1990(平成2)年〜1999(平成11)年
北空知バスを設立 (1990年4月1日)
中央バスは2月上旬、人口減で年間約8千万円の赤字を抱える深川営業所(深川市)を分離して100%出資の子会社「北空知バス」を設立したが、いよいよ1日から営業をスタートする。
新会社は資本金5千万円。本社を深川市に置き、親会社の中央バスから深川営業所のバスターミナル施設を賃貸するほか、路線バス19台が払い下げられ、高速バスを除く8路線13系統(139.2㌔)をそのまま引き継ぐ。車両整備などは中央バスが請け負う。
各路線とも運賃、運行回数、時刻は変わらず、乗車券は深川〜滝川、深川〜旭川間など中央バスと併走する区間、深川を経由する中央バスの高速るもい号、エアポートちとせ号、特急岩旭線などは両社共通して利用できる。
社長には中央バス役員が就任するほか、社員は現在の38人から32人に減らし、高齢の乗務員を若手に切り替えるなどして人件費をおさえ、地域に密着した乗客サービスで黒字転換を目指していく。
【北空知バス営業路線】
- 更深線(深川〜納内〜更進、深川〜音江〜更進)
- 深旭線(深川〜旭川、妹背牛〜旭川)
- 沼田線(深川〜沼田)
- 和線(深川〜北竜役場前)
- 滝深線(深川〜音江〜滝川、深川〜音江、滝川〜雨竜〜深川、滝川〜雨竜〜納内)
- 多度志線(深川〜多度志)
- 沼田・多度志線(沼田〜多度志)
- 深川市内線(深川〜農高〜曙団地、深川〜教円寺〜曙団地)
夏ダイヤ改正による変更 (1990年4月10日)
10日からダイヤ改正を行う。
【高速バス】
- エアポートちとせ号(旭川〜深川〜千歳空港)を新設。深川IC〜千歳IC間は道央自動車道を経由し、旭川発7:20、千歳空港発16:30の1往復。所要時間2時間27分。料金大人2,200円、小人1,100円。車両はトイレ、テレビ、マルチステレオ装備のスーパーハイデッカーが使われる。
【停車停留所】旭川ターミナル 深川ターミナル 高速江部乙 砂川石山 砂川吉野 高速茶志内 東山 高速栗沢 野幌 千歳空港
- 高速あさひかわ号(札幌〜旭川)=昨秋、道央道の深川インター延長で利用が25%増し。連休のスタートする28日から20→26往復にして30分おきの運行に増やすほか、札幌終発を19時半→20時に延長する。
- 高速ふかがわ号(札幌〜深川)=全2往復を廃止。代わりに高速るもい号(深川経由)を2往復増便。
- 高速ふらの号(札幌〜富良野)=7→8往復に増やすほか、札幌〜芦別間の区間便を1往復新設。
- 高速たきかわ号(札幌〜滝川)=21→24往復に増便。
新十津川むしむしランド連絡バス (1990年6月20日)
中央バスは新十津川町ふるさと公園内に20日オープンする「むしむしランド」(新十津川町字総進173)と同社滝川ターミナルを結ぶ連絡バスを運行する。同ランドは町の活性化対策のひとつとして、新十津川総合振興公社などが出資した日本で初めての昆虫遊園地。5.4fの園内に3万2千匹のチョウ類の標本などが展示されている昆虫展示館や、ガラス張りの室内に15種類100匹以上のチョウが舞う生態観察館、虫のオーケストラ館、ホタル館など6つの主要施設と遊具、レストランなどを備え、総工費は9億5千万円。7月下旬〜8月中旬は沖縄舞踊ショーも開催される。開園期間は11月4日まで。入園料は300円(催事期間中は500円)、入館遊具料金は1,000円(回数券)。
新・旭川ターミナル落成 (1990年8月2日)
中央バス旭川ターミナル(旭川市1ノ7)の増改築工事がこのほど完成、2日落成式が同ターミナルで行われた。
新ターミナルは鉄筋コンクリート造り2階建て延べ810平方㍍。1960年に建設された旧ターミナルがここ数年の増便で手狭になり、去る3月から同社が約5億円かけて隣接地の土地買収など増・改築を進めてきた。
敷地面積は旧ターミナルの1.5倍、待合室も従来の2.5倍(150平方㍍)に広がり、冷暖房完備。ホームもこれまでの2バースから3バースに増え、雰囲気も明るくなった。
新ターミナル落成を祝って2日、ホームで出発セレモニーが開かれ、午前11時半発の札幌行き「高速あさひかわ号」に合わせて同社関係者や乗客代表らがテープカットを行った。
【道北・北見】旭川―遠軽間に都市間バス (1990年9月22日)
道北バスと北見バスは11日に運輸省から免許が交付された旭川駅前〜遠軽間の都市間バス「特急 北大雪号」を22日から共同運行でスタートさせる。定員予約制で1日4往復。JR石北本線とほぼ並走し、所要時間は2時間20分。運賃は片道2100円(往復3950円)。
車両はビデオ、ミュージックサービス(マルチチャンネル)、トイレなどを完備したデラックスバスで運行し、昨年廃止されたJR名寄本線(名寄〜遠軽間)などの沿線住民の遠距離の足を確保する一方、「サロマ湖などの観光、さらにビジネスでの需要が十分見込める」(北見バス)と新路線に期待を込めている。
【停車停留所】
- 旭川駅前(アサヒビル前)、永山2条19丁目、上川ポンモシリ、白滝、丸瀬布、遠軽(北見バス遠軽営業所)
【発車時刻】
- 旭川駅前発、遠軽発とも 810、1150、1510、1850
あさひかわ号3社共同運行へ (1990年10月31日)
道央自動車道の深川IC〜旭川鷹栖IC間(27.2㌔)が30日午後3時から開通するのに合わせ、中央バスが単独運行していた「高速あさひかわ号」(札幌〜旭川)は翌31日からJR北海道バス、道北バスの2社が参入し3社共同運行になる。
この路線は6年前に中央バスが運行を始め、高速道路の開通に合わせて運行しようとJRバスが同じ路線を2年前に申請したが、中央バスがこれに反対していた。北海道運輸局や運輸省の調整の結果、中央バスが計画した増便枠の一部をJRと道北バスに割り振る形で決着した。
本数も26→40往復に倍増されてほぼ20分間隔となり、中央バスが31往復、JRバス7往復、道北バスが2往復運行し、路線・乗車券とも共通。所要時間は5分早まり2時間になるほか、旭川市内に「4条1丁目」「3条9丁目」の降車停留所を設けて利便性を強化する。車両はテレビ、ビデオ、ステレオ、自動車電話、トイレを備えた38人乗りのスーパーハイデッカー。運賃は大人片道1,750円、往復3,290円。
これを記念し、31日午前10時から中央バス札幌ターミナルで出発式が開かれ、テープカットやくす玉割り、運転手の花束贈呈が行われた。
冬ダイヤ改正による変更 (1990年12月1日)
1日からダイヤ改正を行う。冬場の通勤、買い物客の利用にあわせ便数の増減を行う。
【高速・特急バス】
- 高速びばい号(札幌〜岩見沢IC経由〜美唄)、特急札芦線(札幌〜芦別)=札幌〜岩見沢便とのネットをスムーズにするため、美唄発を2分、芦別発を7分早める。
- 特急滝旭線(滝川〜旭川)=旭川発14:30→14:20、同15:30→15:40にそれぞれ変更。
- 千歳空港〜夕張線=冬期(12/15〜3/20)のみ運行する。主に本州方面のスキー客がターゲット。夕鉄バスとの相互乗り入れ方式をとり、両社それぞれ1日2往復ずつ計4往復。総延長は59.2㌔。運賃は千歳空港〜夕張間1,100円、同〜由仁間650円。所要時間1時間20分。上り線は乗車、下り線は降車のみ。ホテルMt.レースイがオープンする来年1/13からは同ホテルにも乗り入れる予定。
【停名変更】 ※資料協力/各駅倉庫さん
- 「三笠駅前」⇒「クロフォード公園」 三笠・幌内線、岩桂線
- 「保育所前」⇒「郵便局前」 三笠・幌内線
- 「幌内会館前」⇒「幌内市民センター前」 同上
- 「幌内駅前」⇒「鉄道記念館」 同上
夏ダイヤ改正による変更 (1991年4月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【高速バス】
- 高速あさひかわ号(札幌〜旭川)=週末を札幌で過ごす単身者向けに「マンデーモーニングバス」(MMB)を新設。期間は4/1〜10/28まで。毎週月曜早朝(札幌発AM6:30)だけの増発便で、月曜が休日の場合は火曜日に運行。所要時間などは現行便と同じ。昨年10月スタートしたJR北海道の「マンデーエクスプレス」に対抗したもの。
【岩見沢管内】
- 北斗線(岩見沢ターミナル〜北斗〜栗沢駅前)を廃止。1日から栗沢町福祉バス(幌向〜栗沢間)が路線を引き継ぎ、車両は中央バスから寄贈された56人乗りの中古バス(札22あ3664、日野K-RR172AA、1983年式)で運行する。
(1日スタートする町営北斗線福祉バス)
【北空知バス】
- 深川、妹背牛、沼田など6市町の市街地バス停88基を白ユリ型の標識に更新。
- 4月12日から観光貸切バス部門を設立。乗務員5人を増員、バスガイド5人を採用し、車両は中央バスから1989年度車の観光バス(55人乗り)を5台購入。
【道北バス】
- 39旭川、美瑛白金線(旭川駅前〜美瑛駅前〜美沢〜白金温泉)を新設。1日4往復。所要1時間25分。運賃は1100円。これまで白金温泉(大雪青年の家)までの公共交通機関は美瑛町のスクールバスしかなかったが、住民や観光関係者から旭川直通路線の要望が出ていたほか、道北バスも十勝岳の噴火で知名度が上がった白金温泉に将来性があると、運行に踏み切ったもの。このほか、美瑛〜白金温泉間(42美瑛、美瑛白金線)に1往復新設。
【旭川電気軌道】
- クレジットカードでバス料金を支払う全国初のシステム「バスカード・システム」と、無線を使ってバスが停留所に近づいたことを表示する「接近表示案内システム」を導入。
ハイウェイオアシス館がオープン (1991年4月29日)
中央バスと系列の泰進建設など5社が出資する砂川ハイウェイオアシス社(砂川市)は29日、砂川ハイウェイオアシス館(砂川市北光336)をオープンさせる。
建物は北海道子どもの国に隣接し、童話の世界から飛び出したようなお城をイメージした豪華な造り。1階は土産店6店とレストラン2店が出店するほか、中空知10市町の観光、産業、イベント情報などを提供するコーナー「中空知インフォメーション」、2階は1,000人以上収容できる集会施設「ふるさと活性化プラザ」が入り、外来客が気軽に食事やショッピングを楽しむことができる。
26日に先行オープンした道央自動車道の砂川サービスエリアに直結した"砂川ハイウェイ・オアシス"(第2駐車場)に面しているため高速を下りずに出入りできるうえ、普通車305台、バス55台が常時駐車できるほか、外側にも430台の駐車場があり、定期バス路線の発着所、商品の展示即売などに利用できる"お祭り広場"なども設けられている。
これを記念して29日、道知事や砂川市長、1,100人余の児童を招いてオープンセレモニーが開かれるほか、中央バスは「子どもの国線」(滝川〜子どもの国、砂川〜子どもの国)2系統に日野自動車製のカラフルなペイントバス2台(車番・札幌22か675〜676)を走らせ集客をねらう。バスは既存の路線バスにオアシス館や動物、木、虹などのイラストが描かれた可愛らしいデザイン。
運賃改定による変更 (1991年11月1日)
運賃改定にあわせ停留所の名称を変更する。改定は1989年以来2年ぶり
【停名変更】
- 「おおぞら幼稚園」⇒「100年記念塔入口」 ①②③滝川市内線
- 「本町」⇒「滝川農協前」 ①②滝川市内線、滝深線
- 「保育所」⇒「公営住宅」 滝浜線、浜益村内線
- 「台場スキー場入口」⇒「サンバレースキー場入口」 芦旭線、深旭線(北空知バス)
- 「白山入口」⇒「9号線」 滝岩線、向ヶ丘線
- 「奈井江駅通」⇒「奈井江」 滝岩線、向ヶ丘線、札芦線、岩旭線
- 「6丁目」⇒「4丁目」 滝岩線、南美唄線
- 「番屋前」⇒「沼南消防分団」 滝岩線
- 「栗沢郵便局」⇒「栗沢中央公園」 長岩線、追分線
- 「泉徳園」⇒「記念館入口」 同上
- 「つくし公園」⇒「南4条つくし公園」 幌向線
冬ダイヤ改正による変更 (1991年12月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【高速バス】
- エアポートちとせ号(旭川・千歳空港線)=全1往復を廃止。昨年4月に開設されたが利用が伸びなかった。
- 高速びばい号(札幌〜美唄)=札幌発16:25→16:30に繰り下げる。
【滝川管内】
- 滝深線(音江経由)、歌志内線(滝川〜赤平昭和)=若干ダイヤ改正。
【新設停留所】
- コミュニティセンター入口(多度志小学校〜多度志中学校間) 多度志線(北空知バス)、沼田・多度志線(同)
【宗谷・道北】枝幸―旭川間を増便 (1992年4月1日)
宗谷バスと道北バスが申請していた枝幸〜旭川間の都市間バスが3月10日、運輸審議会で認定され、運輸省が同日免許(一般乗合旅客自動車運送事業免許)を交付、1日から運行を開始する。
同区間の都市間バスは1985年から宗谷バスが臨時免許で暫定運行してきたが、89年のJR天北線廃止後、同区間の直通便の需要が高まったことから本免許に切り替えるとともに、道北バスも乗り入れ、これまでの1往復が2往復(両社が1往復ずつ担当)に増える。
バスは予約制で、旭川駅前〜枝幸ターミナル間(178.5㌔)を3時間15分で結び、運賃は大人片道3900円、往復7000円(小人半額)。ダイヤと停留所は次の通り。
- 発車時刻=旭川発1100(道北) 1630(宗谷)、枝幸発710(宗谷) 1615(道北)
- 停車停留所=旭川駅前、名寄駅前、音威子府、小頓別、歌登バスセンター、枝幸ターミナル
深川地区の停留所変更 (1992年11月1日)
北空知バスは1日、本社のある深川市内で停留所の名称などを一部変更する。また同社は先月から従来の貸切バスに加え、路線バス全車に中央バスの無線管理センターと車両を結ぶ「車載無線」を300万円かけて取り付け、降雪時の遅れや急病人の通報など緊急事態に備えてキメ細やかな乗客サービスアップをはかっている。
【停名変更】
- 「一已5丁目」⇒「4条11番」
- 「拓殖大学前」⇒「クラーク高校前」
【新設停留所】
- 4条13番(4条11番〜深川市役所通間)
夏ダイヤ改正による変更 (1993年4月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【停名変更 - 北空知バス】
- 「本町6丁目」⇒「4条6番」 滝深線、和線
- 「本町1丁目」⇒「4条1番」 同上
- 「深川土地改良区」⇒「生きがい文化センター前」 同上
- 「菊水学校」⇒「菊水中央」 同上
- 「秩父別1丁目」⇒「ちっぷゆう&ゆ入口」 沼田線
【道北・阿寒】旭川―釧路間に高速バスデビュー!! (1993年6月26日)
道北バスと阿寒バスは26日から旭川〜釧路間(約300㌔)を6時間20分で結ぶ初の都市間高速バス「サンライズ旭川・釧路号」を運行する。両社それぞれ毎日1往復。旭川、釧路とも8時と15時半に出発し、運賃は大人片道5200円(往復9500円、小人半額)。全席予約定員制。車両はゆったり座れる定員28人のフルデッカー・シングルシートの豪華バス。同区間はこれまで北見経由や帯広経由で定期バス、JRの乗り継ぎが必要だったが、直通バスの運行で所要時間が約1時間短縮される。すでに旭川〜札幌間など6路線の都市間バスを運行している道北バスの金森社長は「ビジネスのほか、温泉なども経由するので観光客の利用も見込める」としている。
◇停車停留所=旭川駅前、永山2条19丁目(釧路ゆき乗車のみ)、層雲峡、温根湯、留辺蘂 紀の国屋(休憩)、阿寒湖、大楽毛駅前(釧路ゆき降車のみ)、鳥取分岐(同)、鳥取大通2丁目(同)、釧路駅前(東急イン横) ※留辺蘂町(ドライブイン紀の国屋)で20分休憩
【JHB】札幌―沼田間をスタート! (1993年7月20日)
JR北海道バス滝川営業所は、夏休み中の7/20〜8/31まで石狩沼田駅〜札幌駅間に国道12号線、同275号線経由の特急バス「特急沼田号」を初めて運行する。1日2往復で運賃は片道大人1900円。自動車電話、テレビ、ビデオ、トイレ、マルチチャンネルステレオ、ボトルクーラーなどを備えたデラックス車両で運行する。発車時刻、停車停留所は次の通り。
【発車時刻】
- 石狩沼田駅発 600 1330、札幌駅バスターミナル発 955 1725 (所要2時間50分)
【停車停留所】
- 石狩沼田駅、和市街、追分市街、雨竜市街、新十津川農校前、浦臼役場前〜(国道12号線経由)〜時計台前、札幌駅バスターミナル(北レーンJRバス⑥番のりば)
運賃改定による変更 (1993年10月1日)
道北バス、旭川電気軌道の値上げに伴い、1日から同じ運行エリアをもつ中央バスや北空知バスの競合路線でも同一運賃に値上げする。
冬ダイヤ改正による変更 (1993年12月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【高速バス】
- 高速いわみざわ号(札幌〜岩見沢)、特急札滝線(札幌〜滝川)、特急札芦線(札幌〜芦別)=札幌〜岩見沢間に同社初の「区間指定定期回数券」を導入する。回数券は40枚綴り(20往復)で19,500円。通常の1ヶ月バス定期券(29,250円)の25%引きとなり同区間のJR定期券よりも安い。使用期限は2ヶ月で途中乗降もOK。札幌、札幌駅前、岩見沢の各ターミナル窓口で販売し、遠距離通勤客の利用を狙う。
- 高速くりやま号、高速ゆうばり号=江別東インター入口〜栗山間、同〜夕張間は札幌行きが乗車、札幌発は降車専用だったが、乗車・降車とも可能になる。
【岩見沢管内】
- 急行岩夕線(岩見沢ターミナル〜石炭歴史村)=これまでの急行便を普通便に改め、岩見沢ターミナル〜弘清寺間は追分、長岩線と同じ全停留所に停車する。このため岩見沢市内の経路が西10丁目から市立病院前経由に変わる。
【北空知バス】
- 中央バスの値上げに伴い、競合路線は同一料金に値上げする。
【停名変更】
- 「勝泉寺」⇒「美流渡スキー場」 万字線 ※冬期のみ?
- 「頼城駅前」⇒「頼城」 頼城線
- 「障害者訓練校」⇒「障害者能力開発校」 札滝線、札芦線、滝岩線、歌志内線、子どもの国線
- 「向陽校」⇒「向陽」 音江経由滝深線
- 「下鶉交番前」⇒「下鶉2丁目」 上砂川線、歌志内線
- 「茶志内中学校」⇒「5線」 滝岩線
- 「技能開発センター前」⇒「ポリテクセンター前」 滝岩線、三笠線、栄町線
- 「季楽園」⇒「新宮村橋」 万字線
- 「朝日病院前」⇒「朝日医院前」 同上
- 「毛陽学校」⇒「旧毛陽小学校」 同上
- 「栗山観光ホテル」⇒「朝日3丁目」 長岩線、追分線
- 「王子入口」⇒「栗山中学校入口」 同上
- 「北高前」⇒「末広1丁目」 高速ゆうばり号、札夕線、岩夕線
- 「末広」⇒「夕張郵便局前」 同上
美唄ターミナルOPEN (1993年12月10日)
中央バス美唄ターミナル(美唄市東1南3)がこのほど駅前に完成、10日から営業開始する。1961年から使用してきた旧ターミナルを老朽化のため解体、跡地に鉄骨平屋建て延べ204平方㍍の新ターミナルを建設した。
ターミナルはJR美唄駅から50㍍ほどの距離。薄いベージュ色の白っぽい建物で、美唄北星ハイヤーの社屋(2階建て)が併設されている。定期券や回数券を販売する案内窓口や待合所、自動発券機、売店、テレビ、トイレなどが置かれ、屋外には3バースの乗り場とバスプールがある。
夏ダイヤ改正による変更 (1994年4月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【高速・特急バス】
- 特急札夕線(札幌〜由仁〜夕張)=全3往復を由仁町の要望により、昨春オープンした「ユンニの湯」に乗り入れ停留所を新設する。
- 高速あさひかわ号(札幌〜旭川)=旭川終発21:30→22:00発に繰り下げる。
- 高速たきかわ号(札幌〜滝川)=夏休み期間中(7/23〜8/15)5往復のうち2往復が「子どもの国」(砂川ハイウェイオアシス)に乗り入れる。
- 高速カナディアンワールド号(札幌〜カナディアンワールド)=夏休み(7/23〜8/15)に加え、ゴールデンウィーク(5/1〜5/5)も1往復運行する。
【岩見沢管内】
- 追分線(岩見沢ターミナル〜追分若草団地)=追分駅前〜若草団地間を廃止、全便「追分駅前」発着となる。
【廃止停留所】追分役場前 団地前 若草2丁目 若草団地
- 岩見沢・江別線(岩見沢ターミナル〜幌向〜江別ターミナル)=全3往復を廃止。
【廃止停留所】豊幌 幌向1号
- 幌向線(岩見沢ターミナル〜南4条つくし公園)=岩江線廃止に伴い20.5往復に増やし、このうち6往復を市立病院経由に経路変更する。
- グリーンランド線(岩見沢駅前〜グリーンランド)=グリーンランド遊園地が夜間営業を行う7/25〜8/28まで夜間便を増発する。
【滝川・砂川管内】
- 滝深線(滝川〜音江経由〜深川)=合理化のため運行管理を北空知バスに委託する。
- 焼山線(砂川ターミナル〜焼山〜歌志内市街)=6年間の代替バス期間終了後の4/25以降も運行を継続する。同日から終点を「上歌交番」まで1.7㌔延長するほか、早朝、深夜便を廃止して日中便を増やし、歌志内高校前〜上歌交番前は焼山、歌志内両線どちらの定期券でも利用できるようになる。運行に伴う赤字分はこれまでの国の補助から、歌志内・砂川両市が転換交付金の割合に応じて負担する。
【停車停留所】砂川ターミナル〜(現行)〜歌志内市街〜空知砿入口〜上歌志内〜上歌交番前
- 晴見団地線(砂川ターミナル〜晴見団地)=全2往復を廃止。
- 浜益村内線(濃昼〜幌ほか)=第2土曜と日祝は全便運休する。
【芦別管内】
- 頼城線(芦別ターミナル〜頼城〜玉川町)=頼城〜玉川町間を廃止。「啓南経由」と「東頼城経由」の2系統となり「西芦経由」は統合廃止。
【北空知バス】
- 沼田線(深川ターミナル〜沼田駅前)=上下4本の始発を繰り下げる。
- 和線(深川ターミナル〜北竜役場前)=北竜役場前発7:45スクール増便は運休する。
- 観光貸切用デラックスバスを増車。1台5千万円の豪華車で、50のリクライニングシートのうち後部13座が回転式になっており、中央にテーブルをセットして団らんできるほか、3台あるテレビはレーザーディスク・カラオケ装備。同社観光貸切バスは計7台となる。
【減便】
- 岩見沢市内、三笠、専大、南美唄、頼城、上芦各線は利用度に応じて5〜10往復ほど減らす。
浜益村内線の廃止問題 (1994年6月23日)
中央バス空知事業部が1年ほど前から赤字の浜益村内線(濃昼〜幌ほか)を廃止したい旨を、浜益村に申し入れていたことが23日の定例村議会で明らかになった。
同線は村内を南北に結ぶ1日20便、計215㌔の路線。乗客数は1便当たり平日2人強、日祝日は1.5人。92年度は約2千万円の赤字を出しており、村が500万円を補てんしている。このため同社は4月から村内線を第2土曜と日祝は全便運休しているが、村の補助を上げてもらえなければ平日も通学対策など村側の準備が整いしだい廃止したい意向。同社は89年にも村内の浜益〜盤の沢間(14.7㌔)を廃止しており、村営バスがあとを引き継いでいる。
滝川・啓南団地に乗り入れ (1994年8月20日)
中央バスは20日、かねて要望のあった滝川市内の啓南団地に乗り入れるほか、滝の川団地線の経路を一部変更する。
- 6丁目線(滝川ターミナル〜東町〜6丁目)=起終点を滝川ターミナルから蔵前通り経由で啓南団地まで延長し3停留所を新設。
【停車停留所】啓南団地(新設) 空知町2丁目(新設) 花月町3丁目(新設) 花月町1丁目 滝川ターミナル〜(現行)〜6丁目 (所要約25分)
- 滝の川団地線(滝川ターミナル〜東町〜滝の川団地)=経路変更し「滝の川運動公園」停留所を新設。
【旧】黄金町東4丁目〜3丁目〜体育センター前
【新】黄金町東4丁目〜滝の川運動公園(新設)〜体育センター前
高速るもい号に新停留所 (1994年11月1日)
中央バスは1日から高速るもい号(札幌〜留萌)に「東橋」「五十嵐町」の2停留所を新設する。いずれも留萌市内東部地区に設けられ、札幌行きは乗車、札幌発は降車専用。「東橋」停留所は1984年の特急バス廃止以来、10年ぶりの復活。
東部地区は10年ほど前から団地造成で人口が増えているが、高速バスは市内中心部しか停車しないため、地元の南町新興会が去る5月、旭川行政監察分室の行政相談懇親会で改善を求め、同分室がバス停設置を道運輸局に要請していた。
幌向線を経路変更 (1994年11月1日)
中央バスは1日から幌向線(岩見沢ターミナル〜南4条つくし公園)の幌向地区のルートを変更する。これまでの駅前通り経由を東1号線から駅前通りに入るルートに変更し、新たに2停留所を設ける。同地区は91年ごろから宅地ラッシュで人口が急増しており、地域住民からバス延長の要望が出ていた。
- (旧)幌向駅前〜豊南(廃止)〜幌向南2条
- (新)幌向駅前〜東1号(旧幌向1号を復活)〜幌向南2条4丁目(新設)〜幌向南2条
冬ダイヤ改正による変更 (1994年12月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【高速バス】
- 高速たきかわ号(滝川IC経由)、高速るもい号(滝川経由)、高速しんとつかわ号、高速そらち号に「文化センター入口」(滝川市内)を増設。
- 高速いわみざわ号、高速みかさ号(岩見沢経由)、特急札芦線、特急札滝線に「市立病院前」(岩見沢市内)を増設。
【滝川管内】
- 6丁目線(啓南団地〜6丁目)=啓南団地発8:15→8:05に繰り上げる。
- 空知太スキー場線=「滝の川団地」まで延長。滝の川団地発9:40、スキー場発15:00。(今季限りで廃止)
- 上砂川線=砂川ターミナル〜仲町系統、同〜上砂川駅前系統のうち各1往復を「保養センター」まで延長。
【岩見沢管内】
- 鉄北線(岩見沢駅前〜北5西20〜岩見沢駅前)=北3西12発(AM8:06)→岩見沢駅前行きを1本増発、冬期間の利用増に対応する。
- 長岩線(岩見沢〜栗沢)=岩見沢発6:25を栗山発夕張行きと統合し、岩見沢6:40発夕張行きの直通便を新設。
【北空知バス】
- 深川市内線(深川ターミナル〜曙団地)=深川20:00発便を「秩父別農協前」まで延長。
- ちっぷ・ゆう&ゆ(20:30発)→深川ターミナル行きを新設。
- 和線(深川ターミナル〜北竜役場前)=北竜役場前7:45発は通学用に2台に増発。
- 深川スキー場線(深川ターミナル〜深川スキー場)=深川スキー場で下車する場合は無料となる。
夏ダイヤ改正による変更 (1995年4月1日)
1日からダイヤ改正を行う。学校5日制の月2回拡大に伴い、現行の第2土曜に加え、第4土曜も日祝ダイヤで運行する。
【高速・特急バス】
- 高速みかさ号(札幌〜三笠)=3往復とも岩見沢IC経由に切り替える。
- 特急滝旭線(滝川〜旭川)=11→9往復に減便。
- 高速たきかわ号(札幌〜滝川)=今年も7/22〜8/20の夏休み期間中は「砂川ハイウェイオアシス」に2往復を乗り入れる。
- 高速カナディアンワールド号(札幌〜カナディアンワールド)=今年も夏休み期間中は1往復する。
- 高速ふらの号、特急札芦線=赤平市内の経路を赤平バイパス経由に切り替える。
【岩見沢管内】
- グリーンランド線(岩見沢ターミナル〜グリーンランド)=遊園地の夜間営業(7/22〜8/27)にあわせて夜間便を増やす。
- 木工団地線(岩見沢駅前〜木工団地)=9.5→7.5往復に減便。
- 南岩線(岩見沢〜南幌)=日祝、学休日は全便運休する。
- 専大線(美唄ターミナル〜専修大学前)=専大始業時間にあわせて変更する。
【滝川管内】
- 1・2滝川市内線(滝川ターミナル〜池の前入口〜滝川ターミナル)=「池の前入口」を廃止。滝川(タ)発21:10発→池の前入口行きは「泉町1丁目9区」が終点となる。
【北空知バス】
- 和線(深川ターミナル〜北竜役場前)=スクール増便(北竜役場前発7:45)は自転車通学が可能になるため減便する。
- 妹背牛ターミナル内のバス乗り入れ廃止。滝川方面は同ターミナル前、深川方面は妹背牛農協前に停留所を設置する。
高速バスに「菊水元町7条」新設 (1995年4月20日)
中央バスは20日から空知方面と札幌を結ぶ高速バスに「菊水元町7条」(札幌市白石区)停留所を新設する。これまで高速あさひかわ号だけが停車していたが、20日から高速くりやま号、ゆうばり号、いわみざわ号、みかさ号、びばい号、たきかわ号、しんとつかわ号、特急札滝線、特急札芦線、ふらの号、るもい号、カナディアンワールド号(夏休みのみ運行)の12路線、平日105便、日祝111便にも拡大する。停留所はコープさっぽろ菊水元町店前にあり、札幌発は乗車、札幌行きは降車専用。
同バス停は旭川号を共同運行するJRバスのほかに札幌市営バスが乗り入れているが、町内会などから要望が強く市交通局と協議して設置が決まった。
和線を北竜温泉まで延長 (1995年9月1日)
北空知バス「和線」(深川ターミナル〜北竜役場前)=1日から町営北竜温泉まで約2.2㌔延長し、一部ダイヤを変更する。温泉入浴客から要望があったもので、新たに「北竜中学校」「北竜温泉」の2停留所が設けられる。深川〜北竜温泉間の運賃は片道大人420円、小人210円。所要時間37分。運行を祝って同温泉を経営する振興公社から第1便のバス乗務員に花束が贈られ、バス利用の温泉客には無料入浴券がプレゼントされた。
冬ダイヤ改正による変更 (1995年12月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【高速バス】
- 高速たきかわ号(札幌〜滝川)でパーク&ライドを実施。滝川営業所(石黒ホーマ向い)の一角に10数台収容のマイカー無料駐車場を設け一部便を同営業所まで延長、営業所前に「滝川営業所」停留所を新設する。滝川営業所発は6:10、6:40、7:10、7:40、8:10の朝5便。札幌発は全便営業所まで運行する。
【岩見沢管内】
- 三笠・幌内線(三笠ターミナル〜中央町)=休日ダイヤを設ける。
- 鉄北線(岩見沢駅前〜北5西20〜岩見沢駅前)=平日のみ北3西12(8:06発)→岩見沢駅前行きを増便。
【滝川管内】
- 滝岩線(奈井江高校→滝川ターミナル)、歌志内線(砂川ターミナル→滝川ターミナル)の朝2本を滝川高生の利便をはかり、文化センター入口(国道38号線)経由に変更。
- 歌志内線(歌志内市街→歌志内中学校)=上歌交番が始発(朝1本のみ)となる。
【芦別管内】
- 滝芦線(滝川ターミナル〜芦別ターミナル)=休日ダイヤを設ける。
- 頼城線(芦別ターミナル〜西芦6丁目・頼城)=「西芦6丁目」を移設。
【新設停留所】
- 東明中央(東山〜美唄ターミナル間) 高速びばい号 ※札幌発は降車、札幌行きは乗車のみ
★87年9月の高速道開通後から要望があったが、美鉄バスの営業エリアのためこれまでバス停が設置できなかった。
- 市営住宅前(市道1番通り〜曙団地間) 北空知バス深川市内線・西北星線・多度志線 ※市営住宅整備に伴う
【JHB】札幌―沼田間の高速バス運行 (1995年12月22日)
JR北海道バス滝川営業所は、冬休み中の12/22〜来年1/21までの1ヶ月間、石狩沼田駅〜札幌駅間に道央自動車道経由の高速バス「高速沼田号」を毎日運行する。1日1往復で運賃は片道大人1900円。発車時刻、停車停留所は次の通り。
【発車時刻】
- 石狩沼田駅発740、札幌駅バスターミナル発1600 (所要2時間30分)
【停車停留所】
- 石狩沼田駅、碧水市街、和市街、追分市街、雨竜市街、大和市街、新十津川農校前、浦臼役場前〜(奈井江・砂川IC〜札幌IC経由)〜時計台前、札幌駅バスターミナル
夏ダイヤ改正による変更 (1996年4月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【高速・特急バス】
- 高速いわみざわ号(札幌〜岩見沢)=札幌発22:25を増やし終発延長。
- 特急札夕線(札幌駅前ターミナル〜石炭歴史村)=利用者が少ないため全3往復を廃止し「南2条東1丁目」「ユンニの湯」停留所廃止。
- 高速るもい号、高速ふらの号=高速道路上の「高速栗沢」「東山」「高速茶志内」の3停留所については札幌方向への乗降制限を解除するほか「野幌」停留所にも停車する。※高速あさひかわ号、高速そらち号は現行通り
- 高速そらち号(芦別・滝川・岩見沢〜新千歳空港)=「駒園8丁目」と「千歳ターミナル」(ターミナル前に設置)の2停留所を増設。
- 特急札芦線(札幌〜芦別)=昨年赤平バイパス経由に切り替えたが、地域住民から要望があり、1日2往復のみ「文京町」経由に戻し同停留所を増設。現行系統は「赤平バイパス経由」となる。
- 特急滝旭線(滝川〜深川〜旭川)=普通便に改め、停留所が大幅に増える。停車停留所は滝川〜深川間は滝深線(音江経由)、北都商高〜旭川間は芦旭線と同じ全停留所に停車するが、深川〜北都商高間は「深川市役所」と「納内」のみ停車する。このうち3往復は深川ホテル経由となり音江は停車しない。
【岩見沢管内】
- 追分線(岩見沢ターミナル〜追分駅前)=三川〜追分間(8.3㌔)を廃止。3往復とも岩見沢(タ)〜三川駅通間止となり、路線名は「三川線」に変更する。
【廃止停留所】三川小学校、岡本2号、北東丘、東丘第3、東丘、南東丘、郡界、東追分、追分農協前、追分駅前
- 万字線(岩見沢ターミナル〜上美流渡)=美流渡交通センター〜緑町間(全2往復)を廃止。
【廃止停留所】美流渡小学校、美流渡中学校、桜町、東町、若葉町、緑町
- 長岩線(岩見沢ターミナル〜長沼ターミナル)=栗山高校(15:45発)→岩見沢ターミナル系統を平日1本新設。学休日は運休。
- 岩夕線(岩見沢ターミナル〜石炭歴史村)=3→1往復に減便。
【滝川管内】
- 滝の川団地線(滝川ターミナル〜東1号通り〜滝の川団地)=一部便を除き「啓南団地」まで延長するほか、国学院大学経由を9.5往復新設する。これに伴い、6丁目線(啓南団地・滝川ターミナル〜6丁目)全9.5往復は統合廃止。
【廃止停留所】黄金町東1丁目
- 歌志内線(滝川ターミナル〜赤平昭和)=平日4往復のみ「宮下町」まで延長し2停留所を設ける。
【延長ルート】昭和〜桜木町(新設)〜宮下町(新設)
- 1・2滝川市内線(滝川ターミナル〜滝川ターミナル)=大幅に減便。平日1往復していた「滝川ターミナル〜泉町1丁目9区」の区間系統も廃止する。
- 滝深線(滝川〜音江経由〜深川)=減便。
【芦別管内】
- 東頼城線(芦別ターミナル〜東頼城〜頼城)=3月いっぱいで廃止する予定だったが、芦別市が最高で年額180万円を補助することで合意、月水金曜の週3日だけ芦別(タ)〜幸町間を計1.5往復し、火木曜は市が無料福祉バスを2往復運行する。緑泉工業団地〜頼城間は廃止、代わりに市街地の経路を変更して「市立病院前」停留所を新設する。
- 頼城線(芦別ターミナル〜啓南〜頼城)=平日21→18往復に減便。
【北空知バス】
- 札幌営業所を札幌第一観光バス事務所内(札幌市北区)に開設。職員1人と車両4台を配置して観光バス部門を強化する。
- 中央バスと競合する一部の路線運賃を値上げする。
- 沼田線、深旭線、滝深線=発車、通過時刻を一部変更。
【停名変更】
- 「岩見沢ターミナル」⇒「4条西5丁目」 岩見沢市内線ほか
※乗降は5丁目側と6丁目側の路上に移る
- 「沼北橋」⇒「ひょうたん沼公園前」 月形線
- 「10号」⇒「上幌向工業団地」 幌向線
- 「東13号」⇒「土木現業所前」 同上
- 「新町」⇒「精肉センター前」 同上
- 「美園車庫前」⇒「駒園8丁目」 いわみざわ号、みかさ号、長岩線、万字線ほか
- 「旧毛陽小学校」⇒「メープルロッジ前」 万字線
- 「7条東5丁目」⇒「ガーデンテラス前」 日の出南線
- 「公園入口」⇒「公園町」 滝岩線
- 「萱野中学校」⇒「萱野中学校前」 岩桂線
- 「大里会館前」⇒「中央霊園入口」 同上
- 「住吉生協前」⇒「住吉1番地」 三笠・幌内線
- 「住吉」⇒「住吉町」 同上
- 「川沿町」⇒「市立博物館前」 桂沢線
- 「桂沢集会所」⇒「桂沢ダム」 同上
- 「湯の沢」⇒「湯の元温泉」 同上
- 「見晴台」⇒「桂沢湖畔」 同上
- 「ニッショウ」⇒「住友栄町」 札芦線、滝芦線、歌志内線
- 「高田商店前」⇒「台場中央」 北空知バス(芦旭線、深旭線)
- 「サンバレースキー場入口」⇒「スキー場入口」 同上
- 「多度志駅前」⇒「多度志」 北空知バス(多度志線、沼田・多度志線)
計画から11年‥岩見沢ターミナルが開業!! (1996年4月1日)
昨年6月にオープンした岩見沢駅前の市コミュニティプラザ西側に建設していた中央バス岩見沢ターミナルがこのほど完成、28日完工式と落成祝賀会が行われ、1日待望のオープンを迎える。同社18路線595便いずれも新ターミナル発着に変わり、現ターミナル(4条西6)や駅前広場に分散していたバス乗り場がすべて集約される。
新ターミナルは1985年、市土地開発公社が旧国鉄から約5億5600万円で取得した市の一等地にあり、当初はバスターミナルに民営ホテルを併設するプランだったが、87年に地元旅館業組合などがこのホテル建設に反対して計画が頓挫、その後も事業主体となる市や中央バスなどが出資する第三セクター「岩見沢ターミナルビル株式会社」の10億円に上る"巨額負債問題"で計画が宙に浮いていたが、ビル開業の見通しがついた昨秋から建設工事が進められ、中央バスが公社からビル1階の西側450平方㍍と市有地3,807平方㍍を約2億6590万円で買い取り、計画から11年目でようやく市民待望のバスターミナルがお目見えする。開業は昨年12月の冬ダイヤを目指していたが、用地取得に手間取り、またJRバスと利用方法についての調整が煮詰まらず工事入りが遅れていた。
新ターミナルはビル1階に待合室、自動券売機、案内カウンター、事務所、売店など。屋外には屋根付きバス乗り場とバスプールを設け、乗り場12バースのうち南側8バースを中央バス、北側3バースをJRバス、残り1バースを南空知ふるさと市町村圏組合の「ふれあい交流バス」が使用する予定。JRバスの乗り入れについては社内調整のため2ヶ月ほど遅れる見通しだが、バスターミナル西側に隣接して無人の有料市営駐車場(150台、30分無料)も設けられ、こちらも1日からオープンする。1974年8月から利用してきた現ターミナル跡地(岩見沢市4条西6)は近く中央バスが売却する方針で、市が買い戻す方向で検討に入っている。
★旧ターミナルは1998年12月撤去、しばらく月極駐車場として利用されていたが、現在は中央公園の一部になっている。
【岩見沢ターミナル移転に伴う変更】
- 全路線が新ターミナル発着に変わる。
- 現行の「岩見沢ターミナル」は「4条西5丁目」に名称変更となり、現ターミナル裏手の空知婦人会館前にも停留所を新設。ただし、みかさ号、特急札芦、特急札滝線、滝岩、北村、月形、三笠各線は「4条西2丁目」(西友前)に停車する。
- 日の出台、自衛隊、競馬場、日の出南、万字、長岩、岩夕、岩桂、三川、南岩各線は西6丁目通りを経由する。
- 札幌線、岩見沢市内(A・Bコース)、札幌、大和町、グリーンランド、美園南町、幌向(市立病院経由)各線は従来通り西5丁目通りを経由する。
【岩見沢ターミナルのりば】
- ①番のりば 札幌、千歳空港ゆき
- ②番のりば 美唄、滝川、芦別、幌向ゆき
- ③番のりば 市内Aコース、グリーンランド、いわみざわ公園ゆき
- ④番のりば 市内Bコース
- ⑤番のりば 日の出台、自衛隊ゆき
- ⑥番のりば 大和町、かえで団地、東高校、鉄北、北村、月形ゆき
- ⑦番のりば 栄町、三笠、幾春別ゆき
- ⑧番のりば 美園南町、志文団地、万字、栗山、長沼、三川、夕張、南幌ゆき
- ⑨番のりば ふれあい交流バス
- ⑩⑪⑫番のりば JR北海道バス(予定)
留萌ターミナル移転OPEN (1996年4月1日)
国道231号の拡幅工事により、中央バスは1日から留萌ターミナル(留萌市幸町2)を同市栄町2に移転オープンする。1965年10月から使用してきた旧ターミナルは手狭なうえ、老朽化も目立ってきており、JR留萌駅に近いハラダ総業隣接地に同社が新たに土地を取得、昨年11月から建設していた。
新ターミナルは約1,600平方㍍の敷地に鉄筋コンクリート2階建てのターミナル棟(229平方㍍)とバス6台が収容できる鉄筋平屋建て車庫(274平方㍍)を備えたベージュ色のシンプルな建物。1階は約40平方㍍の待合室、事務所、案内窓口などが置かれ、2階は運転手の休憩室となる。
新ターミナル開業に伴って、高速るもい号のルートが一部変わり、市内4停留所(旧ターミナル、開運町、駅前十字街、五十嵐町)を統廃合、新たに新ターミナルと合同庁舎前に停車する。日本海るもい号(札幌〜雄冬〜留萌)については新ターミナルに乗り入れるほかは、とくに変更ナシ。
【高速るもい号の経路変更】
- (旧)東橋〜五十嵐町〜駅前十字街〜開運町〜錦町〜本町十字街〜留萌ターミナル
- (新)東橋〜合同庁舎前(五十嵐町を移設・改称)〜錦町〜本町十字街〜留萌ターミナル(駅前十字街を移設・改称)
【停名変更】
- 「五十嵐町」⇒「合同庁舎前」 高速るもい号
- 「駅前十字街」⇒「留萌ターミナル」 高速るもい号、日本海るもい号
- 「留萌ターミナル」⇒「幸町」 日本海るもい号
北空知バスに初の女性運転手 (1996年4月1日)
中央バスグループ初の女性運転手が1日から北空知バス(本社・深川市)の路線バスにお目見えした。ハンドルを握るのは滝川出身の西田順江さん。昨年12月同社の募集で合格し、今月1日から指導員付きで乗務していたが、6日から独り立ちする。
女性バス運転手は男女雇用機会均等法の成立で1986年、京阪バス(京都市)が全国で初めて採用したのを皮切りに、道内でも北都交通、道南バス、札幌市交通局など数社が採用しているが、中央バスグループでは戦時中の混乱期を除いては初めて。ソフトな応対に乗客の評判も上々で、親会社の中央バスでも今後採用が検討されているという。
ゆうばり・くりやま号に新停留所 (1996年8月10日)
10日から高速ゆうばり号(札幌〜夕張)と高速くりやま号(札幌〜栗山)に2停留所を新設する。
これまで南幌町内の停留所は「南幌町立病院」1ヵ所だけだったが、新たに「消防署前」と「南幌ハイム前」の2停留所を設け、札幌のベッドタウンとして人口増加が見込まれる同町住民の便をはかる。
運賃は札幌から消防署前まで大人750円、小人380円。南幌ハイム前までは大人770円、小人390円。札幌〜南幌間の所要時間は約40分。それに伴い、高速くりやま号の南幌〜栗沢間のルートが現行の南13線から南15線・西2号経由に変わる。
滝川市でコミュニティバス (1996年10月11日)
運輸省のコミュニティバス調査の一環として10/11〜10/24まで、滝川市内で「滝川市コミュニティバス」の実験運行が行われる。同省の外郭団体・運輸経済研究センター(東京都港区)が行うモデル事業で、バスの走っていない地域に路線を設け、潜在需要や本格導入に向けた課題などを調査する。コミュニティバスの運行は道内では初めて。
運行は中央バス空知事業部に委託され、滝川ターミナルから公共施設や住宅街などを一周する「Aコース」(西町先廻り)と逆回りの「Bコース」(文化センター先廻り)の2系統が設けられ、両コースとも8:30〜17:00まで1日各8本ずつ運行する。バス停は約300㍍間隔で35ヶ所設けられ、車両は中央バスの「子どもの国線」などに使われるカラフルなペイントバス2台を使用する。
料金は1乗車大人100円、1日乗車券は300円、小学生と身体障害者は半額。滝川市の敬老パス(75歳以上無料乗車券)も使えるが、中央バス定期券は利用できない。1日乗車券はバス車内、中央バスターミナル、滝川市役所1階インフォメーションで買うことができる。
【停車停留所】
- 滝川ターミナル ★ベルロード2番街 ★ベルロード4番街高林 銀座通 西町 ★西町3丁目(Bコースのみ) ★西町4丁目 ★開西中学校 幸町2丁目 幸町1丁目 朝日町西1丁目 ★朝日町西3丁目 江陵中学校 ★黄金町西2丁目 ★黄金町西4丁目 3丁目 体育センター前 滝の川運動公園 黄金町東4丁目 ★黄金町東3丁目 ★黄金町東1丁目 ★朝日町東3丁目 ★朝日町東1丁目 ★老人福祉センター(正面玄関前) ★市民会館 ★東町7丁目 ★東町6丁目 ★東町5丁目 ★東町4丁目 ★東町2丁目 米穀工場前 文化センター入口 こども科学館 ★中央保育所 滝川市役所 ★ベルロード4番街高林 ★ベルロード2番街 滝川ターミナル (12.7㌔、所要48分、★新設停留所)
冬ダイヤ改正による変更 (1996年12月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【高速バス】
- 高速あさひかわ号(札幌〜旭川)=平日のみ40→36往復に減便。
- 高速ゆうばり号(札幌〜夕張)、岩見沢・夕張線(岩見沢〜夕張)=終点「夕張石炭歴史村」は待合所がないため、発着場所を石炭歴史村内の夕鉄バスターミナルに変更する。
夏ダイヤ改正による変更 (1997年4月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【高速バス】
- 高速くりやま号(札幌〜栗山)=札幌発の夜間便(19:30、21:30)を2本増発、最終便を17:40→21:30まで延長する。当面は採算ラインに達しない可能性が強いため、栗山、南幌、栗沢の3町が合わせて年間700万円を補助し、通勤や通院、買い物客の帰りの足を確保する。
【岩見沢管内】
- 70歳以上の高齢者が村内の中央バス路線を無料で利用できる「北村高齢者福祉バス乗車証」を新設。4月スタートする住民混乗型の北村小学校スクールバスが中央バスと競合する区間は利用できないための措置。
【滝川・砂川管内】
- 砂川市内線(砂川ターミナル〜北電社宅)=砂川終発20:00を新設。停留所名も一部変更する。
- 浜益村内線=「浜益〜盤の沢」「浜益〜泥川」両系統を新設。村が700万円を赤字補填し、従来の浜益村営バスをやめ中央バスに移行する。
- 滝川・浜益線(滝川ターミナル〜幌・雄冬)=3→1往復に減便。代わりに7/26〜8/17まで臨時便を1往復運行するほか、滝川〜盤の沢間の区間便を1往復設ける。
【芦別管内】
- 滝芦線(滝川ターミナル〜芦別ターミナル)=滝川終発便を20:25→20:40に繰り下げる。
【北空知バス】
- 消費税率アップにより運賃値上げを実施。初乗り運賃120円→130円にアップ。
【停名変更】
- 「公園入口」⇒「6条東10丁目」 日の出台線、自衛隊線、岩桂線、競馬場線
- 「林務署前」⇒「7条西9丁目」 大和線
- 「大和町3条7丁目」⇒「大和3条7丁目」 同上
- 「大和町5丁目」⇒「大和5丁目」 幌向線
- 「大和町7丁目」⇒「大和7丁目」 幌向線、大和線
- 「駒沢大学」⇒「駒沢高校」 グリーンランド線
- 「駒大通」⇒「駒園5丁目」 長岩線、岩夕線、志文線ほか
- 「金子」⇒「流通団地入口」 同上
- 「緑成園前」⇒「ふじ町2条2丁目」 同上
- 「東15号」⇒「ふじ町2条5丁目」 同上
- 「ポリテクセンター前」⇒「労災病院前」 滝岩線、三笠線、栄町線
- 「豊正校」⇒「豊正公民館」 月形線
- 「北電生協」⇒「北電社宅」 砂川市内線
- 「北電アパート」⇒「西4条南22丁目」 同上
- 「多度志小学校前」⇒「多度志神社前」 北空知バス(多度志線、沼田・多度志線)
資料協力/各駅倉庫さん
江部乙地区バス停にベンチ (1997年6月23日)
滝川市江部乙地区にある中央バスと北空知バスの「江部乙駅通」「11丁目」など8か所のバス停に23日、真新しいベンチがお目見えした。これまで8か所のバス停にはベンチがなく、お年寄りらが道路の縁石などに腰掛けて危険という話を聞き、地元の建設業者で構成する江部乙建友会(26社)が地域のために製作、寄贈したもの。
滝川ふれ愛の里線スタート! (1997年6月29日)
中央バスは滝川市郊外に29日オープンした温浴施設「滝川ふれ愛の里」と滝川市街地を結ぶ「滝川ふれ愛の里線」(滝川ターミナル〜滝川ふれ愛の里)を同日午後から運行開始する。バスは日中時間帯に1日6往復走らせ、片道13分。料金は大人160円、小人80円、滝川市敬老パスも利用できる。ただし29日は滝川ターミナル発13:15が初便となる。この路線は滝川市から交通確保の要請があり、市が約124万円を負担することで運行が実現した。
- 停車停留所=滝川ターミナル NTT前 市役所通 滝川農協前 本町局前 第一小学校前 1丁目通(新設) 幸町1丁目(新設) 幸町2丁目 百年記念塔入口 泉町 川の科学館入口(新設) 滝川ふれ愛の里(新設)
富良野・小樽線スタート! (1997年7月12日)
中央バスは夏季限定の高速バス「富良野・小樽線」を7/12(土)〜8/17(日)の土日祝のみ、1日3往復運行する。小樽、富良野のお祭りシーズンにあわせ今年から運行するもので、途中札幌駅前、赤平、芦別の各ターミナルを経由、小樽〜富良野間を約3時間20分で結ぶ。小樽からの運賃は、赤平まで片道2,000円、芦別まで2,100円、富良野まで2,500円、小人は半額。
- 運行ルート=小樽駅前〜(札樽道)〜札幌駅前ターミナル〜(道央道)〜赤平ターミナル〜芦別ターミナル〜富良野ターミナル
- 発車時刻=小樽発7:25 14:25 15:25、富良野発8:00 9:00 15:00 (所要3時間18分)
滝川市ペイントバス (1997年9月30日)
中央バス滝川営業所にこのほど、滝川の観光名所などのイラストをあしらった滝川市のカラーペイントバス(広告バス)がお目見えした。市の観光PR「たびたびたきかわ観光キャンペーン」の一環で、同営業所の路線バス1台(札幌22か1113)を全面的に塗り替え、鮮やかなスカイブルーやグリーン系の下地に、滝川名物のグライダーや丸加高原、ふれ愛の里のイラストが描かれている。製作費は105万円、ほかに年間広告費が約88万円かかる。運行期間は3年間の予定で「滝の川団地線」「滝川ふれ愛の里線」などの滝川市内・郊外線で走らせる。これを祝って運行初日となる30日、市役所前で市長らがテープカットを行い、運転手に花束が手渡された。
冬ダイヤ改定による変更 (1997年12月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【運賃改定】
- 道北バスと旭川電気軌道の運賃アップに伴い、同じ運行エリアをもつ中央バスと北空知バスの競合路線も同一運賃に値上げする。旭川市内の特殊区間制運賃は半区(初乗り)150円→160円に引き上げるなど、1〜4区をそれぞれ10円ずつアップ。おもな新料金は旭川〜紋別間2,950円→3,100円、旭川ターミナル〜北都商業間330円→340円など。
【高速バス】
- 高速いわみざわ号(札幌〜岩見沢)=1本増便、また札幌終発は30分延長して22:55となる。ただし日祝は運休。
- 高速くりやま号(札幌〜栗山)=栗山発11:00、17:30の2本増便。新たに札幌〜南幌間の往復乗車券(1,450円)、区間指定回数券(4枚綴り2,740円)を発売する。乗車券は田島一誠堂、ローソン南幌町店で委託販売する。
【岩見沢管内】
- 日の出南線(岩見沢ターミナル〜かえで団地)=岩見沢ターミナル発11:20、20:25の2本を「東高校前」まで延長する。
夏ダイヤ改正による変更 (1998年4月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【高速バス】
- 高速ふらの号(札幌〜富良野)=「東滝川」「茂尻」「平岸」の3停留所を増設。また夏休み限定の富良野〜小樽間延長便は3→2往復に減便。
- カナディアンワールド号(札幌〜カナディアンワールド)=カナディアンワールドの公園化に伴い廃止。
- 高速いわみざわ号(札幌〜岩見沢)=岩見沢発午前6:30(始発便)、札幌発午前8:55の2本増便。
- 高速くりやま号(札幌〜栗山)=昨年4月と12月の増発便が好評を得たため、栗山発10:30と札幌発18:30を2本新設して6往復となる。このため、くりやま号とゆうばり号の一部ダイヤが変わる。
【岩見沢管内】
- 万字線(岩見沢ターミナル〜美流渡交通センター)=1日オープンした「毛陽交流センター」まで1.8㌔延長する。
【新設停留所】毛陽交流センター
- 岩見沢市内線(Aコース)、自衛隊線、グリーンランド線(夜間営業期間)、長岩線を減便。
- 日の出台線=増便。
- 志文・木工線(岩見沢ターミナル〜木工団地・志文団地)=岩見沢発20:50を長岩線(岩見沢ターミナル〜栗沢駅前)に切り替え、木工団地止の1往復を志文団地まで延長する。
- 三笠・幌内線(三笠ターミナル〜中央町)=幌内中の廃校に伴い、中央町発午前7:43を市立病院経由に振替える。
【砂川管内】
- 上砂川町内循環バス(下鶉3丁目〜町立診療所〜下鶉3丁目)を新設。両回り2本ずつ2往復し、日祝は運休。所要時間24分。運賃は大人150円、小人80円の均一料金。下鶉、緑が丘、鶉若葉台地区の交通不便地域解消策として町が年間400〜500万円を補助する。
【停車停留所】下鶉3丁目(新設) 下鶉 鶉本町 鶉駅前 上砂川中学校 上砂川球場前 東鶉 上砂川役場 商工会議所 上砂川駅前 朝陽台 町立診療所 (中町折返し) 町立診療所 朝駒2条2丁目(新設) 弓道場(新設) 鶉5条2丁目(新設) 雇用促進住宅前(新設) 緑が丘4条1丁目(新設) 緑が丘4条3丁目(新設) 下鶉2丁目(新設) 下鶉南(新設) 下鶉生活館(新設) 下鶉3丁目(新設) ※全便復路は「砂川ターミナル」まで延長運行する
- 上砂川線=町内循環バス新設に伴い6本減便。
【芦別管内】
- カナディアンワールド線(芦別ターミナル〜カナディアンワールド)=芦別温泉〜カナディアンワールド間を廃止し「芦別温泉線」となる。
【廃止停留所】花木園前、カナディアンワールド
【新設停留所】
- 海洋センター前(川の科学館入口〜ふれ愛の里間) 滝川ふれ愛の里線
【道北・阿寒】旭川―釧路間に5停留所増設 (1998年4月1日)
道北バスと阿寒バスが共同運行する都市間バス「サンライズ旭川・釧路号」(旭川〜釧路間)に1日から「愛別橋」「上川ポンモシリ」「津別町」「阿寒町」「星が浦大通4丁目」の5停留所を増設する。先月28日から旭川〜釧路・函館間など北海道エアシステム(HAC)就航への対抗措置だが、道北バスでは「バスを利用しているのは若者や単身赴任者、主婦ら時間がかかっても低料金を求める人。片道50分〜1時間で1万4200円のHACとはすみ分けができるのでは」と話している。
また新サービスとして、回数券と往復券を導入する。回数券は4枚つづりで1万8500円、往復券は9680円と、これまで以上に価格の安さをアピールする構え。
滝川市内でギャラリーバス (1998年7月25日)
中央バスは7/25(土)〜8/16(日)の夏休み期間中、滝川市内で「滝川市内循環 ギャラリーバス」を運行する。同社滝川ターミナルから市内の観光スポットを約35分でぐるっと1周し、9:30〜16:30まで1時間おきに1日8本を運行。車両は「子どもの国線」に使われるカラフルなペイントバスが使われ、車内には市内の子供たちが描いた絵も展示される。乗車券はバス車内と滝川ターミナルで販売する1日乗車券「1日フリーパス」のみ利用できる。パスは大人300円、小人100円。
【停車停留所】
- 滝川ターミナル スカイパーク(臨時) 啓南団地 美術自然史館(臨時) 緑町団地 市民会館(国学院短大) 滝の川運動公園 工業高校前(臨時) ふれ愛の里 海洋センター 川の科学館 百年記念塔入口 第一小学校 滝川農協前 市役所通 滝川ターミナル
北空知バスの運賃アップ (1998年11月5日)
中央バスの運賃値上げにあわせ、北空知バスも5日から運賃を値上げする。沿線の過疎化や景気停滞に伴う「乗り控え」による大幅減収がおもな理由。これまで黒字経営だった同社は一般乗り合いバス部門の業績悪化により、昨年度決算で初の赤字に転落していた。
【運賃改定】
- 平均値上げ率は9.6%。中央バスから分社以来、昨年4月の消費税転嫁を除き初の値上げとなる。
- 初乗り運賃は130円→140円、1㌔ごとの基準賃率は21円70銭→23円80銭にアップ。
- 定期券(1ヶ月)は通学、通勤とも7.4%〜14.5%値上げするほか、企業定期券(企業などが5枚以上一括購入する場合に30%割引)を新設。
- おもな新料金は深川〜滝川間490円→520円、深川〜旭川間620円→670円、深川ターミナル〜納内間210円→230円、深川市役所〜妹背牛商業高校間260円→290円など。
冬ダイヤ改正による変更 (1998年12月1日)
1日からダイヤ改正を行う。
【岩見沢管内】
- 上志文スキー場線(岩見沢ターミナル〜上志文スキー場)を廃止。
- 南美唄線(美唄ターミナル〜南美唄6丁目)を減便。平日9時〜16時台が20分→30分間隔になる。
- 中央バス栗山ターミナル(中央3)=JR栗山駅&駅前通りの再開発により年明け早々にも解体。このため現ターミナル裏にある商店街の無料駐車場跡に仮ターミナルと仮事務所が設けられ、道が整備する駅前広場のバスターミナル完成後は移転する予定。ターミナル跡地は商店街のメイン駐車場として活用する。
【滝川管内】
- 滝川営業所にワンステップバス(札幌200か・・41と43〜45)を導入。
- 滝岩線(滝川〜岩見沢)直通便を廃止。滝川〜奈井江高校、滝川〜美唄、美唄〜岩見沢、奈井江〜岩見沢間の運行に変わる。
- 砂川市内線(砂川ターミナル〜北電社宅)を廃止。
- 砂川市民スキー場線(砂川ターミナル〜市民スキー場)を廃止。
- 向ヶ丘線(砂川ターミナル〜ないえ温泉)=市内線廃止に伴い平日のみ、ないえ温泉発7:31、9:00の2本を北電地区経由で運行する。
【北空知バス】
- 深川市内線(深川ターミナル〜農高〜曙団地)=1往復減らす。
- 多度志線(深川ターミナル〜多度志)、深川・多度志線(多度志市街〜沼田駅前)、ちっぷゆう&ゆ線(ちっぷゆう&ゆ前〜深川ターミナル)は発着時刻が変わる。
【停名変更】
- 「上志文小学校」⇒「萩の山スキー場」万字線
【増設停留所】
- 「日東入口」札芦線、札滝線 ※滝岩線直通廃止による
夏ダイヤ改正による変更 (1999年4月1日)
1日(木)からダイヤ改正を実施。利用減少が続く岩見沢市内や郊外線で路線の大規模な統廃合を行い、あわせて95便を減らす。
【高速バス】
- 都市間高速バスを全席禁煙化。
- 高速ふらの号(札幌〜富良野)=「野花南」「4番通」「島の下駅前」の3停留所を増設。※島の下駅前は新設、富良野線廃止に伴う
- 特急札芦線、特急札滝線=「空知工場前」停留所を増設。また「奈井江」停留所を駅前に移し「奈井江駅前」に名称変更。
【岩見沢管内】
- 自衛隊線(岩見沢ターミナル〜自衛隊前)=全便「日の出台経由」に変更する。これに伴い、日の出台線(岩見沢ターミナル〜日の出台)は減便する。
【旧】岩見沢ターミナル〜(現行)〜まむれ団地〜栄通〜自衛隊前
【新】岩見沢ターミナル〜(現行)〜まむれ団地〜日の出台〜栄通〜自衛隊前
- 美園南町線(岩見沢ターミナル〜南町7条4丁目)=通学時間帯に岩見沢西高経由(1日2本)新設。
【停車停留所】岩見沢ターミナル〜(現行)〜市民会館前 市立病院通 スポーツセンター前 岩見沢西高(新設) 美園小学校前〜(現行)〜南町7条4丁目
- 大和線(岩見沢ターミナル〜大和7丁目)=稲穂児童会館前〜大和7丁目間のコースを切り替え循環系統となる。
【停車停留所】岩見沢ターミナル→(現行)→稲穂児童会館前→大和町(増設)→大和5丁目(増設)→大和7丁目(移設)→大和町3条7丁目→やまと公園→稲穂児童会館前→(往路と同じ)→岩見沢ターミナル
- 幌向線(岩見沢ターミナル〜南4条つくし公園)=4条通経由を廃止、全便市立病院経由に振替える。
【廃止停留所】 4条西10丁目 4条西15丁目
- 万字線(岩見沢ターミナル〜毛陽交流センター・万字簡易局前)=全便グリーンランド経由に切り替える。
【停車停留所】岩見沢ターミナル〜(現行)〜駒園8丁目(増設)〜グリーン団地(新設)〜緑ヶ丘6丁目(増設)〜南が丘〜グリーンランド〜いわみざわ公園〜旧渡船場〜(現行)〜毛陽・万字方面
【廃止停留所】岩見沢営業所 冷水 8線 志文元組 昭和
- グリーンランド線(岩見沢ターミナル〜グリーンランド・いわみざわ公園)=岩見沢ターミナル〜いわみざわ公園系統(4往復)を廃止して万字線の一部に組み込むほか、岩見沢ターミナル〜グリーンランド系統は減便する。
- 木工団地線(岩見沢ターミナル〜木工団地)=6往復を廃止し、長岩線、志文団地線の一部に組み込む。
【滝川管内】
- 滝旭線(滝川〜旭川)=深川温泉観光ホテル倒産のため「深川ホテル経由」を廃止して音江経由に振り替える。
【廃止停留所】深川ホテル前(沖里河〜音江分岐点間)
【砂川管内】
- 上砂川町内循環線(下鶉3丁目→砂川ターミナル)を廃止。わずか1年間の運行でした…。
【廃止停留所】下鶉3丁目 下鶉生活館 下鶉南 下鶉東2丁目 緑が丘4条3丁目 緑が丘4条1丁目 雇用促進住宅前 鶉5条2丁目 弓道場 朝駒2条2丁目
- 向ヶ丘線(砂川ターミナル〜ないえ温泉)=北電アパート経由(復路2本)を廃止するほか「奈井江駅前」停留所を駅前広場に移転する。
【廃止停留所】北電正門前 北電社宅 西4条南22丁目
- 上砂川線=上砂川岳温泉・仲町・東町→上砂川駅前系統を廃止。
【芦別管内】
- 富良野線(芦別ターミナル〜野花南・富良野)を廃止。
【廃止停留所】上芦別 1番通 2番通 3番通 5番通 野花南小学校前 営林署 落辺 拓進 空知川ゴルフ場 島の下入口 清水山入口 学田4区 学田3区 学田2区 市場前
【北空知バス】
- 深川市内線、更深線、多度志線、和線、深旭線=これまでの運休日のほか、第2・第4土曜も運休する。
【停名変更】
- 「奈井江」⇒「奈井江駅前」 滝岩線、特急札芦線、特急札滝線、高速そらち号(空港行きのみ、芦別行きは現行通り) ※奈井江町などからの要望を受け、国道側から駅前広場に移設
- 「光陵中学校」⇒「春日町1丁目」 岩見沢市内線、グリーンランド線
北空知バスにワンステップバス (1999年7月3日)
北空知バス(本社・深川市)は同社初となる低床ワンステップバスをこのほど導入、3日から深川市内の路線などに走らせる。バスは日野自動車製の新車で、車両型式はKC-HU2MPCA。ナンバーは「旭川200か・・22」。従来のバスより乗車口の段差が低くステップは1段。車イスでもラクに乗れるよう手動スロープが装備されており、車内は車イスを固定できるスペースが設けられているほか、車高調整装置により車体を上げ下げできるため、デコボコ道や雪道の走行でも支障がないという。方向幕部分には液晶タイプの行先表示器が取り付けられている。同社では事前に連絡をもらえれば希望する時間、路線に配車したいと利用者などに呼びかけている。
深川市内循環バス試験運行 (1999年11月1日)
北空知バスは11/1(月)〜14(日)の2週間、深川市内で「市内循環バス」の試験運行を実施する。お年寄りなど市民の声を受け、同社深川ターミナルを起点に、路線バスの走っていない公共施設や住宅街など20ヶ所に停留所を設け「総合体育館先回り」と逆回りの「東商業高校先回り」の総延長9㌔のコースを約26分で一周する。同社は市の協力を受けながら基礎データの収集、既存路線バスの影響、地域の潜在需要などを調査し、導入の可否を判断する。バスは25席の小型バスを使い、両コースとも9〜15時まで3〜4本ほど運行し、料金は大人・小人とも全区間一律100円の特別運賃。定期券や回数券は利用できない。
(※この試験運行では延べ532人が利用、1便当たり5.4人と採算ラインを大きく下回り、定期運行には至らなかった…)
【停車停留所】
- 深川ターミナル 深川大橋 一已5丁目通 一已6丁目通 総合体育館前 一已7丁目 深川市役所通 一已公民館前 イチャン農協前 北光町2丁目 新光町1丁目 三和会館前 錦町 拓殖大学前 深川西高前 文西分館前 西町22番 深川小学校前 道営住宅前 深川東商業高校前 深川ターミナル
冬ダイヤ改正による変更 (1999年12月1日)
1日(水)からダイヤ改正を実施。
【高速バス】
- 特急札芦線、特急札滝線=「労災病院前」(4条東15丁目〜三笠入口間)を増設、「4条東15丁目」は廃止する。
- 高速たきかわ号(札幌〜滝川)=砂川経由便に「障害者能力開発校」「宮川町」の2停留所を増設。また滝川IC経由便の土日祝ダイヤを17→11往復に大減便、平日と同じ運行時間になる。
- 高速びばい号(札幌〜美唄)=3→2往復に減便。
- 高速ゆうばり号、高速くりやま号は「南幌線」(江別〜南幌)の廃止に伴い「南8線」(江別東インター入口〜町立病院間)を増設。
【岩見沢管内】
- 大和線(岩見沢ターミナル〜大和7丁目)=大和7丁目発の早朝便2本を大和町発に変更。
【滝川管内】
- 上砂川線(砂川ターミナル〜上砂川温泉)=7→3往復に減便。
【北空知バス】
- 旭川沼田線(旭川ターミナル〜深川ターミナル〜沼田駅前)を新設。1日3往復、大人片道900円。停車停留所は深旭線(普通便)や沼田線と同じ。
- 上記新設に伴い沼田線、深旭線を減便。沼田線は発車時刻を一部変更する。
【新設停留所】
- 「ダイエー前」(一心橋〜精肉センター前間) 幌向線
※「一心橋」は約100㍍岩見沢寄りのゼビオ前に移設。
- 「スキー場入口」(南が丘〜グリーンランド、グリーンランドスキー場間) 万字線、グリーンランド線、グリーンランドスキー場線
- 「志文10線」(いわみざわ公園〜旧渡船場間) 万字線
【廃止停留所】
- 「共栄橋」(東毛陽〜大平間) 万字線
- 「巴町」(巴公団前〜睦町間) 同上
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