス、出演アーティストは東京スカパラダイスオーケストラ、オレンジレンジ、奥田民生、くるり、アジアン・カンフー・ジェネレーション、ザ・ハイロウズ、リップスライムなど約100組を予定している。
https://rsr.wess.co.jp/2005/gene/access.html

イオン緑苑台オープンによる新路線 (2005年9月21日)


イオン石狩緑苑台ショッピングセンター(石狩市緑苑台中央1)のオープンに合わせ、21日(水)から花川、篠路の両地区とイオンを結ぶ「イオン緑苑台線」2系統を新設する。同店から屯田4番通り、学田通り、東8丁目通りなどを経由して周辺住宅街を結び、日中時間帯にそれぞれ6往復ずつ運行する。このほか麻08緑苑台線(地下鉄麻生駅〜石狩庁舎前)に「イオン緑苑台SC」(屯田10条3丁目〜緑苑台中央3丁目間)を新設する。同店では無料送迎バスを運行しない代わりに、27日から路線バス利用者に限り、3,000円以上買物した場合のみ300円割り引くサービスを実施する。

アリオ札幌シャトルバスをスタート! (2005年11月23日)


札幌市東区に建設していた大型ショッピングセンター「Ario(アリオ)札幌」のオープンに伴い、11月23日(水)〜06年1月9日(月)まで無料シャトルバスを臨時運行する。JR札幌駅北口広場とアリオ札幌(サッポロビール園駐車場臨時バス停)を9〜21時ごろまでおおむね30分間隔で結び、金〜日曜と年末年始(12/31〜1/3)は増発する。運行は12/16まではジェイ・アール北海道バス(本社・札幌)、12/17以降は中央バスが担当する。
★運行期間は2006年2月1日〜3月31日まで延長された

冬ダイヤ改正による変更 (2005年12月1日)


1日(木)からダイヤ改正を実施。

車内CM放送「ぴりかる」開始!! (2005年12月15日)


中央バスは15日から札幌市内を走る路線バスで液晶モニターを利用した車内CM放送を開始する。運転席後部に19㌅の液晶モニターを設け、地元商店街や企業の広告、暮らしに役立つ地域情報やイベント情報などをICカードに記憶させた動画やフラッシュ映像(半動画)で放映するバス業界では全国初の映像CM配信システム。愛称はアイヌ語の「ピリカ(美しい・可愛い)」と「インカル(見る)」を合わせた造語「ぴりかる」と名づけられた。路線バスやJRの車内放送制作を手がけるグループ会社のファーストソニック(札幌市西区)が日本ビクターと共同開発し、平岡営業所(同清田区)の路線バス1台で昨年10月から約半年間テスト放映したところ利用客にも好評を得たことから、札幌市内の路線バス650台のうち200台で15日から本格配信し、来年4月から更に400台に増やすプラン。また車内CMと連動して、おトクなクーポン券付きフリーペーパー『ぴりかるマガジン』を車内やバスターミナルなどに置く。
https://www.pirikaru.com/

当江線 60年の歴史に幕 (2006年1月16日)


札幌第一観光バス(本社・札幌)が運行する当江線(江別ターミナル〜当別駅北口)は赤字のため3月31日をもって廃止となる。この路線は1945(昭20)年に中央バスが運行を始めた60年余りの歴史をもち、93年12月からグループの第一観光バスに路線を移管し合理化をはかったものの利用減少に歯止めがかからず、02年度から道の補助対象路線に指定、04年度には年間1027万円の赤字幅となり同社は昨年9月、地元自治体に廃止を申し入れていた。沿線の江別市と当別町は今後代替バスの可能性を探っていく考え。

 当別地区の路線廃止は03年4月の青山線(当別駅北口〜青山南部)に続くもの。これによって同社は当別町から完全撤退することになる。

雪まつりシャトルバス運行開始 (2006年2月6日)


2月6日(月)〜12日(日)まで催される「第57回さっぽろ雪まつり」にあわせ、中央バスは新会場となるサッポロさとらんど(札幌市東区)と地下鉄各駅を結ぶシャトルバスを新設する。

 運行するのは会場と地下鉄麻生駅(バスターミナル⑥のりば)、同新道東駅(2番出入口)を結ぶ2路線で、8:30〜17:30まで10〜20分おきに発車。所要時間は麻生駅から約30分、新道東駅から約20分。運賃はいずれも大人200円、小人100円。中央バスカード、買物回数券、乗継券、共通ウィズユーカード、市敬老カードも利用できる。ただし札幌市福祉乗車証、1DAYカード、エコキップは使用不可。このほかに、ジェイ・アール北海道バス(本社・札幌)が会場と大通西4丁目(大通会場)、JR札幌駅(バスターミナル)、JR新札幌駅(バスターミナル)を結ぶシャトルバスを運行する。さとらんど会場は昨年で廃止された真駒内会場(札幌市南区)の代替地として今年から誕生した新会場。

夏ダイヤ改正による変更 (2006年4月1日)


1日(土)からダイヤ改正を実施。

2階建てバス 11年ぶりに復活 (2006年4月29日)


中央バスの札幌市内定期観光コースに11年ぶりに2階建てバスが登場する。バスは三菱自動車製の国産初の2階建てバス。85年高速あさひかわ号専用車として導入され、95年まで定期観光バスなどで活躍したものの空調機器の故障で引退。その後、芦別車庫で動態保存していた同車を約800万円投じて改修し、新たな集客の目玉として11年ぶりに復活させることになった。

 真っ赤に塗り替えられた車体には札幌時計台や神威(かむい)岬、サッポロビール博物館など北海道遺産のラッピングが施され、札幌市内を巡る「中央市場買い物コース」と「羊ヶ丘展望台コース」の2コースで4月29日〜10月22日まで運行する予定。これまでより座席の間隔をゆったりと広げ、ヘッドホンを通して日・英・中・韓の4ヶ国語で観光案内する「多言語案内システム」も搭載され、増加するアジアの観光客にも対応している。

「サテライト石狩」まで延長運行 (2006年5月2日)


2日から競輪場外車券売場「サテライト石狩」(石狩市)の開催日に限り、宮47手稲線(宮の沢駅〜花畔)の宮の沢駅9:25発は、終点の花畔(ばんなぐろ)からサテライト石狩まで無料送迎バスとして運行する。運賃は宮の沢駅〜花畔間の運賃(大人410円、小人210円)で利用できる。

東千歳線を市役所まで延長 (2006年6月15日)


中央バス千歳営業所は、6月15日(木)〜7月14日(金)まで東千歳線(千歳駅前〜東千歳駐屯地)を全便「千歳駅前」から「市役所前」まで試験的に延長する。延長する千歳駅前〜市役所前間は2年前の千歳市内のバス再編成で廃止された区間で、地元商店街や市民から再開を望む声が依然根強いため、市は中央バスにこの区間の試験運行を申し入れ、利用状況と採算性を見極める考え。

 運行時刻は市役所前発が現行ダイヤ千歳駅前発の5分前、市役所前着は同千歳駅前着の5分後。千歳駅前〜東千歳駐屯地間のダイヤは変更ナシ。運賃は大人260円、小人130円で、市役所前まで定期券を利用する場合は乗り越し運賃として、大人160円、小人80円が必要になる。

空港連絡バスに新路線登場!! (2006年7月21日)


中央バスは21日から空港連絡バスに北24条駅〜地下鉄環状通東駅〜新千歳空港系統を新設する。1日19往復し、所要時間約65分。運賃は大人1,000円、小人500円。札幌市内と新千歳空港を結ぶ路線は「宮の沢駅〜新千歳空港線」の開設以来7年ぶりとなり、これに伴い宮の沢駅〜新千歳空港線は19→3.5往復に大幅に減便される。

都市間高速バスに新サービス!! (2006年7月21日)


21日から中央バスの都市間高速バスで次のサービスがスタートする。

札苗線をモエレ沼公園まで延長 (2006年7月22日)


東6札苗線(バスセンター〜苗穂駅〜豊畑)は7/22〜10/29までの夏期に限り、土日祝の一部便を「モエレ沼公園」まで延長する。10:15〜17:05までの現行6往復半を同園"P1駐車場"のレンタサイクル前まで延長し、札幌からの所要時間は約35分。運賃は大人230円、小人120円で、共通ウィズユーカード、共通1DAYカード、札幌市敬老カード、エコキップの各乗車券も利用できる。この延長で札幌都心から乗り換えなしにモエレ沼公園まで行けるようになる。

千歳航空祭シャトルバス (2006年8月5日)


中央バスとJRバスは航空自衛隊千歳基地(千歳市・平和)で5日開かれる「第49回航空祭」にあわせ、会場とJR千歳駅、千歳アウトレットモール・レラ(JR南千歳駅)を結ぶシャトルバスを運行する。ダイヤはJR千歳駅(東口)〜会場間が7:20〜16:30、千歳アウトレットモール・レラ(JR南千歳駅)〜会場間は8:00〜16:30まで。運賃は大人200円、小人100円で現金利用のみ。

高速しれとこ号スタート! (2006年9月1日)


中央バスは1日から札幌〜知床間を直行する「高速しれとこ号」(札幌・知床線)の運行をスタートする。バスは全便予約制で、札幌〜道央自動車道〜石北峠〜斜里〜ウトロ温泉間(413㌔)を約7時間半で結び、ダイヤは札幌23:55発とウトロ温泉16:20発の1往復。札幌からの日帰りもOK。札幌からの運賃は斜里まで7,000円(往復券13,300円)、ウトロ温泉まで8,000円(往復券15,000円)。長時間の乗車に対応し、車内はゆったりした3列1人掛けシートを採用。今年は10月31日まで運行し、来年から斜里バス(本社・斜里町)と共同運行する予定。

 このほか、同日から高速なよろ号(札幌〜名寄)が座席予約制となり、事前に予約して乗車券を購入する方式に変わる。予約は1ヶ月前から中央バス札幌ターミナルと道北バス名寄駅前案内所のほか、インターネットや全国のローソン、ファミリーマートの各店舗でも受け付ける。

高速むろらん号をフェリーに接続 (2006年10月1日)


1日(日)から高速むろらん号(札幌〜登別東IC〜室蘭)の一部便の終点を「室蘭産業会館前」から「室蘭フェリーターミナル」(新設)まで延長。室蘭港〜青森、新潟(直江津港)間フェリーとのアクセスがグンと便利になる。運賃は札幌駅前ターミナルから大人片道2,000円、往復券3,750円、4枚つづり回数券は7,000円。

麻67『麻生・宮の沢線』新設!! (2006年10月21日)


中央バスは21日から札幌市内に新路線「麻67 麻生・宮の沢線」(地下鉄麻生駅〜宮の沢駅)を開設する。7:00〜19:50まで1日8往復半、所要時間30分。運賃は大人200円、小人100円。26日オープンする「イオン札幌発寒ショッピングセンター」への買い物にも便利になる。

バス停時刻表をリニューアル (2006年12月1日)


中央バスは1日から札幌、小樽、空知管内の中央バスグループすべてのバス停時刻表を10年ぶりに一新する。文字を従来の明朝体からゴシック体に変え、カラフルなフルカラー印刷になるほか、増加する外国人観光客のニーズに応え、行き先や経由地にはローマ字を表記。紙の材質も防水ラミネート加工から、耐水・耐光性に優れたプラスチック材質に変更する。

 またこれにあわせ、インターネットや携帯電話から時刻表を検索できる新サービスをスタートさせ、バス停や携帯時刻表のQRコードから北海道中央・ニセコバス・空知中央バス3社の全バス停時刻表が簡単に検索できるようになる。アドレスはhttps://www.bustei.com/

冬ダイヤ改正による変更 (2006年12月1日)


1日(金)からダイヤ改正を実施。

パシフィック・ストーリー」発売!! (2006年12月15日)


商船三井フェリー(本社・東京)は15日から札幌〜東京間を高速バスとフェリーで結ぶ格安連絡きっぷ「パシフィック・ストーリー」を発売する。同社が北海道中央バス、ジェイアールバス関東(東京)、関東鉄道(茨城)、茨城交通(茨城)と提携して実現したもの。中央バス「高速とまこまい号」(札幌〜苫小牧間)、苫小牧〜大洗間フェリー、水戸〜東京間高速バス「みと号」などを利用し、時刻は札幌15:00発→東京翌日17:59着、東京14:00発(土曜・年末年始は13:30)→札幌翌日15:45着の1日1本を設定。料金は札幌〜東京間大人片道9,500円、小人4,750円。発売期間は来年3月31日までとなり、予約は同社苫小牧、大洗予約センターまで。

千歳市内の路線再編プラン (2007年1月15日)


中央バス千歳営業所は4月1日から利用減少で赤字が膨らむ千歳市内12路線、19系統の運行業務をグループ会社の札幌第一観光バス(本社・札幌)に委託する。運行管理を子会社に委託することでコストをおさえ、路線や便数を維持していく方針。これにあわせ市内路線を一部再編し、一部路線をショートカットして停留所も一部廃止されることになるため、同社は近く住民説明会を開き、利用者に理解を求めていく考え。15日公表された再編計画案は次の通り。

雪まつりシャトルに「栄町駅」増設 (2007年2月6日)


第58回さっぽろ雪まつり(2月6日〜12日)の「さとらんど会場シャトルバス」(地下鉄麻生駅〜さとらんど会場間)に今年から「地下鉄栄町駅」停留所を新設し、停留所前のダイエー栄町店内に仮設バス待合所が設けられる。また、ことしからイオン札幌苗穂ショッピングセンター(札幌市東区)と同会場を結ぶ無料シャトルバスが1日4.5往復運行され、これによりシャトルバスのりばは計7ヶ所ニ増える。このほか渋滞対策のため、今年から隣接するモエレ沼公園駐車場を来場者に開放し、会場〜モエレ沼公園駐車場間に無料連絡バス(所要約8分)を走らせる。

ノルディックスキーシャトルバス運行!! (2007年2月22日)


2月22日(木)〜3月4日(日)まで札幌市内で催される『FISノルディックスキー世界選手権札幌大会』(世界ノルディック)にあわせ、各会場と地下鉄駅を結ぶ無料シャトルバスが運行される。無料シャトルバスは市内3会場と地下鉄駅や大型スーパーなどを結び、競技開始の約3時間前から30分おきに運行し、ピーク時は随時運行される。運行は民間バス会社に委託される予定。路線は次の5系統。ただし札幌ドーム会場へは2/22、23の両日、地下鉄南郷18丁目駅、地下鉄真駒内駅、地下鉄平岸駅、JR白石駅から有料シャトルバス(大人200円、小人100円)が運行される

札幌―室蘭間高速バスに新系統!! (2007年3月1日)


中央バスは1日から高速むろらん号に「札幌〜登別室蘭IC経由〜室蘭工業大学〜室蘭大谷高校」系統を新設する。ダイヤは室蘭大谷高校8:50発、札幌駅前ターミナル18:30発の1往復。所要時間2時間20分。昨年12月20日から運行している道南バス「高速室蘭サッカー号」(札幌駅前〜大谷高校前)と合わせると同区間は2往復に倍増する。札幌〜室蘭大谷高校間は片道大人2,000円、往復券3,750円で4枚つづり回数券は7,000円。乗車券は中央と道南バスで共通利用できる。

夏ダイヤ改正による変更 (2007年4月1日)


1日(日)からダイヤ改正を実施。千歳市内では千歳営業所の運行業務を札幌第一観光バスに委託して経費を圧縮するほか、大幅な路線再編成を実施する。

平岡梅林公園線の運行時間延長 (2007年5月10日)


札幌の梅の名所「平岡梅林公園」は絶好のお花見シーズン。ことしから市が夜間ライトアップを実施するのに伴い、中央バスはことしから平岡梅林公園線(福住駅・大谷地駅〜平岡梅林公園)の運行時間を夜間延長する。福住駅(バスターミナル⑤のりば)発は9:40〜20:00まで1日20本、大谷地駅(バスターミナル③のりば)発は9:50〜20:20まで1日17本、公園発は21:20〜30ごろが最終。料金は片道大人200円、小人100円。共通ウィズユーカード、共通1DAYカード、敬老カード、乗継券の各乗車券も利用できる。運行期間は5/10(木)〜5/20(日)の毎日。ただし開花状況によっては変更する場合もある。

ビール園〜すすきの間直行バスをスタート! (2007年7月21日)


中央バスは7/21〜8/19まで毎日、札幌市内のサッポロビール園(アリオ札幌)から薄野の目抜き通りまで直行する「サッポロビール園・すすきの線」を新設する。途中サッポロファクトリーに停車し、運行時刻はサッポロビール園発19:25、19:55、20:25、20:55の片道4本。運賃は大人200円、小人100円。ウィズユーカード、中央バスカード、中央バス1日乗車券の利用もできるが、地下鉄乗継割引、1DAYカード、エコキップ、札幌市福祉乗車証は利用できない。

エコバスの停名変更 (2007年7月15日)


7月15日より、えにわコミュニティバス(通称エコバス)の停留所名を変更する。

広告付バスシェルター初導入!! (2007年8月6日)


中央バスは8月上旬より「広告付き新型バスシェルター」を札幌市内の北1条バス停に初めて導入する。これは2003年の道路法の規制緩和により設置が可能になったもので、強化ガラスで囲ったバス停上屋(バスシェルター)に広告スペースを設け、同社と提携した広告会社のエムシードゥコー(本社・東京)が建設・管理費を広告収入で賄うというもの。バス事業者や市町村が費用を負担することなく設置や建て替えが可能なことから、将来の都市景観整備のモデル事業として注目されている。同社は今後、順次基数を増やす計画。

【道北・拓殖・十勝】ノースライナーに停留所増設 (2007年8月11日)


道北バス、北海道拓殖バス、十勝バスが共同運行する「ノースライナー」(旭川〜帯広)の停留所が11日から4か所増える。増設されるのは、狩勝峠経由の「旭川医大前」、「山部」(富良野市内)、「競馬場前」(帯広競馬場前)の3停留所と、三国峠経由の「4条18丁目」(旭山動物園行きのバスと接続)。また、狩勝峠経由の「富良野協会病院前」を「富良野駅前」に変更する。

ビーバスにポンチョ登場!! (2007年9月25日)


千歳市内を運行するビーバス(千歳市循環型コミュニティバス)に25日から新型車両『日野ポンチョ』(型式ADG-HX6JLAE、ジェイ・バス製、2007.8製造)が2台導入される。新車両は車イスにも対応した31人乗り小型ノンステップバス。2ドアの中乗り前降りタイプで、環境にやさしい低排出ガス仕様。

 ビーバスは千歳市が経営主体となり、中央バスと千歳相互観光バスの2社に運行を委託、乗降客が年間12万人を超える人気の地域コミュニティバス。これまではオムニノーバ社製「マルチライダー」(27人乗り)を使用していたが、外国製のため修理など維持管理費も割高になるため、今回5年ぶりに国産の新型車に衣替えした。車両カラーは中央バスがオレンジ、千歳相互バスはブルーとこれまで通り。運行ルート、ダイヤは変更ナシ。

100円バスのエリア拡大 (2007年11月1日)


中央バスは1日から札幌市内の「都心内100円バス」のエリアを拡大し、新たに2区間が100円で利用できるようになる。コースは札幌駅前〜サッポロファクトリーと札幌駅前〜北1条西7丁目。これまでの14路線から一挙に26路線で利用が可能になる。

 100円バスは札幌都心内に限り、通常大人200円、小人100円の運賃が半額の大人100円、小人50円(現金のみ)で利用できるサービス。2000年10月から中央とじょうてつバスの2社でスタートし、翌年からジェイ・アール北海道バスも加わり、2区間を100円で運行していたが、競合する中央バスと運賃格差が広がっており、今回の改正でJRバスと同額で利用できるようになる。新たに利用できる区間、路線は次の通り。

江別ターミナル廃止 (2007年11月11日)


中央バスと札幌第一観光バスは11日から江別ターミナルの窓口と待合室を廃止し、江別営業所を向ヶ丘に移転する。同ターミナルは1964年12月1日に開業し、当初は札幌、滝川、旭川など空知方面へ向かう幹線系統だけで1日80往復が発着していたが、近年は周辺商店街の衰退や利用減に加え、建物の老朽化も目立ち、乗り場を閉鎖した今夏以降、ターミナル発着路線は道路側から発着していた。新営業所は中央バス江別車庫に隣接する江別市向ヶ丘13番地(向ヶ丘バス停付近)に新築され、定期券などの販売は同日から新営業所で取り扱う。
★(後記)バスターミナル建物は11月取り壊された

冬ダイヤ改正による変更 (2007年12月1日)


1日(土)からダイヤ改正を実施。

大麻循環バス3月末で廃止 (2008年1月26日)


中央バスが江別市内で運行する大麻循環バス(大麻駅前〜大麻駅前)は利用低迷により、今年3月末で廃止が本決まりとなった。ピーク時の02〜03年には1日平均約350人の利用があった同バスも最近は250人ほどに落ち込んでおり、採算ラインの1便当たり約25人を下回っていた。赤字額は年間1千万円前後。

 大麻循環バスは99年11月から江別市内の大麻団地で運行している地域コミュニティバス。主に通勤や高齢者の通院などに利用されており、JR大麻駅から東回りと西回りを平日のみ22本ずつ運行している。

ハイブリッドバス初導入 (2008年3月)


中央バスは環境対策のため、エンジンと電気モーターを併用して走る「ハイブリッドバス」の運行を3月末から開始する。ハイブリッドバスは日野自動車製のノンステップ車で、減速時に発電した電気を屋根上のバッテリーに充電し、発進や加速時にモーターを作動させて燃費を向上させる優れもの。従来の車両に比べ二酸化炭素の排出量を8〜15%削減でき、環境に優しいバスとして期待されている。価格は1台約2,700万円。札幌市内近郊に5台、小樽市内に1台配車し、今後も導入を続ける予定。ボディーには今年7月の北海道洞爺湖サミットにあわせ、洞爺湖のイラストが描かれている。ハイブリッドバスは道内ではJRバスが今月12日から導入している。

江別市内線に系統番号誕生 (2008年4月1日)


中央バスは1日、江別市内の大幅な路線再編に合わせ、江別市内線に系統番号を新設する。新たに番号を設けるのは、江別錦町線(新設)、江別2番通線、江別4番通線、江別・新さっぽろ線の4路線12系統。江別市内路線の系統番号は1960年の江別市内線誕生以降初めて。

江別市内バス系統番号一覧
路線名 系統 運行ルート
江別錦町線 1 江別駅前―見晴台―錦町―野幌駅前―野幌7丁目
15 江別市立病院―見晴台―錦町―野幌駅前―野幌7丁目
江別・新さっぽろ線 5 江別駅前―見晴台―3番通―新さっぽろ駅
6 あけぼの団地―江別駅前―3番通―新さっぽろ駅
55 新さっぽろ駅→3番通→見晴台→江別市立病院
江別2番通線 20 あけぼの団地―2番通―野幌駅前―大麻西町
21 あけぼの団地―江陽中学校―2番通―野幌駅前―大麻西町
22 あけぼの団地―2番通―野幌駅前―大麻駅前
23 あけぼの団地―江陽中学校―2番通―野幌駅前―大麻駅前
江別4番通線 40 江別駅前―4番通―野幌駅前―野幌7丁目
41 江別駅前―4番通―野幌駅前―野幌7丁目―高砂駅前
45 江別市立病院―4番通―野幌駅前―野幌7丁目
江別市立病院発着は末尾が「5」に統一されている。

夏ダイヤ改正による変更 (2008年4月1日)


1日(火)からダイヤ改正を実施。江別市内路線で大幅な再編を行うほか、札幌・月寒東地区で一部ルートが変わる。

西友厚別店送迎バス復活!! (2008年5月7日)


7日から西友厚別店(札幌市厚別区)の「お買物専用無料送迎バス」を再開する。利用低迷で2004年10月に運行中止されて以来、約3年半ぶりの再開。北郷コース(西友厚別店〜北郷通〜厚別通〜西友厚別店)と大麻コース(西友厚別店〜大麻駅前〜森林公園駅〜西友厚別店)の2コースを設け、車両や停留所は中央バスのものを使用し、北郷、大麻両コースを平日各5本ずつ運行。土日祝日と年末年始(12/29〜1/3)、旧盆(8/13〜15)は運休。バス発着所は同店北側駐車場中央付近に設けられる。

ジャスコ平岡店送迎バスルート変更 (2008年6月1日)


1日からジャスコ札幌平岡店(札幌市清田区)の無料送迎バス「清田・美しが丘コース」のルートが変わる。

中央バス札幌市内9路線廃止へ・・・ (2008年6月11日)


中央バスは11日、札幌市の白石・厚別区内を走る9路線について今年12月20日をもって廃止することを発表した。廃止するのは白石営業所管轄の北郷線、川下線など9路線26系統。うち7路線は2004年廃業した札幌市営バス撤退に伴い、現行の運行水準維持を前提に同社が01年4月札幌市営バスから引き継いだ路線。9路線は年間339万人の利用があるが、利用減や燃料高騰に加え不採算ルートや非効率な路線も多いため赤字が深刻化しており、現状では市の補助金を適用しても黒字化は難しい。同社は14、15日に住民説明会を開き、20日までに北海道運輸局に廃止を届け出る考え。

廃止が発表された路線一覧
路線名 系統 運行ルート 本数
米里線 白7 地下鉄白石駅―米里通―白陵高校 12
川下線 白22 地下鉄白石駅―北郷2条―白石営業所 33
白24 地下鉄白石駅―北川下―白石営業所 28
地下鉄白石駅―川下―白石営業所 45
地下鉄白石駅→川下→白陵高校 1
地下鉄白石駅→平和通8丁目→白陵高校 1
北郷線 白23 地下鉄白石駅―北郷公園―白石営業所 127
地下鉄白石駅―北郷公園―白陵高校 6
地下鉄白石駅―開拓記念碑―白石営業所 6
白石営業所→(急行)環状通→地下鉄白石駅 1
(学) 地下鉄白石駅→白石高校 1
山本線 白27 新さっぽろ駅―ひばりが丘駅―山本四区 23
新さっぽろ駅→ひばりが丘駅→白陵高校 2
(勤) 新さっぽろ駅―山本処理場管理事務所 3
(学) 新さっぽろ駅―ひばりが丘駅―厚別高校 2
大谷地駅―厚別中央3条2丁目―厚別高校 3
厚別高校→新さっぽろ駅→大谷地駅 2
青葉町2丁目→ひばりが丘駅→厚別高校 1
本郷線 白34 地下鉄白石駅―白石区役所―北柏山 35
地下鉄白石駅―白石区役所―大谷地駅 2
小野幌線 白35 新さっぽろ駅―もみじ台北2―森林公園駅 39
厚別通線 白38 新さっぽろ駅―小野幌小学校―白石営業所 82
新さっぽろ駅―小野幌小学校―白陵高校 8
(学) 新さっぽろ駅―白石高校 2
白石本線 55 札幌駅前―平和大橋―白石営業所 46
北郷本線 57 札幌駅前―厚別通―白石営業所 26
★印冬期のみ (学)スクールバス (勤)通勤バス

札支線の都心ルート変更 (2008年6月28日)


札幌支笏湖線(札幌〜支笏湖)は今シーズンから札幌都心ルートを創成川通りから中島公園経由に切り替え、始終点が「京王プラザホテル札幌」に変わる。このため中央バス札幌ターミナルには乗り入れなくなるほか、札幌〜支笏湖間の往復券(大人2,750円、小人1,380円)新設。支笏湖遊覧船とのお得なセット券も発売される。運行期間も短縮され、今年は6/28(土)〜10/13(祝)まで。


新さっぽろ駅〜札幌ドームシャトルバス (2008年7月1日)


1日から新さっぽろ駅〜札幌ドーム間に直行シャトルバスを新設する。北海道中央バスとジェイ・アール北海道バスがタッグを組み、野球、サッカー、コンサートなど大規模イベント開催時のみ共同運行する。運賃は大人200円、小人100円、所要時間は約25分。運行時間はドーム行きがイベント開場30分前からイベント開始時刻まで、ドーム発はイベント終了にあわせ随時運行。これによって札幌ドームと各駅を結ぶシャトルバスは現行の南郷18丁目駅、平岸駅、真駒内駅、JR白石駅とあわせ計5路線にふえる。

早朝&ミッドナイトバスをスタート! (2008年7月1日)


次の3路線で早朝、深夜便を新設する。

札幌―青森・盛岡キップ新発売 (2008年7月26日)


北海道中央バスは東日本フェリー(函館)、岩手県北バス(盛岡)、弘南バス(青森)などと提携し、26日(土)から札幌〜青森・盛岡間の格安キップを発売する。キップは「ナッチャン札幌・青森きっぷ」(札幌〜青森)、「同札幌・盛岡きっぷ」(札幌〜盛岡)の2種。中央バス高速はこだて号(札幌〜函館)や青函新高速フェリー「ナッチャン」、高速バスあすなろ号(青森〜盛岡)などを利用し、約半日かけて両市を結ぶ。料金は札幌・青森間片道7,500円、札幌・盛岡間片道1万円。発売場所は中央バス札幌ターミナル、同大谷地案内所(大谷地バスターミナル内)、シアーズジャパン(青森フェリーターミナル内)、JRバス盛岡駅案内所の4ヶ所。通年で販売するほか有効期限もないため、函館や青森で一泊してもOK。

中央バス白石撤退問題、後継はJRバスに (2008年7月31日)


中央バスが今年12月で廃止を決めた白石営業所の9路線26系統は、ジェイ・アール北海道バス(本社・札幌市)が引き継ぐことが31日決定した。12月より当面は札幌市が経営主体となり、ジェイアールバスに業務委託する形で路線や本数などを見直し、2012年度から同社の自主運行に切り替えるプラン。運賃や便数など運行体系に変更はナシ。このため市は車両購入費や赤字補填などに約10億円の初期投資を行う考え。

白石9路線は中央バス継続で合意 (2008年8月30日)


今年12月で廃止される予定だった中央バス白石営業所の9路線は30日、引き続き中央バスが運行継続することが決まった。これは21日に中央バスが一転して運行継続を表明したのに加え、後継となるジェイアールバス運行にかかる札幌市の多額の税金投入に対して市民が猛反発。このため市は当初の方針を撤回、従来通り中央バスが運行することで同社と合意した。中央バスでは今後、赤字補填として年間1億5千万円の補助と市内2営業所(東、新川営業所)の賃貸料無償化を市に求めていく考え。

太平団地内に新停留所 (2008年9月1日)


麻32・34篠路駅前団地線に1日から「太平10条6丁目」(太平9条6丁目〜同12条6丁目間)を新設する。バス停はあおぞら公園前に設けられ、料金は札幌都心部から230円、地下鉄麻生駅から200円。

ポテトライナーでパーク&ライド (2008年10月15日)


ポテトライナー(札幌〜音更経由〜帯広)は、15日から木野農協前バス停で「パーク&バスライド」サービスを開始する。パーク&バスライドは指定駐車場にマイカーを停め、バスに乗り換えられる話題のサービス。JA木野に隣接するハピオガーデン(音更町木野大通西6)に駐車スペースを確保し、同バス利用者のみ1日300円で利用できる(前払い、1日ごとに300円加算)。事前予約制で、利用者は前日までにハピオガーデンサービスカウンターで予約が必要。

冬ダイヤ改正による変更 (2008年12月1日)


1日(月)からダイヤ改正を実施。

北郷陸橋完成による改正 (2008年12月17日)


北郷通りの陸橋完成に伴い、白23北郷線(北郷公園経由・開拓記念碑経由)は17日からJR白石駅周辺ルートが変わる。新たに整備されたJR白石駅北口に乗り入れ、朝ラッシュ時には北口を経由しない「北郷通直通便」を2本新設、駅南口には停車しなくなる。また白24川下線の「JR白石駅」停留所は同日からセブンイレブン付近の路上から駅南口広場に移設する。

雪まつりシャトルバス新路線 (2009年2月5日)


2月5日(木)〜11日(水)まで催される「第60回さっぽろ雪まつり」の第2会場がさとらんど会場からつどーむ会場に変わるため、中央バスの雪まつりシャトルバスに次の新路線3コースを新設する。

CNGノンステップバス登場 (2009年3月)


北海道中央バスは3月から札幌市内でCNGノンステップバスを2台導入する。このバスは排気のクリーンなCNG(天然ガス)エンジンを搭載した環境にやさしいノンステップバス。ステップが低いため床下の燃料ボンベは屋根上に置かれ、ボディーには環境をイメージした白、緑、青のオリジナルカラーに「天然ガス自動車」の文字が大きく描かれており、3月上旬から市内の平岡営業所で運行している。車種はいずれもいすゞ自動車製「エルガ」。定員は76人、登録ナンバーは札幌200か2377〜78。CNGノンステップバスは札幌市内では旧市営バスから譲渡されたジェイ・アール北海道バスが導入しており、中央バスでは今回が初めて。また同社のCNGバスは98年8月に2台導入して以来11年ぶり。

夏ダイヤ改正による変更 (2009年4月1日)


1日(水)からダイヤ改正を実施。今回の目玉は、高速むろらん号や新千歳空港連絡バスの経路変更、札幌市内線の終便延長、国道36号線を経由する都心発着便の増回などを盛り込んでいる。

中古バスを積極導入 (2009年5月)


中央バスが昨年度から本格的に導入している中古車両が今年はついに40台を突破、同社は今後も年間30〜40台のペースで中古バスをどしどし導入する計画だ。

 同社は毎年60台ほどの新車を購入しているが、新車は1台2千万円なのに対し、中古車は諸経費を含めても400万円程度と半値以下。利用減や燃料高騰でコストが膨らむなか、道内では数年前からライバルのジェイ・アール北海道バスやじょうてつバスが中古車を積極的に導入しており、同社でも車両更新のコストを大幅に抑えられる中古車の導入で経費削減をはかっていく考え。

 ただし現在市場に流通する中古車は、首都圏の2003年排ガス規制強化で使用できなくなった車両が大半を占め、この状況もあと数年とみられており、そうなると今後さらなるコスト対策が迫られることになりそうだ。

スターライト釧路号の発券所変更 (2009年6月1日)


1日からスターライト釧路号(札幌〜釧路)の釧路地区での乗車券発売所が「フィッシャーマンズワーフMOOバスターミナル」から「釧路駅前ターミナル」に変わり「釧路駅前」停留所を駅前ターミナル内に移設する。これに伴い、夜行便の停車停留所がMOOバスターミナルから釧路駅前に変わり、MOOバスターミナルの窓口は同日より閉鎖する。

白石営業所の路線見直し案 (2009年6月22日)


昨年、路線廃止問題に揺れた中央バス白石営業所の路線見直し案が、22日公表された。同営業所15路線36系統のうち米里線、本郷線の一部系統の廃止、北郷線、川下線の経路変更・減便などを計画している。中央バス、札幌市それぞれの見直し案は次の通り。この素案をもとに今後、地域住民、中央バス、札幌市の3業者が意見交換を行い、来年4月の夏ダイヤをメドに路線の見直しを実施する予定。

路線名 番号 系統 往復 中央バスの収支改善案 札幌市の検討方針案
米里線 白7 地下鉄白石駅〜米里通〜白陵高校 6 全便廃止して「菊水元町9条2丁目」「米里1条2丁目」「米里3条1丁目」「米里4条1丁目」「米里5条1丁目」「東栄北」の各停留所廃止 ジェイ・アールバスで代替できるため廃止を検討
北郷線 白23
(急行)
地下鉄白石駅〜環状通〜白石営業所 0.5 系統廃止 通常のダイヤ改正と同様に対応
白23 地下鉄白石駅〜白石開拓記念碑〜白石営業所 3 白石高校〜白石営業所間の大回りルートを短縮して「川下共栄」「中川下」「北川下」「川北西」「北里橋」「白石開拓記念碑」の各停留所廃止 川下線と併せて検討
川下線 白24 地下鉄白石駅〜川下〜白石営業所 22.5 運行回数を7往復ほどに減便 経路廃止はせず減便、効率的な経路変更を検討(対象は主に赤字幅の大きい川下方面)
地下鉄白石駅〜北川下〜白石営業所 14 川北1条2丁目〜白石営業所間の経路を短縮して「川下共栄」「中川下」「北川下」の各停留所廃止
白22 地下鉄白石駅〜北郷2条〜白石営業所 16.5 地下鉄白石駅〜北郷2条6丁目間の大回りルートを短縮して「中央1条4丁目」「中央1条3丁目」の各停留所廃止
本郷線 白34 地下鉄白石駅〜白石区役所〜大谷地駅 1 系統を廃止して「柏丘中学校」「平和通10丁目」「平和通14丁目」「トラックターミナル」「流通総合会館」「厚別中央3条2丁目」の各停留所廃止 一定の代替性もあり廃止を検討
山本線 白27 新さっぽろ駅〜ひばりが丘駅〜山本四区 12 厚別高校〜山本四区間を廃止して「山本中央」「山本会館」「山本三区」「山本四区」の各停留所廃止 現状維持とする(終便1本減便)
新さっぽろ駅〜ひばりが丘駅〜山本処理場管理事務所 1.5 系統廃止 現状維持とする
もみじ台団地線 白28
白29
    各系統とも一部ルートを変更 現状維持とする(白29系統は終便2本減便)
小野幌線 白35 新さっぽろ駅〜森林公園パークタウン〜森林公園駅 19.5 新さっぽろ駅〜もみじ台〜小野幌小学校〜新さっぽろ駅の新系統に振り替え 現状維持とする(終便2本減便)
厚別通線 白38 新さっぽろ駅〜小野幌小学校〜白石営業所 41 新さっぽろ駅〜小野幌小学校〜厚別北小学校間の大回りルートを短縮 経路は現状維持とし減便を検討
新さっぽろ駅〜小野幌小学校〜白陵高校 6 全便白石営業所発着に短縮、減便 スクール便と併せて減便を検討
厚別ふれあい循環バス   JR厚別駅〜新さっぽろ駅〜JR厚別駅 12.5 専用回数券を1,000円→1,500円に値上げ(200円券10枚つづり) 専用回数券割引率の見直しを検討
スクール便   (厚別高校・白石高校・白陵高校)   各スクール便を見直し 学校側と別途調整

ドリーミントの発券所変更 (2009年6月23日)


ドリーミントオホーツク号(札幌〜北見〜網走)は23日から美幌駅前ターミナルの予約・乗車券発売を、阿寒バス美幌駅前案内所からJR美幌駅内の「美幌観光案内所」(美幌観光物産協会)に変更する。

雨がさ無料レンタルサービス (2009年7月1日)


中央バスは7月1日(水)から傘の無料レンタルを開始する。これは保管期限の切れた傘の忘れ物を再利用した同社サービスの一環。貸出と返却は札幌市内の各バスターミナル(札幌、札幌駅前、大谷地、福住、麻生)と旭川ターミナル(旭川市)の案内窓口6ヶ所で行い、利用は窓口の営業時間のみ。利用者は窓口にある貸出票に必要事項を記入すれば無料でレンタルでき、返却は6ヶ所どの窓口でもOK。傘には中央バスのオリジナルシールが貼られており、急な雨で傘を必要とする利用者へのサービスアップをはかる。

伏古札苗線もモエレ沼公園まで延長 (2009年7月18日)


ことしから期間限定で東68伏古札苗線(サッポロビール博物館〜環状通東駅〜豊畑)の日中便7往復を、モエレ沼公園(東口駐車場内)まで延長する。期間は7/18(土)〜8/31(月)の毎日と9/5(土)〜10/25(日)の土日祝のみ、それ以外は平常ダイヤで運行する。発車時刻は次の通り。

モエレ沼公園直行バスをスタート! (2009年7月25日)


ことしから夏休み期間限定で、環状通東駅〜モエレ沼公園間の直行便(東79北札苗線)を新設する。7/25(土)〜8/16(日)まで毎日6往復。途中停留所にはとまらず所要時間は約20分。運賃は大人200円、小人100円。中央バスカード、共通ウィズユーカード、共通1DAYカード、札幌市敬老カード、エコキップも利用できる。

 モエレ沼公園(札幌市・東区)は2005年7月にオープンした189㌶の広さをもつ市営公園(入場無料)で、彫刻家の故イサム・ノグチが設計したことでも知られている。バスの運行ダイヤは次の通り。

イーグルライナーに新停留所 (2009年10月1日)


札幌〜知床間を結ぶ高速バス「イーグルライナー」に1日(木)から「佐呂間町若佐」停留所を新設する。停留所は国道333号線沿いの若佐駐在所前(Aコープわかさ店付近)に設け、札幌行きは乗車のみ、知床行きは降車のみ。停車するのは昼行便1往復だけで夜行便は停車しない。また停留所の前には5台まで駐車できる「パーク&バスライド無料駐車場」を設け、マイカーからバスに乗り換える利用者の便をはかる。バスは事前予約制で、乗車券はバス停に近い坂口商店で委託販売し、またコンビニでも購入できる。運賃とダイヤは次の通り。

はこだて号夜行便が落部IC経由に (2009年10月11日)


道央自動車道の八雲IC〜落部(おとしべ)IC間開通に伴い、11日(日)から高速はこだて号(札幌〜函館)の夜行便を現行の長万部IC経由から落部IC経由で運行する。このため夜行便の到着時間が5分ほど早まり、札幌〜函館間の旅がよりいっそう快適になる。なお昼行便については経路、ダイヤに変更はなく従来通り八雲IC経由で運行する。また同自動車道は3年後の2012年度には大沼ICまで開通する見込みで、更なるスピードアップが期待されている。

スターライト&ポテトライナーが占冠IC経由に (2009年10月24日)


道東自動車道の占冠(しむかっぷ)IC〜トマムIC間(26.2㌔)開通に伴い、24日の開通後からスターライト釧路号(札幌〜釧路)、ポテトライナー(札幌〜帯広)両便を現行のトマムIC経由から占冠IC経由に変更する。このため翌25日から一部停留所で到着時間が3〜5分ほど早まり、この秋から道東への旅がグッと近くなりそう。2年後の2011年度には残る夕張IC〜占冠IC間(34.5㌔)の開通も予定されており、そうなると札幌〜道東間が全線高速道路で結ばれ、より一層のスピードアップが期待されている。

四ッ峰トンネル通行止めによる影響 (2009年11月21日)


今年7月に四ッ峰トンネル内に亀裂が見つかり、道々小樽定山渓線の一部区間が通行止めになっているため、21日から札幌第一観光バスとじょうてつバスのスキーバスの経路が一部変わる。変更するのは札幌市内と札幌国際スキー場を結ぶスキーバス3路線で、いずれも臨時措置として来月20日までは従来の定山渓経由から札幌西IC・小樽(朝里峠)経由となり、21日から平常ダイヤに戻る。これに伴う変更点は次の通り。

冬ダイヤ改正による変更 (2009年12月1日)


1日(火)からダイヤ改正を実施。札幌・帯広線、伏古北口線、澄川白石線の増便や新千歳空港連絡バスの夜間便の見直しなどを行う。

えんがる号をスピードアップ! (2009年12月12日)


旭川・紋別自動車道の白滝IC〜旧白滝間(約6㌔)が12日開通するため、中央バスは同日開通後から高速えんがる号(札幌〜遠軽・中湧別)とイーグルライナー(札幌〜知床)を同区間に乗り入れる。これに伴って高速えんがる号(旭川経由便)の所要時間は約4分短縮されるなど、遠軽・知床方面へのアクセスがこれまでよりグンとスピーディーになる。残る上川天幕〜浮島IC間(約10㌔)の開通も今年度中に予定されており、開通後は札幌〜丸瀬布間が全線高速道路で結ばれ、より一層のアクセス向上が期待されている。

ページ先頭へ↑

TOPページ



inserted by FC2 system