中央バス最新NEWS

小樽管内 1980年代

1980(昭和55)年〜1989(平成元)年

天狗山ロープウェイ線増便 (1980年1月19日)


中央バスはスキー客の増加に伴い、19日から天狗山ロープウェイ線(小樽駅前〜天狗山ロープウェイ)を3往復増便。運行時間は次の通り。
【小樽駅前発】17:05 17:35 19:35、【天狗山ロープウェイ発】17:30 18:00 20:00(最終)

小樽国体記念乗車券発売 (1980年1月30日)


中央バスは2/14〜17まで小樽市の天狗山スキー場を中心に開催される「第35回国民体育大会冬季大会スキー競技会」(小樽スキー国体)に協賛し、小樽国体に多くの観客を呼び込もうと、30日から道央地区の各営業所で記念乗車券を発売する。

 乗車券はタテ8㌢×ヨコ22㌢の大きさ。表はメイン会場の天狗山からみた小樽市中心部のカラー写真、裏は天狗山スキー場を図で紹介している。小樽駅前〜天狗山間のバス券(80円)2枚と天狗山ロープウエイ往復券(450円)のセットで1枚610円、有効期間は3月末まで。発売枚数は1万枚。

 なお各会場への交通機関は、開会式場(小樽公園グラウンド)には札幌からバスで「公園通り」下車、ジャンプ・大回転会場(天狗山スキー場)には、小樽駅前発の中央バス「天狗山スキー場行き」終点下車(80円)、距離会場(からまつ公園)には、小樽駅前(駅前第一ビル前)発の中央バス「最上町行き」終点下車、徒歩約7分となっている。

小樽夜景コースをスタート! (1980年7月12日)


中央バスの夏の定期観光バスに12日から「小樽夜景コース」が登場する。同社の定期観光は「小樽マリーンコース」「うしおコース」など計5コース運行されているが、最近の小樽ブームで新たな小樽市内の観光地をめぐる路線を運行することにした。

 同コースは中央バス札幌ターミナルを午後5時に出発、小樽の北一ガラス工房、天狗山の美しい夜景見物などを楽しみ、所要時間4時間半、料金は夕食付きで大人2,000円、小人1,430円。運行期間は7/12〜8/20まで。※同コースは好評につき9/7まで期間延長

銭函地区バス競願に (1980年7月)


小樽市銭函・桂岡地区のバス路線をめぐって、地元住民が作った新会社と中央バスの競願になっている。同地区は1967年に市が団地を造成して以来人口が急増しているが、交通の便が悪くバス路線申請の動きもないことから、地元で商店を経営する木津喜一郎さん発起人代表の銭函バスが7月15日、札幌陸運局に2路線を申請した。

 ところが7月下旬になって、中央バスがほぼ同じ路線を陸運局に申請、29人乗りマイクロバスで1路線走らせる計画を立て、両社の競願という形になった。中央バスは当初、この地区の細かなバス輸送は国鉄バスが行っているため新規路線の計画はなかったが、国鉄側に営業する考えがないことがわかり、住民の要望も根強いため新路線の運行に踏み切ったと話している。

 申請を受けた陸運局では早ければ年内に審査を始めたいとしているが、来年度には銭函駅前広場が整備され、大型バスの乗り入れも可能になるとあって、路線の早期実現を望む地域住民からは期待の声が高まっている。両社の申請内容は次の通り。

運賃改定による変更 (1980年8月6日)


中央、ニセコ両バスなど道内私バス23社の路線運賃が6日から一斉に値上げされる。燃料費の高騰や後志、空知地区の利用者減少、また小樽・天狗山スキー場のロープウエー新設による減価償却費の大幅増などがおもな理由。

奥沢線を小樽駅まで直通運転 (1980年10月1日)


1日から中央バス[16]奥沢線(南小樽駅前〜天神町間3.7㌔)を国道経由で小樽駅前まで約1.5㌔延長する。この路線延長は十数年前から地域住民から要望が出ていたが、国道拡幅の進展で今秋から国道の渋滞が大幅に緩和されてきたため延長に踏み切った。

 バスは1日70往復するが、南小樽駅を利用する通勤・通学客向けに朝夕は現行系統も残した。ただ南樽地区へ乗り入れる系統が日中はゼロになるため同地区住民らが強く反発しており、住吉・信香など関係6町会住民代表10人は南樽地区経由で小樽駅へ向かうルートに変更するよう市議会へ陳情している。

(10月から延長する中央バス奥沢線)

冬ダイヤ改正による変更 (1980年12月1日)


1日から冬ダイヤに改正。

銭函・桂岡線スタート! (1981年2月1日)


中央バスは1日から小樽市銭函の桂岡団地に「銭函・桂岡線」(銭函浄水場〜一鉄鉄工所前間 4.9㌔)を運行する。かねてより地元から要望が出ており、昨年7月に地域住民が設立した銭函バスが路線申請をして以来、これを追う形で中央バスとハイタク会社のこだま交通の2社からも申請が出ていたが、昨年末に中央バス1社に認可が下りた。同社ではバス停や乗務員詰め所など設置に奔走した結果、早くも1日から運行する運びとなった。

 バスは1日18往復(日祝は16往復)で所要時間は約15分。駅前道路が狭いため車両は29人乗りマイクロバスを使用する。運賃は2区間制で1区が片道大人80円、2区は90円。回数券、定期券は仲川商店(桂岡町25)と長嶋商店(銭函2)の2ヶ所で取り次ぐ。

 同団地は市が1967年に造成、住宅が約100戸立ち並んだ72年ごろから生協スーパー手稲店(76年末から同稲穂店)が特売日とぶつかる毎週金曜のみ、中央バスの大型バスをチャーターして無料の買い物バスを走らせているが、これまで定期バスは乗り入れていなかった。

夏ダイヤ改正による変更 (1981年5月1日)


1日から夏ダイヤに改正する。

冬ダイヤ改正による変更 (1981年12月1日)


1日から冬ダイヤに改正。

夏ダイヤ改正による変更 (1982年4月21日)


21日から夏ダイヤに改正する。

運賃改定による変更 (1982年8月1日)


中央バス、ニセコバスを含む道内私バス23社、および函館市営バスの路線運賃が1日から一斉に値上げされる。人件費・燃料費など輸送コストの上昇、過疎化による利用者の減少などがおもな理由。

フリー乗降バス運行 (1982年8月1日)


中央バス余市営業所は農村の過疎化によるバス離れを防ごうと、1日から赤井川、銀山両線で同社初の「フリー乗降制度」を導入する。駐停車禁止や見通しの悪いところを除き、停留所以外でもバス路線上ならどこでも自由に乗り降りできるシステム。道内では今春から道東で国鉄バスと2社がこのサービスを実施している。

 一般ドライバーの追突防止のため、バスの後部窓に「フリー乗降バス 上山道-赤井川」などの表示板を掲示するほか、自由乗降区間の開始と終了地点の道路端に「フリー乗降バスの運転区間です。追突にご注意下さい」「ご協力ありがとうございました」と書かれた看板を立てる。自由乗降区間は次の通り。

余市営業所移転 (1982年11月21日)


中央バスは21日から余市町梅川町の余市営業所を大川町に移転する。移転先は5年前までバス発着所のあった国道5号線の大川十字街角地に建つ2階建て旧営業所ビル。

 旧営業所時代、交差点内をバスが頻繁に発着するため交通事故の危険が指摘され、梅川町に移転した経緯があり、その後バスの発着所も近くに移し、1階をゲームセンター、2階を化粧品、すし屋などに賃貸していたが、この場所は町の一等地にあり交通量も多く、営業所に最適という事で元の場所に戻ることになった。

 営業所移転により、今春開設された大川十字街待合所の定期・回数券窓口は廃止。団体貸切バスなどの営業活動も含め、窓口業務が一本化される。

 同社は営業所の小樽側に隣接する旧北電支店跡も含めて再開発し、人口が増加しつつある余市の"顔"となるようなユニークなビルを建設する構想も練っているという。

(写真:移転先となる中央バス旧余市営業所)

冬ダイヤ改正による変更 (1982年12月1日)


1日から冬ダイヤに改正。

夏ダイヤ改正による変更 (1983年4月10日)


10日から夏ダイヤに改正する。

古平海水浴場前バス停設置 (1983年7月)


海水浴シーズンを迎え、国道229号線の古平トンネル手前にこのほど中央バスの「古平海水浴場前」臨時停留所が設けられた。設置するのは夏休み期間中の7月下旬〜8月20日まで。

余市町内にメロディーバス登場 (1983年8月1日)


中央バス余市営業所は1日から、登線(大川十字街〜大登)に童謡や唱歌を流しながら走る"メロディーバス"を走らせる。同線は神社前〜大登間(6.2㌔)にバス停以外でも乗降できる「フリー乗降制」を4月10日から採用したが、この路線は1日4往復しかなく1台逃すと次のバスまで待つ時間が長いため、同社はこのほど国の運輸事業振興助成交付金を受け、フロントの屋根に2個のスピーカーを取り付け、運転席に設置したテーププレイヤー付きアンプからメロディーを流して利用者にバスの接近を知らせることにした。流れるのは往路の大川十字街発が「富士の山」、帰りの大登発は「ふるさと」の2曲。

冬ダイヤ改正による変更 (1983年12月1日)


1日から冬ダイヤに改正。

夏ダイヤ改正による変更 (1984年4月10日)


10日から夏ダイヤに改正する。

泊原発建設によるルート変更 (1984年5月31日)


北電・泊原発建設に伴う国道229号線(堀株〜茶津間、約2.2㌔)の付け替え工事により、新ルートが開通する31日午後2時から中央バス神恵内線(岩内〜盃温泉街・赤石)の経路が切り替わる。

 新ルートの開通後は海岸線を走る原発敷地内の現国道(約1.7㌔)が交通止めになるため「ヘロカルウス」停留所は廃止、バスは袋小路となる堀株停留所にいったん寄り、Uターンして新ルートを通るようになる。これに伴って小樽土現が堀株停留所前にバスが方向転換する"Uターン路"をこのほど整備、工事費は北電が負担した。

 堀株市街地から原発敷地境界までの774.5㍍は袋小路の村道となるが、今後は原発の建つヘロカルウス丘陵の切り崩しなど整地工事が本格化する。

【旧ルート】堀株〜ヘロカルウス〜茶津
【新ルート】堀株〜(ほりかっぷトンネル)〜茶津
【廃止停留所】ヘロカルウス

小樽博シャトルバス (1984年6月10日)


21世紀の未来をダイナミックにうたいあげる一大祭典「'84小樽博覧会」がいよいよ10日から開幕するが、中央バスは期間中の6/10〜8/26までメイン会場の勝納ふ頭と小樽駅を結ぶ臨時シャトルバスをピストン運行するほか、"EXPO景気"を当て込んで会場と天狗山ロープウエイ、札幌市内を結ぶバスを走らせる。また勝納会場からもうひとつの会場「ピアIRONAI」(色内ふ頭)までは海上タクシー「はつかり」が片道15分で1日約10往復する。シャトルバスの時刻は次の通り。

ニセコバスが立て看板設置 (1984年6月23日)


ニセコバスは10日から雪どけにより倶知安〜山の家〜ニセコ線の運行を再開したが、山菜採りシーズンを迎たニセコ山系では、例年この道路にマイカーの路上駐車が横行、バス運行に支障をきたしているため、同バスと倶知安警察署の連名でこのほど注意を促す看板が取り付けられた。

 とくに支障が出るのがニセコアンプリ北側を走る倶知安町ワイススキー場〜ニセコ山の家(五色温泉)〜蘭越町湯本温泉間の10㌔の区間。未舗装のうえ道幅がセマく、ふだんから車両のすれ違いがやっとで、とくに山菜シーズンになると平然と路上駐車したまま入山するドライバーが後を絶たず、バスのダイヤが遅れるのが日常化している。

 そこで今年も同区間5ヶ所に「この道路は大型定期バスの路線です。バスが通れる様道路を広くあけて駐車願います」と書かれた警告看板を設置、運行に支障がないよう入山者に訴えている。

運賃改定による変更 (1984年8月1日)


中央バス、ニセコバスなど道内私バス25社と函館市営、国鉄バスの路線運賃が1日から一斉に値上げされる。

銭函駅前広場に乗り入れ (1984年8月1日)


国鉄銭函駅前広場(約1000平方㍍)が先月25日に完成したのを祝って、小樽市や国鉄、町内会関係者ら集まって1日、盛大にテープカットが行われた。広場にはレンガをモザイクに敷き詰めた歩道や、ハイヤー・マイカーの駐車スペース、緑地帯などが整備され、中央バスの銭函・桂岡線(銭函浄水場〜一鉄鉄工所前)も駅正面まで乗り入れる。広場中央にはこだま交通の賛助で、版画家一原有徳氏の手掛けたモニュメント「炎」がそびえ立ち、駅利用者や海水浴客らの目を楽しませている。

冬ダイヤ改正による変更 (1984年12月1日)


1日から冬ダイヤに改正。

夏ダイヤ改正による変更 (1985年4月10日)


10日から夏ダイヤに改正する。

国鉄岩内線廃止による変更 (1985年7月1日)


国鉄岩内線(岩内〜小沢間14.9㌔)は30日で前身の岩内馬車鉄道から数えて75年という長い歴史に幕を閉じるが、これに伴いニセコバス岩内営業所では、1日から廃止代替バス「小沢線」(岩内ターミナル〜小沢駅)をスタートさせる。バスは1日9.5往復走らせ、現行の倶知安線(倶知安〜小沢〜岩内、16往復)と合わせると1日25往復半に増強される。新たに「共和高校前」など3停留所を設け、岩内・共和両高校生の通学の便にも配慮した。

 同社には転換交付金のうち初期投資交付金として1億7400万円が支払われ、このうち5千万円で大型バス4台を購入、将来は岩内駅跡地に車庫とバス発着所を建設し、5つの待合所も改築するプラン。新ターミナルが完成するまでは旧国鉄岩内駅舎に仮営業所と待合室が設けられる。

 このほどお披露目されたニュー・フェイス4台はいずれも日野自動車製、同社おなじみのブルーと白の横じまが入った前ドアタイプの車両で、定員76人乗りのロマンス車と86人乗りセミロマンス車が各2台ずつ(札22あ4187〜90)。1日からこの路線に入れ、回送バスは町内の中央バス相生車庫に駐車する。

冬ダイヤ改正による変更 (1985年12月1日)


1日からダイヤ改正を行う。

夏ダイヤ改正による変更 (1986年4月10日)


10日から夏ダイヤに改正する。

運賃改定による変更 (1986年8月1日)


中央バス、ニセコバスを含む道内私バス21社の路線運賃が1日、一斉に値上げされる。これにあわせ、中央バスは札幌〜小樽間など主要22区間で約4〜7%ほど割引となる往復運賃制度を新設するほか、停留所の新設などもあわせて実施する。

高速くっちゃん号スタート! (1986年10月1日)


中央バスは1日から高速くっちゃん号(札幌〜倶知安)を新設する。札幌〜小樽間は札樽道経由となり、同社自慢のデラックスバス(ハイデッカー車)で札幌〜倶知安間を2時間20分で結ぶ。1日2往復し、運賃は片道大人1,300円(小人半額)。

 同社はこれまで小樽〜倶知安間に特急便1往復を運行しているが、この11月から国鉄が札幌〜函館間を小樽回りから千歳回りに変更するのに対応した。また同日から高速おたる号(札幌〜小樽)も5往復増やし26.5往復に増強する。

冬ダイヤ改正による変更 (1986年12月1日)


1日から冬ダイヤに改正。

高速しゃこたん号をスタート! (1987年8月24日)


中央バスは24日から急行札美線(札幌〜美国間2往復)の潮見台〜琴似本通間を国道5号線から札樽自動車道に切り替えて15分スピードアップ、愛称を「高速しゃこたん号」に変更する。これに伴い、国道沿いの9停留所(築港駅前、東小樽、朝里町、張碓、桂岡、銭函、星置橋、手稲鉱山通、手稲本町)には停車しなくなる。

 また高速おたる号(札幌〜小樽間)もことし3月の増発に次いで、さらに4往復ふえて40往復半となり、これで札樽間の高速バスは計64往復半に増強され、今月増便したJR快速列車に対抗する。

 また昨年11月、8年ぶりに復活したJRバスの札樽間高速バスも来月1日から9→12往復に増強され、新たに札幌市内の「市立病院前」と「北1条西17丁目」に停留所が設けられる。

札樽道に桂岡バス停を (1987年10月3日)


小樽市桂岡団地の住民から「札樽自動車道に高速バス停を新設してほしい」と要望が出ていた問題で、市議会はこのほど住民の陳情を全会一致で採択、市も実現に向けて日本道路公団や中央バスと正式に交渉することになった。

 同団地は人口約3,700人を抱える新興ベッドタウン。札樽道のすぐ目の前にあるが、札幌や小樽に出るにはバスでいったん国道5号線かJR銭函駅まで出て、バスか列車に乗り継がねばならず、町内会などから高速バス停新設の要望が高まっていた。

 今回の市議会採択を受け、市も今後は道路公団側と交渉していく構えだが、高速道路にバス停を新設するには200〜300㍍にわたって取り付け道路を新設するなど、道路構造の変更や用地買収が必要なほか、これまで高速道路の建設後にバス停が追加された例はなく、実現までの道のりはまだ遠いようだ。

岩内ターミナルOPEN!! (1987年10月28日)


中央、ニセコ両バスが7月から旧国鉄岩内駅跡地に建設していた岩内バスターミナルがこのほど完成、28日から開業する。

 新ターミナルは鉄筋コンクリート造り一部2階建て、延べ350平方㍍。敷地は延べ2,300平方㍍。白っぽい外壁にカモメのデザインがあしらわれた洒落た建物。1階は待合室、売店、トイレ、両バス案内窓口と事務所、2階はバス乗務員室などがあり、屋外には5バースの乗り場を備えたバス発着用プラットホームもある。総事業費は1億5千万円。両社が共同出資し、ニセコバスは旧国鉄岩内線代替バスの転換交付金から支払う。

 これまで旧駅前にあった中央バス岩内営業所の待合室は老朽化が激しいうえ、冬場などは不便な点も多く、新ターミナルのオープンでこの冬からグンと便利になる。周辺には近く文化センターも着工する運びで、殺風景だった駅跡地もようやく賑やかになりそう。

冬ダイヤ改正による変更 (1987年12月1日)


1日から冬ダイヤに改正。

桂岡バス停新設は見送り (1988年1月24日)


昨年10月、小樽市桂岡町の住民や市から陳情が出ていた札樽道の高速バス停留所新設について、日本道路公団札幌建設局はこのほど市に「バス停新設は不可能」と回答した。おもな理由は次の通り。
1. 桂岡町は国道5号線に面し、ローカル路線バスの便が良い
2. 住民が設置を望む道薬科大付近から1.5㌔しか離れていない場所に高速バスの「見晴」停留所がある
3. 住民が設置を希望している場所は地形上から建設費が膨大になる

夏ダイヤ改正による変更 (1988年4月10日)


10日から夏ダイヤに改正する。

小樽観光にボンネットバス登場!! (1988年4月23日)


中央バスは23日からボンネットバスで小樽の観光名所をめぐる路線バス「小樽ロマン号」(小樽運河線)を運行する。運行期間は4/23(土)〜10/10(祝)までの毎日。9:00〜16:40まで1日11便(Aコース4便、Bコース7便)走らせ、観光客の多い7〜8月は9:00〜19:35まで1日15便(A5便、B10便)に増強する。運賃は1乗車につき大人140円、小人70円。

 ボンネットバスは新潟妙高高原で活躍していた1台を同社が譲り受け札幌で整備、車体には海のイメージのブルーと白を基調にガス灯やスキー場などのイラストがあしらわれている。定員は座席27席を含め50人。昔の制服を着た女性車掌が乗務ガイドする。

 これを記念して、同社はロマン号の記念乗車券(700円)や記念回数券(400円)、札樽線との記念セット券を小樽ターミナル窓口やバス車内などで発売する。※このバスは1日平均195人、GW期間中は1日500人を超える人気を集めた

【おたる自然の村】無料バスをスタート! (1988年6月4日)


おたる自然の村(小樽市天狗山)は6/4〜10/10までの土・日・祝日と夏休み期間中、からまつ公園〜自然の村間(約3.5㌔)にことしから無料バスを運行する。これに先立ち1日、マイクロバスを使った試運転が行われた。

 無料バスは1日8往復半。からまつ公園発は9:30〜16:00まで、昼休みを除いて40分おきに走らせ、所要時間は約10分。本年度、約450万円で購入した29人乗りのマイクロバスを使用する。同村へはこれまで公共の交通機関がなく、利用者からバスの導入を求める声が多かった。

高速ニセコ号をスタート! (1988年6月5日)


中央バスは5日からリゾート地として人気が高まっているニセコへの観光客向けに「高速ニセコ号」(札幌〜ニセコ〜昆布温泉)、「千歳・ニセコ号」(千歳空港〜ニセコ)の両線を各1往復ずつ新設する。いずれも6/5〜10/10までの夏季限定で料金は大人片道1,800円、往復3,000円(小人半額)。往復券は乗り換えも可能で、札幌〜ニセコ〜千歳空港の乗車もできる。この動きに刺激され、道南バスも7/1〜10/10まで札幌〜京極〜ニセコ〜昆布温泉間(121.5㌔)に新路線を1往復運行する予定。

桂岡町内に札樽線乗り入れ (1988年6月27日)


中央バスは27日から札樽線(札幌〜国道5号線経由〜小樽駅前、18.5往復)の全便を小樽市桂岡町内に乗り入れ、新たに3停留所に停車する。これまで町内の札樽線停留所は国道沿いの桂岡十字街付近に1ヶ所しかなく、同町住民から昨年秋高速バス停留所の新設要望などが出ていた。

 桂岡町内からの運賃は小樽駅前まで300円、札幌ターミナルまで360円、桂岡町内の乗降は110円。これに伴い札樽線の所要時間は5分延び、1時間20分となる。

冬ダイヤ改正による変更 (1988年12月1日)


1日から冬ダイヤに改正。

夏ダイヤ改正による変更 (1989年4月10日)


10日から夏ダイヤに改正する。

小樽ロマン号のミニカー発売 (1989年4月29日)


中央バスのボンネット型バス「小樽ロマン号」のミニカーが29日発売される。昨年、同型バスのプラモデルを発売した小樽市内の玩具店「シンゴトイス」(小樽市花園4)が大手ミニカー製造の「トミー」(東京)とタイアップして製作。サイズは全長7.5㌢、車幅2.4㌢、車高2.7㌢と通常のトミカと同じサイズで、側面のカラフルなイラスト部分のシールを除いてすべてタンポ仕上げ。価格は消費税込みで550円。とりあえず5,000台作り、同市内の玩具店、観光土産店のほか東京でも販売する。

運賃改定による変更 (1989年11月1日)


中央バスはとニセコバスは4月の消費税導入に伴い、1日から一般路線を値上げする。4月1日実施だと3%以上の収入増になるため、実施時期を遅らせていた。両社の値上げは1986年8月以来3年ぶり。

冬ダイヤ改正による変更 (1989年12月1日)


1日からダイヤ改正を行う。

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